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SACRED GROUND STAFF BLOG

サスペンションの機能を一言で表せば

 先日、依頼のために訪れたお客様を引率して下さったのは、数年前から付き合いのある方でした。

 この方とサスペンションの根本、本質とは何かを話しておりました。サスペンションの機能とは「高さ調整機構」であると断言できます。
 これはもちろん前提条件があり「ある側面を切り取る」と、との注意書きは必要です。しかし大部分において、前記の言葉に間違いはなさそうです。
 ショックの基本はスプリングです。スプリングは掛かる力に対し、適切な高さを演出します。そしてダンパーはその着地点へ向けて最適な速度をナヴィゲートするのが役割です。

 旋回のしやすさとはその瞬間に車両が求める姿勢へと如何に持って行けるか、それはつまり前後のサスペンションが適切な沈み込み(または伸び)をみせるかで作り出されます。

 バイクの姿勢は静的(スタティック)と動的(ダイナミック)な均衡をどの様に作り出すか(演出するか)で決まるのです。旋回の前半はフロントフォークが沈み込みフロントタイアを主役にして旋回が開始されます。そしてアクセルを開ける場面ではリアに多くの重みを載せることで、駆動力が強く発揮されます。当然フロントが沈み込んだままではリアには大きな力はかけられませんので、リアに多くの力をかけるにはフロントを伸ばす必要があります。

 零細企業の経営者はお金、今後の方針、目の前の作業など考えることは多々あります。しかしながら小野寺という優秀な従業員を獲得する事ができた今、日々の業務からは開放され経営でもサスペンションシステムにおいてお、対局的な見方をする時間が取れる様になってきました。

 日々、サスペンションシステムの探究を続けたいと思います。

 

iPhone SEが出ましたよ。

 人生いろいろありますから、好き勝手している様で私も鬱憤がたまっております。

 YouTubeの配信は今のところ商売の割合が多く、好き勝手話している訳ではございませんで、ならばこのブログが一服の清涼剤でございます。

 先日、新しいiPhoneSEが発表されました。この数ヶ月はテック系の動画を数多く見ています。その中でYusukeさんと言う方動画は秀逸です。
 単に技術に関することだけでなく、アップルの利益の源泉や、なぜこの時点で低価格アイフォーンを販売するのか、その意味などを多角的に分析しています。
 私自身は新しいSEにそれほど興味はありませんが、今後のスマートフォン業界の動向には目を見張りたいと考えます。その意味は先進国の枠組みから落ちこぼれた日本において、低価格路線がどの様な動きを見せるのか?世界的に(グローバルで・・・との物言いは嫌悪感があるのであえて使いませんが)二極化が進行し中間層がいなくなる世の中で、高価格と低価格はどこが新たな基準となりうるのか?そのボリュームゾーンを的確に射止めなければ、利益の最大化は望めません。

 否!そんな金のことばかり考えている様では、どうしたものか。先ずはお客様の満足度とお客様の利益の最大化を進めれば、自ずと自社の利益も最大化されるはず。ならば優先されるのはお客様第一主義であろうとの結論が導きだれるのは必定。

 と熱く語りましたが、どうやってカミさんを騙してアイフォン11ProMaxを手に入れようか、それが最近の一番の課題です。

 人とはかくも愚かだと、身を以て痛感しております。

フロントフォークを改造して、最高のバイクを作りました。

 何が最高か?それは人それぞれですから、その価値判断はご覧の皆様に委ねますが、今回仕上げた一台も最高の乗り味に仕上がりました。

 ドカティのスポーツ1000です。リアショックは当社でTTxに交換し、フロントフォークはオーバーホールとスプリング交換を行いましたが、今回はフロントにオーリンズのカートリッジキットを取り付け、リアショック は仕様変更し車高を20mm程度落としました。

