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GSX-R1000/K1のリアショックFG

 昔からの友人が小さな代理店を行っており、当社にO/H依頼を送ってくれます。

 今回の依頼はK1のFGです。

 FSM11と呼ばれるφ46シリンダーの油圧アジャスターを備えたモノショックで、ツインチューブが主流の現在では普通のリアショックですが、20年ほど前は最高峰の仕組みでした。FGはオイルシールとロッドが頑丈なのでオイル漏れが(イタリアの工場で組み間違えない限りは)少ない事が特徴に挙げられます。
 それだけでなく、オイル漏れが起こりづらいオイルシールはただ硬いだけでなく、ロッドのストロークも滑らかな動きを実現するなんとも不思議な感覚です。現在はその謎を解き明かしたのですが、その助けとなってくれたのはメーカー勤務の友人でした。

 話はそれましたが、FGの基本特性の良さは現在でもしっかり受け継がれています。今回はロッドの状態も良く研磨だけで再使用が可能となります。エア抜きの穴が開いておらず、旋盤で加工してバキュームポンプで簡単に作業が行えるようにしてあります。ダンパーの仕組み、精度、部品の質は前提条件として大切ですが、最終的にそれらを設計値の通りに動かすためにエア抜きが重要課題となります。
 そのためにも前述の加工を行った次第です。

 FGに限らずご自分のリアショックを精度高くO/Hを行いたい方は、ぜひ連絡下さい。

 今回のO/H料金は送料税込で5万円弱でした。

 

 

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シャークなる謎のリアショックをO/H

 SHARK FACTORYのKHL1なる謎のリアショックをO/Hいたしました。

 タイか台湾のメーカーと聞き及んでおります。

 構造は一般的ですが、これまで観てきた大陸アジアメーカーの品としてはかなり良質です。数年前から日本メーカーの立場も危ういとは感じていましたが、すぐ後ろまで迫っているのは間違いなさそうです。

 使われている部品や仕組みは特殊なこともなく、O/Hは無事に終わりました。片側だけの作業依頼でしたが、料金は税込みで概ね3.5万円です。

 

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Z125Proのフロントフォーク

 https://youtu.be/C7Wtx7SNnQc

 この動画でZ125Proのフロントフォークの構造を説明しています。

 一般的な倒立フォークと違う最たる点は「カートリッジがない」という事です。カートリッジとは減衰力を発生する心臓部です。微細な調整を可能にする高性能ダンパーの代名詞とも言えますが、Z125Proは倒立フォークでもそのカートリッジは有りません。ではどの様に減衰力を発生するのかといえば、昔ながらのピストンバルブ型でした。 

 これはオイル通路の穴径で抵抗を得ますから、速度自乗となり狙った領域を外すと思うような動きを得られません。正立フォークでもカートリッジを採用した車種は多々あります。

 Zのフロントはスプリングを外すのにインナーチューブとブラケットを分解しなければ取り外せないのも、操舵性を変更しづらい難点とも言えます。その構造もありオイル量と油面管理は微細には行なえません。

 それらを踏まえた上で、色々と改造するのも面白いと思います。思い通りの動きを得るのは難しいでしょうけれど、楽しみながら挑戦してもらえれば何よりです。

 

 

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王道路線の書籍

 いまさらながら「金持ち父さん 貧乏父さん」を読みました。

 20年くらい前に書店に沢山並んでいたのは記憶していましたけれども、今でも売れ続けているロングセラーのようです。

 労働者と資産家の違い。簿記や決算書を数字を使わずに、お金がお金を生み出す資産になるのか、その大雑把な流れを説明されており、理解しやすく売れるのも納得でした。

 実際に行動する人はごく少数と著者のロバート・キヨサキさんが書いているように、本を読んでその気になっているだけの人が多数なのでしょう。

 私は頭が悪い分、行動→考える、を繰り返してきただけに、実際に行動することは苦ではありません。今後も小さな失敗を繰り返しながら成長してゆこうと決意したのであります。

 

 

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丸投げでも最低限の知識を得る

 法人化の手続きは顧問税理士さんから紹介のあった司法書士さんに丸投げしてあります。

 それでも、最低限の知識を得ておこうと考え書籍を求めました。

 法人化に必要な津続き、費用など優しく説明があり入門用としては取っ付きやすく、良著でした。実際に自分で手続きを進めるにはやや情報不足かもしれません。それでも最低限の必要な知識や流れを理解できるので本格的に実行する方は、ネット、You Tube、書籍で知識を深めるのが現実的だと思います。

 全てを人任せにするとしても最低限の知識を得れば、その対価が適正かどうかの判断にも役立ちますので、今後も関わる業務の知識を得てゆくつもりです。

 

 

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一次資料にあたる価値

 税金に関する事に多く時間を割いています。

 この著者の方は以前にもやや極端な節税策を謳った書籍を出版されていました。会計事務所の方の見立てでは「経営者ではなくサラリーマン向け」にエンタテイメント要素の多い内容だと評されていました。

