イタリア見聞録
実はバタついていた、搭乗前
イタリアからの帰りの飛行機は、間違いを起こさないよう、かなり早めに空港に到着しました。
15時出発に対して11時過ぎには空港へ着き、手続きを済ませ優雅に昼食を済ませました。周りを眺めながら暇をつぶし、そろそろ搭乗口に行こうとした瞬間、出国手続きをまだ済ませていない事に気付きました。それでも時間は十分あったので、慌ててはいなかったものの少しづつ焦り始め、出国手続きを終えた頃には「そろそろやばいな」といった状況でした。
そうは言ってもあとは搭乗口に向かうだけでしたから、空港内を案内に従い進みますが、かなり遠い。進んでも進んでもなかなかたどり着きません。階段の下に指定の搭乗口は→を見つけ、駆け足で階段を登り切ったら、アッと驚きました。そこは空港内の移動に使うモノレール乗り場でした。
モノレールに乗ったところで、男性に話しかけられ「まずいですね・・・」と。モノレールを降り、駆け足で搭乗口に潜り込み、後から前述の男性が来ることを伝え事なきを得ましたが、今回のイタリア旅行は最初から最後まで、ずっとバタバタしていました。
実は出発の成田空港でも第一ターミナルと第二ターミナルを間違えていました。こちらも相当余裕をみて、早めについていたため、問題になりませんでした。やはり、海外旅行は時間の余裕をいやというほど持つべきだと、実感した次第です。
ローマを散策
友人宅のあるヴェネツィア・メストゥレからローマまで電車で移動した時に、問題が発生しました。
その前日、ローマは久しぶりの大雪で交通が打撃を受け、翌日に電車に乗った私は120分遅れでローマへ到着しました。しかもローマ・テルミニ駅ではなく、その一つ手前にあるローマ・ティブルティーナ駅で降ろされる羽目になり、そこから予約していた宿まで遠回りをしながら一時間かけて到着。予約したアルベルゴ(ホテル)フェリーチェは、対応したおじいさんが伝達を忘れていたために部屋に空きがなく、宿の人が近所のアパート(これもホテルの持ち物で貸し部屋)で対応してくれました。ホテルからアパートまで5分くらいの道のりで、雪の話をして「昨日は大変だった」と聞きました。実はローマに住む友人が動画を送ってくれていたのですが、かなりの雪でした。
アパートに荷物を置き、妻や子供に加え、父に頼まれたお土産を探している間に辺りも暗くなり、寒さに震えながらレストランへ入りました。そこで、たらふく食べビールを飲み宿へ戻って、そのまま寝てしまいました。翌朝、起きてすぐにシャワーを浴びて帰路に就くことになります。