 このオーリンズのカートリッジキットは、私の知る中では最良の一品です。特に良いのは剛性と作動性です。このキットを取り付けるとフォークの動きは一変します。その辺りはラボ・カロッツェリアの担当者さんと話をして、意見を交わしながら色々と教わりました。

 それまでの調整機構が一切ない純正から一気にフルアジャスタブルへと昇華しましたが、その乗り味は驚くべき変貌を遂げています。純正のままでは動きも荒々しく、細かい制御がないただ上下するだけのサスペンションが、場面毎に最適な動きで最適な位置へ落ち着き、バイクの質感向上は誰が乗っても理解できるとおもいます。

 特に感じるのは疲労軽減です。それまでの仕様では、近所を15分程度の試走でも辟易する面がありました。しかし現在ではジェリー藤尾が乗らなくても、どこか遠くへ行きたくなるほどに楽しく快適なバイクだと断言できます。

 昨日、CB1000Rを車両で預かり仕様変更を進めているお客様が、ドカティのディアベルに乗りお越しくださいました。サスペンションの動きに不満を抱えており、乗らないまでも少し仕様変更を行い、その乗り味を気に入ってくださいました。この考え方は公言しませんが、バイクが変わっても良い乗り味を演出するには一定の法則があります。それをわきまえてさえすれば、下地作りは難しい作業ではありません。

 皆様も、設定のない車種やサスペンションがありましたら相談くださいれば、なんとかなるやもしれませんので一度相談ください。今回の改造はフロントフォークで役30万円ほどでした。さらなるヴァージョンアップの可能ですから、とことん突き詰める方には奥の手を披露します。

 

 

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CB1000R,Ducati Spoprt1000など

 本日はラボ・カロッツェリア様からオーリンズの部品が届きました。

 Ducatiのスポーツ1000 につける予定のフロントフォーク・カートリッジキットと、CB1000Rに使うリアショック です。

 前者は専用品がないので、私自身が設定し作ります。後者はオーリンズの車種用設定はありますが、私自身が考える良い仕様を作る為に、あえて別の車種から作り替えます。

 スポーツ1000 のお客様は以前から当社でサスの作り替えを依頼いただいて、その乗り味を気に入ってくださりフロントフォークにも改造の手が及びました。

 CB1000Rのお客様は、私が考える良いバイク、良い乗り味に共感くださり仕様変更となります。昨年もCB1000Rを2回ほど触りましたが、その経験をもとにして、さらなる上質を追求してみようと思います。

 

 

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恐慌が始まりました。

 先ほどは物欲にまみれた駄文を上梓しましたが、今回はもう少し真面目な内容です。

 昨年は消費税増税がされ、2019年の第四四半期は年率換算で7%以上もGDPが落ち込みました。GDPは簡単に言えば国の売り上げです。それが増税で落ち込んでいたのに、コロナ騒ぎで2020年の第一四半期は年率で25%も落ち込む試算も出ています。

 1920年代のアメリカに端を発した世界恐慌は、日本においても昭和恐慌がおきました。

 前回の恐慌は10年も続き、最終的にケインズに代表される積極財政派が正しい政策を行うことでデフレから抜け出すことができました。
 その経験をもとに今のアメリカやまともな国は大規模な財政出動を行っている訳です。しかし、それを学ばずこの後に及んでPB黒字化で緊縮財政を行う国もある訳です。

 空想が好きな私はこう考えました。現在の政策は国が仕事をしない→それに怒った地方自治体が政府を作る→内戦勃発→そこに割って入るのは太平洋の向こうの国と、日本海の向こうの二ヶ国ではないかと妄想し、小説でも描こうかしらん?なんて思います。

 戦後70年以上も考えずに生きてきた国民が多数いるこの国において、パトレイバーの映画第二弾で語られたように、砲声が轟いてもなお戦争状態に気づかない、蜃気楼の中で生きているのです。
 つまり恐慌の渦が回り始めた今、それに気づかずぬるま湯につかる日本人は、西部邁さんが話していたように「もうおしまい」な訳です。それを知ってかしらずか、西部さんは先に退場された訳ですが、残された私達はまだ生きてゆかねばなりませんから、どうしたものかと途方に暮れるしかありません。

