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メンテナンス

XJR400のオーリンズ

 ここ数年で全国展開を行っている量販店の、奈良店から依頼を受けヤマハ・XJR400のオーリンズをオーバーホール致しました。

 耐久性などを考慮しロッドを12.5mmの純正からSGSA14の14mmへと太くしました。

 全て含め、税込み¥68,900の作業ですが中古の仕上げにもかかわらず、高額な作業を依頼するお店の良心には敬服します。純正でエア抜き用の接続口があるので、簡単に早く、かつ質の高いエア抜きが行えるのがこのダンパーの特徴です。

 

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S80の前後サス、RS125

 S80の前後ダンパーをメンテナンスです。

 リアはNSF250とほぼ同じでしたので、特別に取り上げる内容もありませんでした。

 反対にフロントは大きな違いがありました。スライドメタルがNSFの可変勘合に対して、RS125は固定勘合でした。これは両者に一長一短があり、どちらかが優れているというわけではありません。

 車体は当然中古なので、ダイアル調整のクリックを作るボールを抑えるスプリングが無かったり、Oリングの位置が間違っていたりと少々問題を抱えていましたが、ダンパー本体に大きな影響のある破損などはなく、無事に作業を終えました。

 

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ホーネット250

 埼玉県にあるホンダドリーム店様から、ホーネット250のリアサスペンション・オーバーホール依頼がありました。

 税抜きの価格は¥45,000でした。これにはガスバルブの増設、エア抜き用のアダプタ接続口の増設、バンプラバー、ピストンリング交換、ガイドブッシュ交換、Oリングやシール類の全てを交換しています。

 それにしても純正の新品は4万円強なので、わざわざ中古品のオーバーホールを選択したエンドユーザー様には敬服致します。

 ショップ店員様には新品は価格の安さ、外観の美しさ、シリンダーの摩耗がない、納期が2日程度早いなどの良い点を伝え、オーバーホールは質の高いオイルとエア抜きを機械で行えるという、2点が大きなメリットだと伝えました。

 依頼主の方は若い方だと伺いましたし、一般的に中古品を高い値段で修理するよりも新品の方がメーカー保証など安心感が高いと思うのですが、店員さんの勧めと自分のバイクを少しでも良い物に仕上げたいという愛情もあったのだと思いますが、オーバーホールを選んでくださいました。非常に光栄に思い、作業を行った次第です。

 

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NSF100のリアサス改造

 広島のHASEC、長谷川さんから依頼のあったNSF100の純正リアダンパーを改造しました。

 伸びの減衰が足りずにダイアルが最強付近になるのは、良くある状況ですがじっくり観察した結果、調整ダイアルのニードル形状に問題があると判断し、自作しました。

 これで一度乗ってもらい、ダイアルが何処で落ち着くか結果を待ち、再度テーパー角やニードル径を再考します。その後シム組み等の根本的な部分を見直す予定です。

 

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VFR750

 ドリーム店様の依頼で、ホンダVFR750のリアダンパーをオーバーホール致しました。

 特別な内容ではありませんでしたが、仕上がったダンパーの感触ななかなか良好でした。お客様にもバイクが楽しく感じてもらえるのではないかと思います。

 料金は作業工賃、ガスバルブ、ロッド製作など含め¥48,100でした。ロッドはSGSAです。

 

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CB1300SF,リアロッド量産化の一歩手前

 CB1300SF・SC54のリアサスオーバーホールを、神奈川県のドリームホンダ様から依頼頂き、作業を終えました。

 SGSA14のロッドを量産化へ向け、図面を整え業者さんへと発注しました。そのサンプルと呼ぶべき試作品が完成、検品と残された加工を行い組み付けました。CB1300SFのリアダンパーは内部のセットは変化内容ですが、ダイアル部分やスプリングの方さなどが適正化されています。車高調整の有無を除けば、内部のシム組を変更するだけでかなり良いダンパーになります。

 依頼の多い品は量産し、納期を早める努力をします。初期投資としては安くない金額ですが、春を迎え忙しくなる事を予定して準備にかかりました。この部品を使えば当社の保証期間が9ヶ月と長いため、販売店様にもエンドユーザー様にとっても大きな利益になり得ます。保証期間が過ぎても、作業終了後2年間は割引対象なので、問題が起こった時は連絡してください。

 価格は簡単な形状なら¥11,000から¥16,000円ですが、価格は車両や内容で変わりますので、見積もり時に明示致します。

 

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XJ6Nに試乗、ローダウン24mm

 近所のバイク屋ライダースさんの依頼で、ヤマハXJ6Nのリアダンパーを短くして、リアサスペンションをホイール垂線上で24mm下げました。

 くみ上げた車両を試乗の際に当社へ寄ってくださったので、私も試乗させてもらいました。

 フロントは突き出しで対応しています。第一印象は、とても素性の良い車だと感じました。サスペンションの問題ではなく、エンジンの搭載位置や重量バランスが好印象です。そのうえでサスペンションに目を向けると、リアの伸びが相対的に強めな、軸がリア寄りの安定志向な車です。フロントは昔ながらなの仕様で、それ以外の個所はとても上手にまとめています。

