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ヤマハ R25

早速、仕様変更

 先週納品したR25用のFFX31(オーリンズで言うところのTTx)が筑波サーキットでテスト走行を行い、問題個所を洗い出し、早速仕様変更に戻ってきました。

 自由長とバネ定数は実績のある数字をそのまま引き継いだおかげで、純粋にダンパーの問題に焦点を絞ることができました。具体的には圧減衰が強すぎるので、先ずはそれを適正値にしてからテストを続ける運びとなりました。

 実車があれば取り付け、手押しとまたがった感触でかなりの部分を判断できるのですが、今回は先方のメカニックの方の感触だけが頼りです。ですが、昨年FQTのセットアップをお願いしていた方なので、こちらはその方を信じ言葉通りに仕上げます。それもまた良い経験になると思います。

 4月の全日本はテストも不足しているのでFQTで走るようですが、準備を行い急遽FFXを使うことになっても現場対応可能なように、何とか時間を取りたいと考えています。前述のホース連結型のFQTは、改善加工が功を奏して、かなり望み通りの動きをするようになったようです。

 

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先ずはテスト走行

 R25のFG、FFX31が完成しました。それに合わせ、仕様変更を繰り返すFQT11(ホース連結リザーブタンク型)も幾つかの加工を終え、出荷となりました。

 協力店の方にはすでに渡し、今週テストを行う予定です。先方からの依頼でここ2~3週間で話が現実性を帯び、急遽製作しました。昨年一年間のFQTで得たデータもあり、大枠では悩むポイントはありませんでした。

 FGのツインチューブFFXの特筆すべき点は、減衰を生むメインピストンと、往復運動によりオイルを動かすソリッドピストンの寸法が素晴らしと感じています。他社でもツインチューブはありますが、減衰の立ち上がりが少々きつい感触です。FGはシングルチューブとツインチューブの中間位の動作をみせます。

 そのほかに、単筒にみられる減衰の応答遅れがほぼ解消されています。これは往復運動をするソリッドピストンが担う重要な役割です。減衰の応答性の良さは、メインピストンが動かずに、ソリッドピストンが動かすオイルにより減衰を生むことが大きな要因かと思います。ここで、二つのピストンの比率が重要になります。

 テストするチームのメカニックさんは熟練工で、勘所を掴んでいるため安心して任せられます。是非テストには立ち合いたいのですが、仕事の都合が付くかわからない現状では、なんとも言えません。

 楽しみな一品です。

 

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R25用の新作ダンパ、FFX31

 今年はJP250にCBR250の二気筒が出てきます。R25はかなり不利になると噂を耳にしますが、とりあえず出来ることは進めてゆきます。

 旧来のシングルチューブFQTに替え、ツインチューブのFFXをテスト製作します。ライダーやチームなどの詳細は未だ明かせませんが、4月の全日本筑波の前には実戦で使える状態に仕上げます。

 楽しみにしてい下さい。

 

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FG、仕様変更

 ドッグファイトレーシング・折川さんのFGが、全日本へ向けての改造を終えました。

 作動性を優先するため消耗品はオイル以外全てそのままとし、シム組の変更を施しました。紆余曲折を経てたどり着いた設定だったのですが、一年も使うと粗が見えるようになり、さらに洗練する必要が出てきました。

 伸びは殆ど変更せずに、圧のメインピストンとセカンダリーピストンともにシムを組み替えます。過去の実績を踏まえ、すこしづつ足したり引いたりの作業です。

 今週に走行機会があるようなので、そこでの評価が楽しみです。

 

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全日本へ向けて

 ドッグファイトレーシングのライダーが使うR25のFGが、内部変更の要望があり預かりました。4月の全日本へ向け、これから造り込みます。

 メガネでお馴染みのメカニックさんと話し合い、R25の新型ダンパーの開発を実行に移す事にしました。56デザインスポルトの中野監督も同様ですが、レースはやはり人間だと思います。信頼できる人とならば時間とお金を使って経験を積み、それを基に成長して、お客様に還元できるよう努力します。。2年前にピッチングセンタの問題に気付く切っ掛けも、56レーシングとの活動の中から出てきた発想でした。

