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メンテナンス

500SSのフロントフォーク改造

 ブログをご覧になったお客様が、カワサキ500SSのフロントフォークオーバーホールと、スライドメタルの追加加工を依頼下さいました。

 Z1くらいまではフロントフォークにスライドメタル(インナーチューブ側)とガイドブッシュ(アウターチューブ側)のベアリングが入っていません。クリアランスはかなり大きくガタガタです。力のかからない状態ではそのガタガタのクリアランスのお陰で、驚く程スパッと動きます。ですが、力が掛ると、金属同士がこすれ合うために、動き出しが滑らかでなく、「グ~」と耐えた後に「スパッ」と動きます。

 ベアリングを入れると、常時摩擦力が発生するため、無負荷状態だとしっとりとした作動感です。ここから力を加えていっても、動き出しはあまり変化せず、滑らかに感じます。ベアリングの効能はこの作動性の高さと、摩耗などの劣化に対する耐性が大幅に上がる点にあります。特にアウターチューブはアルミで、削れるとオイルが真っ黒になり、性能低下は確実です。ベアリングを入れ、摩耗性を上げ性能も部品の寿命も引き延ばすことが出来ます。

 オーバーホール、カワサキ部品代など含め12万円強でした。これにお客様から支給された新品インナーチューブ代が別途かかっています。

 

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ビルシュタインを分解

 自分のE46に使うビルシュタインの分解を進めました

 リアは一足先に矢作が分解してくれていたので、フロントのダンパーを作業となりました。ガスを抜くまえに動きを確認しますが、やはり思った通りの動きで、伸び圧の比率が5対5です。バネも硬いのに減衰も割としっかり目で、ダイアルを強めると両利きする仕組みです。この様な減衰調整の型は、基本となるシム組を間違えると狙った動きに、絶対追いつきません。そのため、しっかりと造り込む必要があります。

 現状のビルシュタインが設定した動きは比率5対5なのでポコポコした動きです。そこでダンパーはもっとダルくして、バネに頼る古典的な手法に変更します。大幅に縮み減衰を抜き、大幅に伸び減衰を足します。

 車体周りを担当する矢作が、通常業務に忙しく46に手が回らないのですが、年内には車検を通しアライメントも取って、楽しい試乗車へ仕上げたいと考えています。 

 

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ペイパル、PayPal

 遠方のお客様からカード決済のお話を頂き、ペイパルでお支払い頂けるように準備致しました。

 すでに前述のお客様はお支払い手続きを済ませて頂きましたので、手続きも問題なかったようです。これまで遠方の方は振り込み一択だったために、ご不便を掛けましたがこれでかなり改善しました。

 今後は、代引きや品物到着時のカード決済など、お客様の利便性も追求して参ります。

 

 

 

 

3種のフロントフォーク、オーバーホール

 これまでのフロントフォーク、オーバーホールメニューの内容を明確にした上で、更にメニューを追加し合計3種類のオーバーホールから選んで頂けるようになりました。 

 全てにおいて最良を突き詰めたプレミアムライン・オーバーホール。

 費用対効果のバランスを追い求めたハイライン・オーバーホール。

 オーバーホールの要である、組み作業はそのままに幾つかの作業を簡素化し、最大の効果を得られるスタンダードライン・オーバーホール。

 驚く程の質感を持つ、専門店でのオーバーホールを是非一度体感してください。

 

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シティーターボのダンパー

 京都の斎藤商会様から依頼があり、ホンダのシティーターボのダンパーをオーバーホールしました。

 最初はホンダディーラーを通し依頼がありましたが、その後は齋藤商会様を通して依頼を頂いています。先日、持ち主のお客様からバナナの贈り物を頂き、仕事の他に果物まで送ってもらい、ありがたく皆で食しました。

 今回のオーバーホールは既定路線ではなく、中の部品が経年劣化で壊れてしまったためのイレギュラーでしたが、部品を造り直し無事に作業を終えました。

 

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カワサキ、H2のセッティング

 今日は午後からセッティング予約があり、カワサキのH2に当社独自のセッティング「ロード・コンタクト・テクノロジー」を施しました。こちらのお客様は、ツーリング先でたまたま出会った当社のお客様が紹介して下さり、来店の運びとなりました。

 純正セットはフロントの存在感が強く、反面リアの軽さが気になります。そこで、前は動きを出し後ろは逆に重くして、綺麗に反応する車体へ変えてみました。

 お客様の評価も上々で、作業を行った身としても嬉しく思います。仕上がった乗り味は一言で表せば「普通のバイク」です。試乗を終えたお客様も同感だったようで「普通のバイクになった」と仰っていました。逆に捉えると普通に走るバイクの少ない事が問題です。これからも乗り手が違和感なく、それ以上の質感を感じてもらえるセッティングと、サスペンション開発を続けて参ります。

 

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ZRX1200の足つき性を実証する

 ZRX1200の足つき性を確認してみました。

 165㎝の上にコンパクトにまとめた足を持つ私では、べた足という訳には行きませんが、両足でも安心感の持てる程度に付きます。170㎝弱のアルバイト矢作では、踵は浮きますが、ほぼ気にならない程度の様です。

 写真のモデルは身長103㎝です。これから購入を考える方は、参考にしてください。

 

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FG製レーシングスタンドフック

 FGが販売するレーシングスタンド用フックを紹介します。

 現在当社が力を入れている、ZRXシリーズに使えるM10P1.25用の品です。品番はSP08です。税抜きの価格は¥2,700としました。今のところは在庫少なめですが、現在発注分で十分な量を頼んでありますので、興味のある方は連絡ください。

 ZRX1200などは左側フックの足を長くしないと、スイングアームと干渉し取り付けが出来ません。FGの品は左右で足の長さを変えてあるため、スマートな取り付けが可能です。無駄のないシンプルなデザインなので、他のカスタムとぶつかり合わずに、ライトカスタムの車両にも程よくまとまります。

 

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Mercedes-Benz AMG Sachs

 午前中に集荷したAMGのザックスを分解してみました。

 初めて分解する形なので、手順を考えながらかかった手間を測り、同時にある程度の料金を算出して作業を進めました。

 基本的な作りは単純なのですが、造りをしっかり考えなければ分解は難しいと思います。ダンパー開発を仕事にする友人から話を聴くと、ザックスの技術力はかなり高いそうです。二輪ではにわかに信じられませんが、四輪の世界では間違いなくトップブランドです。

 この個体も分解しながら各部の手触りなどを感じ、特筆すべき点を発見しました。と同時に安っぽく出来ている部分もあり、ここは改良してみたいとも感じたのですが、ザックスを観察していると先ずは性能を優先し、次いでコストダウンを図っているように思えます。そのため、安易に改造するのはご法度かも知れません。じっくり観察してからお客様に提案しようと思います。

 

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500SSのフロントフォーク改造

 カワサキの旧車500SSのフロントフォークを、オーバーホールと同時にメタルを追加する加工依頼を頂きました。

 Z1やドカティのMHRも同様ですが、インナーチューブとアウターチューブにメタルが無いため、部品がどんどん摩耗するのでオイルの劣化が早く、メンテナンスサイクルも早まってしまいます。更に質が悪いのは部品同士がどんどん削れるため、アウターなどは使い物にならなくなります。これはつらいので、なるべく早期に加工するのがおすすめです(40年位経っているので、今更とも思いますが)。

 価格は単品で預かる場合、インナー、アウター両方の加工で6万円です。スライドメタルなどの部品代は加工費用に含みます。

 

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