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メンテナンス

SOQIのフロントフォーク

 V Max用のフロントフォーク

 SOQIのフロントフォークを依頼いただき、オーバーホールを行いました。オイルシール、スライドメタルなど消耗品は問題なく入手可能です。仕様変更も行えますので、乗り味を変化させたい場合にも対応いたします。

 インナーチューブのコーティングは長期使用で剥がれるため、再メッキが可能ではありますが、ゴールドコーティングは倒立のアクスルブラケットの脱着も伴うので13万円程度かかります。

 オーバーホールの価格自体は、消耗品や消費税を含め5万円程度から可能となりますので、必要な方は申し付けください。

 スプリングは

 スプリングは2段バネを採用しています。元来、インナーチューブ径が40mmの車体に43mmインナーの倒立フォークを採用するのは無謀と言えますが、スプリングレートや減衰、ステムの剛性バランスを整えれば纏まるかもしれません。
 Vmaxの依頼はこれまでになかったので、もしセッティングで悩む方がいらっしゃるなら、最高のセットを一緒に作り上げたいと思います。

 

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GSX-Rのステアリングダンパー

 少し古めのステアリングダンパーをO/Hしました。

 オイルシールが出ないので、アダプタを製作し作業を可能にしています。写真をご覧になればわかりますが小さなポッチがあります。ここからエア抜きが行えるので、ヴァキュームポンプを繋ぎ機械抜きで作業を進めました。オイルシールとガイドブッシュなどの消耗品は全交換です。
 基本的にロッドの中央にあるピストンは内壁と接触しないので、シリンダ本体の交換は必要ありません。

 オイルシールのホルダを作ったので、工賃込みで税抜き4.5万円程となりました。
 (価格は予告なく変更になる事がありますので、了承ください)

 

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セカンダリピストンの意味

 オーリンズのセカンダリピストンを例にあげ、何のためについているのかを解説します。

 https://youtu.be/hW_s0LJBsM0

 流体が穴を通過する時、速度が倍になると抵抗は二乗となるために、ダイアル調整で減衰を決めると、ある速度域ではピッタリでも大きな衝撃を受けるとオイルロック(注射器を強く押し出すと硬くて動かない、有名な実験を想像してください)が発生し、サスペンションがほぼ動かないという状態になり得るのです。

 そこで、環状隙間(丸穴と針の先端の隙間)だけでなく積層弁(いわゆるシム)をのせたピストンを用意し、オイルロックが発生した際は、積層弁側にオイルを逃し適切な減衰を発生する様な仕組みが、セカンダリピストンの役割です。

 道路で説明すると、幹線道路が渋滞を起こしたのでバイパスへ逃げるとスイスイ流れてるのに似ています(現実はバイパスもびっちり渋滞していますが)。

 セカンダリピストンはしっかりしたサスペンションメーカーであれば、当然の装備です。車両メーカーに純正採用されるダンパーではここを簡便なチェックバルブとする場合もあります。

 何かしらの参考になりましたでしょうか?仕組みに興味がありましたらYouTubeのコメント欄から質問ください。

 

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選ぶべきリアショックの種類とは?

 オーリンズのカタログを題材に、どの様なリアショックを選ぶべきなのか?を考察します。

 何が適切かは人によって違う

 当然ですが個人の嗜好、車種、目的により何が最適かは変わりますので、ご自分に合うかどうかを判断ください。

 価格で選ぶなら?

 S46ER1などのバネと伸び減衰の調整が可能なモデルです。調整箇所が少ないのですが、価格は安めです。しかしリアショックの基本はスプリングレート、ダンパ自由長(長さ)、バネと減衰の比率で決まりますから、それらがしっかりしているのであれば、問題ありません。

 少し性能を追い求める

 上で紹介した、バネと伸び減衰の調整可能なモデルの次に何を選ぶのか?との問いには追加で車高調整が可能な品を選ぶべきだと考えます。末尾の品番にLが追加されるモデルです。このLとは車高調整が可能との意味です。スプリングと伸び減衰が調整できて車高まで変更できるのであれば、照準を絞った設定を作り出す事ができる様になります。

 最適化を狙う

 上記の調整機構があれば、普通はほぼ問題ありません。しかし、微細な調整を望むのであれば圧の減衰調整も付与したくなります。倒し込みのシットリ感や路面の凹凸を乗り越える際の突き上げを緩和できる様になります。品番にCの文字がつきます。

 オーリンズであれば価格は10〜20万円超と幅広い設定です。同メーカーは一車種で複数の製品群を持つ訳ではなく、メーカーが最適と考えるダンパー形状しかないのは寂しいのですが、自分に合った品かどうかを考える際の参考にして頂ければ嬉しく思います。

 当社は設定のないモデルでも、作り上げる事ができます。使えそうな形状を選び定価から10〜20万円程追加になりますので、総額は20〜40万円にもなりますが、相応の価値はあります。高いのですが興味のある方は是非連絡ください。
 この内容は動画にするつもりなので、アップしたらリンクを貼りますので、どうぞご覧ください。 

 

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旧型CB1000R,SC60のオーリンズ

 ホンダドリーム東大阪様の依頼で、CB1000R・SC60のオーリンズをローダウンするために分解しつつ、減衰特性変更とスプリングを交換します。

 分解して減衰のシム設定を確認すると面白事がわかりました。現行のCB1000Rのオーリンズとかなり似通った設定です。そうは言っても差異はありこれはこれで新たな発見でした。これだけ似た設定なのはフレームやリンクレバー比が共通している事を示唆しています。

 ダンパーの自由長を短くしつつバネ定数を下げ、人間が乗る事による下げ幅を増やし足着きを向上させています。これらの作業は全て含め税込でおおよそ10万円弱です。バイクの動きを大きく変質させる事ができますので、更にバイクを楽しみたい方は問い合わせください。