 

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JP250、筑波選手権

 筑波選手権の開幕は56デザインスポルトとは別に、ダンパーの貸与のみ行っている、ドッグファイトレーシングの走りも確認しました。

 メカニックの方は昨年知り合い、挨拶程度は話をさせてもらっていました。ライダーの豊島君は本当に挨拶だけの間柄です。

 予選で感じた問題点をメカニックの方と話し合い、問題の本質を洗い出し、最後には豊島君から話を直接聞かせてもらい、メカニックの方の判断で調整を行ってもらいもした。

 決勝は一コーナーから見学しました。ここで、当社大槻の見る目が役にたち、S時から一ヘアへ抜ける動きを分析して、決勝を終えたライダーに確認したところ、見立て通りの内容でした。次の全日本筑波へ向けては、これまでと逆方向にセットを動かせば大方の問題は改善できそうです。

 結果は熱いバトルを制して優勝でした。豊島君は昨年の筑波JPのチャンピオンですから、もともとのレベルが高いのですが、その彼からもFGの安定感と動きの良さに対して、高い評価を得ました。

 

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筑波で完全優勝。

 筑波サーキットのTTに参戦する、RHPの内山さんが監督と共に挨拶へ来てくださいました。お菓子まで頂いて、ニコニコです。

 一年ほど前にR25用のFGを発注いただき、そのサスを使い筑波TTの全三戦を全て予選一位、決勝一位の完全優勝を成し遂げました。

 どんなクラスでも優勝するのは難しいと思いますが、サスペンション製作した身としては、これほど嬉しいことはありません。しかも内山さんのR25を基にたFGは筑波、茂木で好成績を収めています。

 2017シーズンは更なるタイムアップを目指しているそうなので、またできる限りのサポートを行ってゆきます。

 

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R25用のFG

 松戸市のドッグライトレーシング様の依頼で、R25用のFGを製作しました。

 イタリアから届く仕様は完全ではない為、日本に届いてから再度分解する必要があります。そこから変更と調整を行い出荷となります。届いた品物をそのまま出荷するのは限られた車種に限定しれていますし、特にレース用に関しては必ず分解を行ったうえで内部の確認を済ませ発送しています。 

 今年のJP250には従来のシングルチューブではなく、ツインチューブのFFX31を製作し実戦投入します。そこでも多くのデータが採取できると期待しています。

 

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R25のFG

 R25用のFG、FQT11とFQT31が良く売れます。今年は何人ものライダーに開発を手伝ってもらい、筑波と茂木で好成績を収めています。

 FGが売れるのは嬉しいのですが、それ以上に使うライダーが楽しんでサーキットを走り、さらに結果が良ければその喜びは倍増します。来年もR25用JP仕様を継続販売しながら、ニューモデルの製作も進める予定です。早ければ年内にベースモデルを作り走り始めます。

 新型はFFX31を用いるつもりです。FGは鉄シリンダーを使うので、軽量なダンパーではありませんが、各部の寸法に余裕も持たせています。特に減衰を生むピストンとオイルを動かすソリッドピストンの比率が絶妙なので、TTxタイプの大きな課題となっている加減衰を、上手に制御しています。このモデルでJP250のチャンピオンと上位入賞を狙います。

 発表に期待してください。

 

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筑波FOF優勝

マツエセブンの名越友紀さんがR25に乗り、筑波のフォースワンフォースで優勝しました。相方は石井ちひろさんです。

マツエセブンの名越さんは56レーシング初年度から付き合いが始まり、色々と仕事を依頼下さるのですが、夏の終わり頃に電話を頂き、「娘のR25のサスを作って欲しい」と言われたのが始まりで動きました。この車両の叩き台になっているのが、チームZATOの小野里さんです。

小野里さんも今年R25を買い、前後サスの依頼をくださったので、R25のフロントを初めて触り、
スプリングと油種・油面を設定しました。そのデータを名越さんの車両に活かしています。

最初に仕上げた後はチームに任せっぱなしなので、マツエセブンのセッティング能力の高さも伺えます。

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