 
 

最近の個人的な悩み

 くだらない悩みですが、駄文にお付き合いください。

 動画の編集を行っていると、時間がかかります。帰宅時間が遅くなるので自宅にPCを設置しようと思うのですが、どのようにすべきか?を考えております。

 現在のメインPCであるiMacは4コアですが、動画編集は若干遅く、編集中は他の作業を全て止めております。
 であるならば6コアのMacBookProの旧型かMacMiniの6コアか、はたまたProの16インチか?愚かしく考えております。
 近々MacBookProの新13インチが出るそうですが、それが6コア搭載も可能性がありそうなので、しばらく待って13インチにモニターを接続して自宅で編集しようか。とか。
 しかしパソコンばかり買ってどうするのだろう?とも思うし。本当にくだらないのですが、結局は単なるApple好きなのでしょうか。

 ウィンドウズPCの方が費用対効果は高いと言われていますが、実益だけでは生きて行けないのが人間でございます。
 iPhone11ProMaxも欲しいし、しかし近日発売されると噂されるiPhoneSE2020も欲しい。

 最近はテック系のYoutubeばかり見ております。イギリス在住のYusukeさんと言う方のチャンネルは面白いので、お勧めです。

 先日はSonyのブルートゥーススピーカーを買いましたが、それにはGoogleの音声案内が入っており「OK Google」などと恥ずかしながら試してみた次第です。
 これはこれで便利な面もあるな、と。感じたのですが、どうせならHomePodが欲しいと考えるのはApple好きだからでしょうか。

 全くの駄文でした。今日はこれにて。

今更だけれど、感じる事

 今日の動画はタイアの空気圧で感じた事です。

 CBR1000RRで感じ、経験を話しています。以下は、動画の概要欄に書いた文章をそのまま転載します。

 空気圧が低すぎるとパンクと同様の症状が現れます。そこまで下げる手前で、どの様にセッティングを行うかを書き記します。  空気圧が高いとパリッとした感触でバイクを倒すのは楽に「素早く」行えます。反面安定感は少なく操作性は難しくなってゆきます。  反対に空気圧が低いと重く「鈍重」な倒し込みになります。この両者の中間点において、ご自身が程よいと思えるポイントを探り当てるのが、タイアの空気圧セッティンだと私は定義づけます。

 上記の内容ですが、結局は自分が一番気持ち良いポイントを探し出すために、空気圧を微調整してみよう。と言う事です。それをせずに圧を固定するのも方法論としてあります。ですから人それぞれ好きに知れば良いのですが、私は常に最善を求めているため、日々試し続けております。

 

 

センスの良いエグゾースト

 2年近く前に依頼を受け、当社が輸入したイタリアのエグゾーストがあります。

 ドカティのスポーツ1000用の品ですが、先日の試乗で初めてその特性に触れました。

 走り出して驚いたのは、その扱いやすさです。スタンダードでは低速、低回転でギクシャクするのが滑らかに変貌しています。
 以前の試乗では純正のままであり「これがドカティ」と言った感触でした。しかしながら走り出して直ぐに感じ取れるくらい、良い特性でした。

 サスペンションに限らず、やはり作り手のセンスというのはとても重要なようです。センスの一言で終わらせるのは酷いかも知れません。しかし、いくら経験を積んでも良品が作れるわけでもなく、それはやはり素性というか芸術的教育やある種の哲学を持って、独善とも言える身勝手さが良い製品を作るには重要に感じます。

 製品の作り込みや決定を行う場合において、集団による意思決定は私のような人間には笑止千万です。良いものを作るには身勝手さが必要です。ですが、それは他者の意見を無視するのではなく、意見を自分の物として取り込み、時として排除しつつも自己の責任において将来の不確定に挑んでゆくしかないと思うのです。
 ただし製品(プロダクト)として落とし込む際には、集団の意思疎通が重要になるようです。