 

 

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BMW M5 E60の前後ショック

 M5の前後ショックメンテナンスを依頼いただきました。

 今回は概要をざざっと説明するだけですが、先月作業を行ったFerrariのF430と同じ仕組みでした。つまり一筋縄ではゆきません。今回は金銭面の課題もあるので極力簡単に終わるように考えました。

 O/Hを何度でも行えるように改造するのであれば前後で80万円は覚悟して頂きたい。かなり高額なので社外品を選択する事も可能でしょう。

 分解し確認しましたが、純正の圧(縮み)が強過ぎ、伸びが弱い設定は変更する事が可能です。これは以前に二輪のBMWを徹底分解した時に得た知見を基にした発想です。簡単ではありませんので易々とは依頼を受けられませんが、面白い手法です。今後はこのZF・Sachsの電制ダンパーが体勢を締めるようなら、安定した手法を開発してみようと思います。

 

 

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2018年型ZX-10R テスト車両

 事故によりフレームが折れてしまった2018年型10Rを購入しました。

 安くはありませんでした。現状はフレーム交換と幾つかの細かい修理を済ませました。時間が取れないのでフレーム交換は八王子のプレジャーさんにて行いました。ドッグファイトレーシングなどレースに深く関わってきた山地さんという方の営む店なので、任せて安心。特に普通の人では知らないような情報も持っていますので、今回も助けられました。

 プレジャーさんのツイッター @PreasureR
 HP https://www.pleasure-r.com/

 これから前後ショックのメンテナンス、車体の壊れた部品交換などを進め11月中には車検を済ませ、テストを開始してゆきます。

 かなりの大事になりますが、フロントフォークを分解しスプリングレートや減衰の設定を確認し、走り込んでその後に、必要であれば仕様変更を行います。

 購入を希望する方がいるようなら、テスト終了後に170万円前後で販売を考えています。

 動画でもセッティングの方向性や純正サスの評価、みなさんが気になっているBFFの構造についても話をしてみます。お楽しみにして下さい。

 

 

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KONIのオーバーホールを進める

 KONIの部品が少しですが手配できる様になりました

 先日、ウィングコニーのオーバーホールを行いましたが、その際に方々へ手を尽くし、KONIの部品がどうにか入手できないか探りを入れたところ、全てではありませんが、一部の部品を入手可能となりました。オイルシール、バンプラバー、その他にも減衰調整付きの場合はエンドアイに関わる部品も入手可能です。

 極端に古い品はどうするのか?

 上の部品はKONIでも比較的新しい品であれば、かなり揃います。しかし70年代など極端に古い場合はこれまで通り、加工などに頼らざるをえません。それでもバンプラバーなどのゴム部品は共用ですし、かなり楽になったのは間違いありません。

 作業工賃、ロッドの再メッキ、その他含めると5〜15万円程度と価格に幅はありますが、作業は可能です。O/Hで困った際には連絡ください。

 

 

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キヤノンのEOS RPを買いました。

 簡単ですが、報告です。

 キヤノンのミラーレスデジタル一眼レフカメラを購入しました。KissX8iと比べるとその画質の高さは別物で、とても満足しています。カメラとレンズのためのアダプタを含め15万円近い出費で、財布の中身は枯渇してヒーヒー言っております。

 レンズも50mmの単焦点を買っていたので、ここ最近のカメラに関する出費は25万円ほど。バイクも車も、カメラもお金がかかります。しかしお客様も当社でゆうに30万円を越す改造の依頼がありますので、価格に見合った乗り味と接客を心がける様に気をつけようと、気を引き締めます。

 

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KoniとiKon比較

 数ヶ月前に依頼があり、作業を進めていたWing Koniが完成し納品しました。

 KoniとiKonの比較

 詳細は動画で話をしますので、ここでは重要な点のみを上げるとします。

 両者は外観からは似通った印象を受けますが、内部はかなり違っています。一番の違いは減衰力の発生機構です。コニーは内部にあるネジの締め付けで、減衰力の強弱を調整可能です。アイコンはその様な調整はなく、決め打ちです。ただし、調整ダイアルを持つ品が安価に販売されているので、それほど悪くはありません。

 コニーも調整ダイアルを備えた品はありますが、エンドアイの組み付けがガタガタで大いに問題ありです。部品が割れたりもしますので古い調整付きKONIは気をつけてください。

 アイコンが優れている点は、ガイドブッシュを採用している事にあります。コニーでは焼結剤が含んだオイルで潤滑するとの名目で、ロッドガイドとロッドが直に接触します。現代的なダンパーはガイドブッシュというベアリングにより金属同士の直接接触を防ぐため、耐久性に優れています。

 内部の寸法は似通ってはいますが、全くの同一ではなく互換性はほぼ皆無といって差し支えありません。が、全てが使えないわけではない。と言うのも事実。

 使い分け

 当時物としてもてはやされるKONIですが、品物自体が高くO/Hも高額です。雰囲気を味わうのであればiKONでも十分だとは思いますが、それを許さないのがマニアの心意気なのでしょう。作業者として言えることは、両者を組み合わせてダンパーを作ることはかのではあるが、余計な出費が増えるだけなので得策ではないと助言する事だけです。

 一体何を言いたいのか良くわからないブログとなりましたが、何か役に立つ点があれば幸いです。

 今回の写真ですが、ステンレスで作ったカラーをご覧いただけます。これは流用により寸法が変化した部分を、旋盤で部品を作り対応した物です。O/Hと含め20万円程度で製作可能です。Wing Koniをセラコートで塗り、ダンパー自由長を伸ばした特別製です。 

 

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