 個別にみると、リアダンパーはバネと減衰のバランスが良く、スポーツ走行ならば、体重が70kg程度だとセット長を4段目辺りが基本になりそうです。他にダンパーを短くする際に分解してメンテナンスを行いました。ガスバルブの増設と、一番重要なエア抜きアダプタの接続部を設けました。

 ライダース社長も開口一番、「リアサスが滑らかで全体のバランスも良い」と仰いました。ヒロコーのオイルも動きを変える大きな一因ですが、エア抜きの機械化はかなり効果的です。

 フロントフォークは強くブレーキを効かせると不安を抱くような感触で、スピードの出し過ぎには気を付けたいセットでした。しかしそれ以上に問題なのは片押し2ピストンのダブルディスクを採用したブレーキシステムに、16mmピストンのマスターシリンダーを採用している点です。ヤマハはマスターが大きめなので、XJ6Nもその伝統を受け継いでいました。この設定のせいで、とても柔らかいフロントフォークに全く連動しないブレーキレバーの握り代は、バイク全体の質を大きく落としていると感じます。大きくても14mm、1/2マスターが一番合いそうです。しかし、メーカーはエア噛み時の安全性を考慮に入れているのかもしれませんので、全てを否定するわけにもいきません。

 理想はフロントフォークにSGCF(カートリッジキット)をつけ、リアにはFGを付けるとより好みになりそうです、伝統的で過去の知見に基づいた見識のある車両だと思います。価格も高くないので、買って損がないどころか勧めたい一台でした。

 

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XJ6Nに試乗、ローダウン24mm

 近所のバイク屋ライダースさんの依頼で、ヤマハXJ6Nのリアダンパーを短くして、リアサスペンションをホイール垂線上で24mm下げました。

 くみ上げた車両を試乗の際に当社へ寄ってくださったので、私も試乗させてもらいました。

 フロントは突き出しで対応しています。第一印象は、とても素性の良い車だと感じました。サスペンションの問題ではなく、エンジンの搭載位置や重量バランスが好印象です。そのうえでサスペンションに目を向けると、リアの伸びが相対的に強めな、軸がリア寄りの安定志向な車です。フロントは昔ながらなの仕様で、それ以外の個所はとても上手にまとめています。

 個別にみると、リアダンパーはバネと減衰のバランスが良く、スポーツ走行ならば、体重が70kg程度だとセット長を4段目辺りが基本になりそうです。他にダンパーを短くする際に分解してメンテナンスを行いました。ガスバルブの増設と、一番重要なエア抜きアダプタの接続部を設けました。

 ライダース社長も開口一番、「リアサスが滑らかで全体のバランスも良い」と仰いました。ヒロコーのオイルも動きを変える大きな一因ですが、エア抜きの機械化はかなり効果的です。

 フロントフォークは強くブレーキを効かせると不安を抱くような感触で、スピードの出し過ぎには気を付けたいセットでした。しかしそれ以上に問題なのは片押し2ピストンのダブルディスクを採用したブレーキシステムに、16mmピストンのマスターシリンダーを採用している点です。ヤマハはマスターが大きめなので、XJ6Nもその伝統を受け継いでいました。この設定のせいで、とても柔らかいフロントフォークに全く連動しないブレーキレバーの握り代は、バイク全体の質を大きく落としていると感じます。大きくても14mm、1/2マスターが一番合いそうです。しかし、メーカーはエア噛み時の安全性を考慮に入れているのかもしれませんので、全てを否定するわけにもいきません。

 理想はフロントフォークにSGCF(カートリッジキット)をつけ、リアにはFGを付けるとより好みになりそうです、伝統的で過去の知見に基づいた見識のある車両だと思います。価格も高くないので、買って損がないどころか勧めたい一台でした。

 

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日々の仕事、開業時期

 2月にしては仕事量が多く、四苦八苦しています。 

 新しいアルバイトも決まり、頭数を増やして納期に対応します。ですが、これまで通りダンパーを組むのは私か大槻が担当し、アルバイト2人は納品や入荷確認、洗浄などにあたってもらいます。

 日々同じような機種をこなしていると、自然と生産性が上がり時間短縮や品質向上を達成しています。一本一本丁寧に、数をこなす事が大切だと思います。写真はGPz400、XR250バハ、CBR1000RRにDRZ400です。

 たまたま開業初期に買った機械の領収書が出てきました。13年目を迎えた今年は変革の年となりそうです。

 

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油圧イニシャルアジャスター

 オーリンズのハイドリックアジャスターのシール交換を行いました。

 構造はブレーキと同じで、ピストンを移動させるとシリンダーが動きます。単純な構造ですがこのような作りが高い圧力に耐えられるのは、最初は信じられませんでした。重機の油圧シリンダーも簡単な仕組みで大きな圧力に耐えるのは、非常に興味深い仕組みです。

 

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