 ここ数年で感じるのは、私自身にセンスがあるという点です。なぜかは分かりませんが、間違いないようです。幼少期の体験と親の育て方。さらには青年期の経験に人との出会いがそれらを育んでいると思います。現在進行形で良いお客様と触れ合っているのも、確実に私を成長させてくれているようです。

 最後は自慢のようでしたが、実はそれは結構的外れで、私を育て育んでくれた環境(人を含めて)が素晴らしかったのだと思います。

 もっと良い物を求め、日々精進します。

 

 

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オーディオから考える

 先日、友人がBluetoothスピーカーを譲ってくれました。

 SONYの品です。とても良い音がして気に入っています。そんな事があり、PC屋さんへ行き色々なスピーカーの音も聴いてみました。そこでは1万円しないような安価なスピーカーも、割と良い音を響かせており、驚いたのと同時に疑念も浮かび上がりました。

 それは「良い音って何」という、至って簡単な問題についてです。

 ギターを弾いて、アンプのイコライザーを調整する時、初心者は低音と高音を強め、中域を低めに設定しがちです。これは一聴するとシャープな感じで上手に聴こえるのですが、音が他の音に埋没し混ざり合い、聴こえは悪くなります。
 実際はミドルを強めるのが正解で、これに気づいたのはギターを弾くのを辞めだいぶ経ってからでした。こういうのが早い段階で理解できる人たちは、きっとプロに近づけるのでしょうが、私には無理でした。

 話が脱線しました。
 つまり素人に良い音と感じさせたければ、ミドルを絞りシャープな感じを演出すると、コロリと騙され「安いのに良い音」とついつい購入してしまうのです。

 もちろん、良い音と感じたその感触は間違い無いと思いますが、注意深く聴いているとこのイコライジングによる音の抜けはわかるようになります。

 サスペンションも全く同じです。「よく動く」と騙され乗り心地が良いとか吸収性が良いとか、売るには良いのでしょうが本当の意味においてそれが良い乗り味であるのか?疑問を感じる事が多々あります。
 しかしこれは、逆に私が求道者と申しますか、サスペンションに対して高尚な事を求めすぎなのでしょうか?それは分かりませんが、常に根っこの部分を探り当てたいと考えています。

 

 

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CBR1000RR SC59の仕様変更

 作業を進めていたCBR1000RRが完成しました。

 15万円の予算で進めていました。事の発端は190/55のタイアに交換し、車高が変わり曲がり方がおかしくなったと症状を訴えており、併せてフロントフォークもオイル漏れを起こしたので前後ともオーバーホールになりました。

 フロントフォークはスプリングレートも減衰特性もそれほど悪くありませんが、相変わらずトップアウトスプリングの設定には疑問を持ちます。と言いつつもなぜそうなっているかは知っているので、仕様変更を施し、より使いやすい動きを目指し仕様変更です。

 リアは減衰特性が全く好ましいと思えません。少し硬いようです。ですから動くようにすれば街乗りではとても楽しくなるはずです。
 それ以外のポジションやエンジン特性等は好感触で、乗りやすいと思います。しかし現在の車両と比べ若干大柄な感じもします。数年前に那須スポーツランドを同じ型のCBRで走りましたが、良い感じはしましたが比較対象がCBR600であり、狭いコースでは600の方が合いました。
 ですが街乗りでは1000ccの余裕あるトルクが楽をさせてくれます。触媒とサイレンサーが車体下部に収まるため、重量配分が下に感じます。これは意識せずに試乗し「なんでだろう?」と疑問に感じ考察した結果なので、ほぼ間違いないと思います。

 全体的に良いバイクであり、試乗した当社の小野寺は痛く気に入っておりました。

 試乗とセッティング動画は近日アップしますので、お待ちください。

 

 

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