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バイク修理

梅山君とTRX

 アルバイトの梅山が最近購入したTRXにお熱です。

 バイトの無い時間でメンテナンスを行っていますが、お金のない大学生に「タイアを前後、無料でやるからBT1100を仕上げて」と提案したところ、二つ返事で決まりました。歳を重ね、少しお金が自由になるとこんなにも、怠けてしまうものなのですね。

 

 

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二台のヤマハ、TRXとBT1100

 BTを動くようにしたいと常々考えてはいましたが、時間がないと言い訳をして先延ばしにしていました。

 しかし、アルバイトの梅山がTRXを買い、改造を進めたいと申し入れてきたのに加え、BT1100の修理も手伝うと言ってくれましたので、今月から来月にかけて造り上げ、車検を通したいと思います。

 仕上がった二台は試乗車にして、お客様に提案し実際に乗り味を体感してもらえるようにします。単純にセッティング変更で楽しく乗れるというだけでなく、乗り味をデザインし全てに気を配った車両がどれだけ楽しいかを知ってほしいと考えています。

 

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アルバイト募集

 アルバイト募集の広告です。

 時給は1,000円から始め、作業能力向上に伴い1,200円まで昇給します。参考に現在のアルバイトは時給1,125円が一人、もう一人は1,000ですが、4月までに社内基準を達成すれば、1,200円と1,100円に昇給予定です。1~3か月間は試用期間があり、その間は時給900円です。

 曜日は月~土の中から相談により決定致します。時間は8:00~20:00の間で可能な時間を選んで頂きます。

 現在は個人事業ですが、2年から3年後に株式会社へ移行する予定です。それに伴い社会保険を完備致します。社員採用も検討しています。

 応募要項 上記内容を理解頂ければ特にありませんが、作業で油汚れなどがあります。バイクや車、特にダンパーと車両運動に興味のある方は面白いかもしれません。条件を了承頂ければ筑波サーキットやツインリンクもてぎでの、56デザインスポルト様のレースサポート業務も体験できます。

 気軽に問い合わせください。

 

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年頭のあいさつ

 あけましておめでとうございます。

 今年は昨年からの流れを踏まえ、ダンパー製作や車両パッケージの先進化を図るつもりです。オーバーホールに関しては従来からの「どの様なダンパーでも何とかして直す」を継続し、皆様の困っている品物を解消できるように努力致します。

 本年もよろしくお願い致します。 平成三十年一月三日

 

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RVF400メンテ、代車、FG

 先日CRMの売却に伴い、下取りで入ったRVF400の整備を行いました。

 各部の注油やエンジンオイル交換等の一般整備を進め、今後は代車として活躍する予定です。たまたま入庫のタイミングでFGの発注を頂き、リザーブタンクをホースで連結するFQT11を2本製作する事にしました。RVF400・NC35用のリアサスを探している方は、発注頂ければ追加製作可能です。

 フロントフォークもSGCF・右伸び減衰、左圧減衰の調整機構に改造します。スプリングも交換し前後共にフルアジャスタブルとして、理想の乗り味を追求したいと思います。デモ車でもありますので、興味のある方は連絡頂ければ、試乗も可能です。

 

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新嘗祭(にいなめさい)キャンペーン

 世の中がハロウィーンで騒いでいましたが、当社は残念ながらその波に乗り遅れました。しかし、昔からの祝日「新嘗祭(にいなめさい)」を祝い「新嘗祭キャンペーン」を催します。

 昨年と同じく、前後サスペンションオーバーホールに際しての脱着工賃無料(一部減額のみの車両あり)です。これは本日から年内に依頼頂いた車両が対象です。

 12月にはFGのキャンペーンを用意していますので、期待してください。

 

雑記

 冶具を造る為に7075材を削りました。この材料は硬く、削ると表面が綺麗に光ります。感覚的には45Cを削るより少し柔らかい程度です。 

 自分で製作したFGのスプリングシートにアルマイトを掛けました。色見本の意味もあり、シャンパンゴールドです。

 カヤバのロッドは、減衰調整の棒が通る内部に汚れが溜まっています。ある会社でオーバーホールと同時に再メッキしたようですが、ロッド内部の汚れは洗浄していないようで、写真で見て取れますが、かなり汚い状態でした。

 最近はクアンタムの依頼を多く頂いています。今回は沖縄県からの仕事でした。当社は純正部品が一切手に入らないため、輸入販売を行う会社に許可なく勝手に加工し、オーバーホールをしています。従って、当社で作業した個体は正規店では対応しないか、部品交換が必要と言われ高額な費用が掛かると思います。それを了承いただける方は依頼下さるとうれしいです。 クアンタムは基本的に、エア抜きを機械で行えない作りになっています。改造して機械抜きが出来るようにすることも可能です。場合により費用が掛かりますが、仕上がりと耐久性が向上します。写真のダンパーはロッドに傷みがあり、自社製ロッドのSGSA16に交換しました。

 

