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ヤマハ R25

NSR50/NSF100のSGMFGが帰ってきました

 先日、SGMFG 002 NSR50/NSF100のFGがテストから戻ってきました。

 おおむね高評価を頂き、残すは細部の詰めです。しかしここからが難しい。高いレベルのライダーを納得させる製品を造るのは、とても時間が掛かります。春から夏にかけて完成させますので、期待してください。

 サスペンションは好みの差が激しいので、この特性を好いてくださる方には最良の一本となるはずです。

 同様にR25用のFGも着々と進行しています。先日の筑波でサポートライダーの走りを確認し、今週は追加で一本製作しテストを依頼する予定です。

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今季のレース活動が決まりました。

 本日連絡あり、今季のレース活動の大枠が決定しました。

 本年は自社主導のSGF・DDTは活動を行いませんが、それ以上に忙しい年になりそうです。

 56レーシング様との活動については、チームの体制発表会以降に報告いたします。それ以外には筑波選手権でJP250のサポートを行い、他のJP250もサポートが決定しました。

 会社の日常業務に支障のでないよう、工場長の木村がレース開催週は土曜出勤し業務を行います。

 日曜日は代表の新保が必要に応じて出勤いたしますので、ご用命の際はお気軽に問い合わせ下さい。

 トラックエンジニアの大槻は、平日の業務と週末のレースサポートを行います。

 今後もオーバーホールとレースサポートの依頼を、心より待っております。

 

久しぶりの筑波

 本日は昨年以来の筑波へ足を運びました。

 JPに向けたR25の動きを確認したりと、レースのサポート業務を中心とした一日ですが、先ほど帰社し早速納車や納品などがあり、日曜日でも忙しくさせて頂いています。

 今季のレース活動が形になり、発表は56レーシング様を待ちたいと思いますが、忙しいのと楽しいのが同時に到来しそうです。

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今季のレース活動

 今日は今季のレース活動のために、日中は出かけていました。

 56レーシング様の活動は同フェイスブックやホームページに譲るとして、JP250のR25やCBR300など、当社のレース活動としては一番忙しい年となりそうです。

 今までのオーバーホール業務に加え、レースサポートを行いながらダンパー開発やオイル開発、街乗りバイクにレーサーの車体セットアップなど、楽しい年となりそうです。

 そんななかで大手レースチームを尋ねましたが、今まで知らなかった多くの情報を得られ、道中はバイクや仕事、家庭の事を話し合い先輩夫婦の面白い話も聞けたので、愉快な一日となりました。

R25のJP250

 先日納車したR25用FGを日曜日に筑波でテストし、その報告が本日ありました。

 気温などを考慮しバネとダンパーの調整を施したところ、かなり良い調子で走れたとの事です。今後はスプリングレートと内部の減衰を見直し、さらなる調整を重ねます。

 ライダーはかなりレベルの高い能力を有し、開発ライダーとして適任かと思います。来年の1月いっぱいで仕様をまとめ、2月には市販化致します。一月中にもう一本製作し、別のライダーへ供給し開発速度を高めます。

 スプリングのリモートコントロール(油圧のプリコン)を備えたFQT31は税抜き¥147,000。機械式のダブルナットイニシャル調整を行うFQT11は税抜き¥128,000で買取規則の15万円以内に収まります。

 上位機構を備えたFFX(いわゆるTTx)は機械式イニシャル調整を備えたFFX11を税抜き¥150,000で製作し、FFX31はアジャスターをオプション販売とし、別売りの¥51,200です。規則もあるのでセット販売は行いません。アジャスターを使うかどうかは、使用者様が大会規則を確認のうえ、購入願います。

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R25のFG完成

 この三日間はR25のリアサスペンションにかかりっきりでした。

 減衰が合わず組みなおし、それでも気に入らないのでニードルを作り直し、更に詰めるために再度減衰を見直し、先ほどやっと完成しました。もちろん、コースで問題点を洗い出し、細部を見直す必要は有りますが、十分価値のある一品に仕上がったと自負しています。

 JP250の競技規則に合わせ、写真の品で税抜き¥147,000です。今回は中古ベースで造り、レースの開発も担って頂くため特別価格でしたが、現在イタリアへ発注しているダンパーが届けば、現行型で外観ももっと綺麗になりますので、期待してくださると嬉しく思います。

 自分の力量不足で、かなり組みなおす破目になりましたが、レースサポートも一緒に行っている当社大槻の助言もあり、最後は上手い設定を作れたので、自身を持って納車できます。

 今回は実車預かりで作業を行ったので、今後の為にリアサスペンションのレバー比も測定し、考えて居たよりも値が大きかったので少々驚きましたが、現在レースで一般に使用されているばね定数は、かなり良い値だと数字の上でも検証できました。

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FGのニードルを製作

 R25のFGに変更を行っていますが、どうにも仕上がりが気に入らず数度シム組みを変更した結果、オイル流量を外部から調整するダイアルの先にあるニードル形状を変更する事にしました。

 手持ちで気に入る寸法が無かったので、自作しましたが、最初はステンレスで作り始めOリング溝を切る作業に失敗し、当社の設備では時間が間に合いそうになく、結局75材(アルミ)で仕上げました。

 テーパー角度と隙間を好みに出来るので、非常に良いダンパーの動きを作り出し、やっとお金をいただいても恥ずかしくない水準に到達しました。後は実戦で性能を上げるだけです。

 ニードルは径と角度と長さの組み合わせで、ダンパーの動きがかなり変わってきます。基本はピストンとシムで動きを作りますが、ニードル形状でダイアル段数がかなり変わります。ニードルジェットとジェットニードルは調整のために存在しますが、バイパスポートの役割も大きく担っています。仮にバイパスの無いダンパーを作ると、とんでもない硬さで意味を成しません。丁度良い値に設定を作れると、ダンパーの動きが穏やかになり、素晴しいバイクに激変します。

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R25のリアサスを煮詰める

 本日形になったR25用FGを煮詰めるべく、作業を進めています。

 イニシャル量、減衰のバランス、車高を微調整し細部を整えます。他のメーカーよりも後発なので、仕上がりを良くしなければ一年待った価値がないので、初期型から質の高い製品を提供していきます。

 FGにはR25やR3の設定がないので、日本で作り上げ、逆にイタリア本国のラインナップに加えます。

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ベースが完成

 R25のベースサスが完成しました。

 使うばねが判っていれば、自ずとシム組みも決まってきます。そのなかで車両特性を考慮しながら、細部を詰めていきます。

 ばねが決まればある程度、減衰も決まるのですが、排気量が違えばまたダンパーの動きが変わります。例えば、同じ10kgのばねを使いながらも2st250ccと4st900ccの車両では減衰の特性は変わります。

 逆に2st250ccで11kgと、4st900cc8kgと違う定数を使いながら、減衰は似たような設定になったこともあります。

 結局は、車両ごと乗り手ごとに違う事実を理解して対応すれば、最良の結果を得られると思います。

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