 手に取り軽く内容を確認し購入しました。役に立つ内容も有りましたが、やはりエンタメ要素が大きいと思います。

 それでも節税の概要を知ることができました。それを基にして当社の顧問税理士に質問をぶつけたところ釈然としない回答をえたので、一体なにが正解なのか?わからなくなる次第。それではと柏税務署に問い合わせ、国税庁の方に電話を回され担当の方の説明でようやく腹落ちした次第です。

 

1 役員に貸与する社宅が小規模な住宅である場合

 次の(1)から(3)までの合計額が賃貸料相当額になります。

  1. (1) (その年度の建物の固定資産税の課税標準額)×0.2%
  2. (2) 12円×(その建物の総床面積(平方メートル)/(3.3平方メートル))
  3. (3) (その年度の敷地の固定資産税の課税標準額)×0.22%

 上記が国税庁のHPにある計算式です。

 この算式を基に計算された数字の50%以上を負担する必要があります。つまり「賃料の~%」ではなく、前記の通り「計算式から算出された数字の50%以上を負担」するのが、国税庁の正式回答でした。

 どこをあたっても曖昧な答えしかなく、明確で納得できる答えがほしければ、一次資料や根源にあたり答えを求めるのが良いと思います。

 

 

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スターバックスの本を読む

 最近は自学自習に力を入れています。

 スターバックスに関わる本を読みました。特段、思い入れがある訳ではありません。ただ、その経営手法は他と何が違うのかを知りたくて手にした訳ですが、いくつかの発見が有りました。

 顧客第一主義や従業員を大切にする姿勢は昔の日本企業の様です。大きな広告宣伝を行わない点は、中小どころか零細企業経営者の私にとって、大いに参考となります。

 経営者のための本ではないと感じましたが、それでも値付け、広告、採用で良い着想を得られました。

 

 

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ダムツーリング

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 11月の6日に群馬県のダムを訪れるツーリングへ行きました。

 同行者は20年来の付き合いがある織茂さんと、昨年からお越しいただいているオーカマンさんです。

 関越の本庄児玉に集合し、そこから30分ほどの下久保ダムを訪れます。
 着いてそうそう驚きましたが、警察が何やら作業をしていました。想像するに投身自殺の現場検証を行なっていたようです。

 合掌しつつその場を後にして、下久保ダムの面白い部分を発見しました。なんとダムの天端が直角に曲がっています。力学的に負担が多いのは間違いありませんが、十分な剛性と重量があればこのような技も可能だと、目の当たりにして年甲斐もなく興奮しました。

 ダムはその構造、大きさだけでなく、造った人の苦労や背景に想いを馳せるのが楽しいのです。

 そしてダムを目指して走ると、自ずと山道を走ることになります。バイクで行くには楽しい道程ですが、無理をしないで常識的な速度で安全運転を心がけています。

 更に構造物が好きな私に嬉しいのは、ダムの近くには必ず橋がある点です。

 明石大橋やベイブリッジのような超大橋ももちろん好きですが、小さな橋やトラス橋、さらには地元のなんとも言えない情感の醸し出される橋が好きです。

 後は写真をご覧ください。

 

 

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Zシリーズのスプリング再メッキ

 O/Hを終えたお客様からの依頼で、外観を綺麗にするため装飾メッキを施しました。

 ロッドやインナーチューブは摩擦にたえるため、硬質クローム(ハードクローム)を用いますが、装飾の場合はもう少し柔らかいメッキです。特にバネは変形量が大きいため、粘って材料にまとわりつくような特性が必要です。

 価格は送料、消費税を含め2.3万円。納期は4週間弱でしたが、これはバネの傷み具合で下処理が変わりますので、金額と納期は目安にして下さい。

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NZ250のリアショック

  以前にも依頼があったNZ250ですが、ブログを御覧頂いたお客様が新たな依頼を下さいました。

  NZの純正ダンパはカシメ型です。一般にはO/H不可となっていますが、当社は技術開発により問題なくO/Hを行います。今回の作業では税込み送料込みで77,400円でした。納期は14営業日程度と、一般的な進行で無事に終えられました。

  O/Hの他に再メッキは割とよくある内容です。さらにガイドブッシュの加工と呼んでいますが、ダンパオイルを含んだ焼結材で保持するロッドガイドに旋盤で加工を行い、ドライベアリングを圧入。これによりロッドは長持ちするし大きな荷重がかかってもなめらかに作動するため、乗り心地も良くなる有益な加工です。金額は高くなりますがカシメ型はO/Hに回数制限がありますので、この加工を行えばオイル漏れの確率を下げられるし、そうなれば長期的な費用もおさえられるため、是非とも実施して頂きたい箇所です。

 カシメ型のO/Hを始めて既に5年以上が経過しました。この1~2年は依頼件数が増加して月に10セット近くを作業しています。純正を作っているメーカーを除けば、日本で一番カシメ型ダンパーに精通していると思いますので、O/Hに悩む方は是非相談下さい。

 

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