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フロントブレーキのメンテナンス

 CRMのフロントブレーキを全分解してみました。

 中古車を購入した際は、必ず行う作業がいくつかありますが、そのうちの一つが制動装置の整備です。

 マスターシリンダー、キャリパー、スライドピンなど交換可能な部品はなるべく変えています。分解し洗浄し組み立てると、当社では工賃だけで3~4万円いただきます。新しくて綺麗ならばそれほどは掛かりませんが、写真のような汚れがこびりついた品は、ブラシで洗ったのちに真鍮ブラシで擦り、そこから超音波洗浄機に掛けます。そして遅乾性のパーツクリーナで洗い流し、グリス等を用いて部品を組み立ててゆきます。

 ブレーキ関係の部品は、パッドは当然ですが、キャリパーもマスターも消耗品です。ピストンを変えてもシリンダー側は元に戻らないので、最終的には交換するしかありません。ですが、最高の性能にはならなくても整備を行い、なるべく性能を取り戻した部品には、なんとなく愛着を持つので、それもバイクに乗る楽しみの一つです。

 

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むむむ・・・これは

 栃木県のお店からの依頼で、ハーレーのクアンタムをオーバーホール致しました。

 当社はクアンタムの専門店ではないため、全ての部品において純正を使えません。従って加工や汎用品を用いて作業を行います。

 このダンパーはとんでもない状態でした。ロッドの軸径は14mmとミリサイズでしたが、それを保持するロッドガイド(他オイルシールやダストシール等)が14.3mmとインチサイズでした。当然14mmに対して0.3mmも隙間があればガタガタです。ステッカーは製作を依頼した専門店なのは知っていますから、製造を行ったクアンタム本社か日本代理店が組んだと考えます。古いクアンタムは14.3mmを用い、新しめの製品は14mmになっています。組み立て時に間違った部品が混入したか、手元になかったので、あえて使用したのかは不明です。どちらにしても通常では考えられない誤りです。未熟な人間が組んだのか、分かっていても部品の都合でこの様な事になったのか、知る由もありません。

 普段は他社の批判を公の場では行いませんが、あまりに酷いため全てを伏せて記事を書くのは、良くないと考え同業から批判もあろうかとは思いますが、あえて公表することにしました。ケース丸ごと交換もできないため、大同メタルさんのアドヴァイスに従い、削ることが出来る製品を使い寸法を合わせ込む加工で対処しました。今までは誤魔化してた冶具も、旋盤で削り出し専用品を造りました。

 この品は昔喧伝していた、セカンダリーピストンを置くことで減圧できるために、ガス圧を低く抑えられる。と言っていた手法は取られておらず、フリピの下には大きく穴の開いた、傘のような部品があるだけでした。私見を述べると、クアンタムがガス圧を低くしなければならない本当の理由は、元来リザーブタンクを持たない構造のため、ロッドと同軸上にガス室を設ける必要があり、余裕寸法の無い所にガス室を置かざるをえず、最初から高圧ではストロークが増えるとガス反力が高くなりすぎて、使い物にならないからです。この点はダンパ単体ですが、実証実験を行いました。もちろんそれ以外にも、低圧を採用できれば浅いストロークで柔らかな動きを得られる事も上げられます。

 当社もオイル漏れや、経験不足から発生する製品不良はあります。その度にお客様にはお叱りを頂きますが、今回の件は製造メーカーの行為とは思えません。

 振り返ってみると、FGも時に飛んでもない事をしでかすため、事前に確認をしたり、問題が起こった後に対処することもありますが、十分意図はくみ取れ「粗い仕事してるな」程度で済ませられます。これから私どもも、自社製品を増やそうと考えてるため、とても良い参考案件になりました。この様な事が無いよう肝に銘じます。

 

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ホイールのチャッキング

 ブレーキディスクの修正依頼があり、施工しました。

 ブレーキディスクの振れ取りが目的で、ホイールのスプロケット側に機械加工の部分がありそこを芯に、対面のベアリングレールで倒れの確認をしたところ、5/1000mmでした。これくらいであれば問題が起こらないため、そのベアリングを回転センタで押して加工を始めました。

 ブレーキディスクは切削の跡は有りましたが、鋳物のようだったのでステンレスではなく鋳鉄と判断し切削を開始しました。最初はテスト削りを数度行い、送り速度と回転数を見極め、決まったところで本削りに入ります。その過程で表面は0.5mmの切削量で平面が出ました。

 次に裏面ですが、アダプタを製作すると時間とお金が余分にかかるので、生爪を成形し外周をチャッキングして裏面の切削を開始しました。あとは表面と同様の手順で進めました。

 今回の作業方法で大切な点は、ホイールをチャッキングして、ホイールに対しての平面を出し、その平面を利用して裏面を加工することで高い精度で平行を出す点にあります。作業の内容上、平面が重要であり円周方向の精度は求めていないのは、作業を楽にしてくれました。それでも一応外周も皮むき程度に削りC取りを行い、外観も整えました。

 今年購入した滝澤のTAL510はベッドの上振りが510mmなので、18インチホイールの450mmは楽にチャッキング可能でした。加工依頼の仕事も増え、ありがたい事ですが、失敗した場合には取り返しのつかない場合も多いので、気を引き締めなければならないと改めと思いました。

 

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