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ロッドの加工

 BMWの5シリーズF10、純正ダンパーのロッドを加工して減衰調整付きにしてみようと考えました。

 お客様の要望でディーラー整備を断られないために、極力純正部品を使うようにしたいからです。ロッドは400mmもあるので、中を抜くのは少々厄介ですが、これまでも300mm程度は抜いてきたので時間を掛ければ十分に加工は出来ます。

 E90の純正と違い伸び圧共にシムで調整する型なので、設定変更は難しくありません。シムも手持ちの部品で賄えます。難しいのはフロントのエンドアイが大きく、旋盤では容易にチャッキングできません。しかしこれを逆手にとって、エンドアイを切り飛ばしつつ、車高調整機能を追加してみようと考えています。

 かなりの大工事になりますが週末には作業を終えて、週明けの納車を目指しています。

 

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雑談

 先日クレジットカード会社から連絡があり「不正に登録された可能性があるため、その確認」という事で話しをしました。

 恐ろしい事に、本当に勝手に海外のショッピングサイトへ登録されていましたが、不正使用はなかったようで、実際の被害は有りませんでした。しかし、これによりクレジットカードを交換する必要が生じてしまい、支払いの面でとても面倒な事が起きてしまいました。

 便利になった世の中は、面倒も増えたようです。

SHOWAのツインをオーバーホール

 年が明け、非常に多くの依頼を頂いています。

 SHOWAのツインショックは最も依頼の多い作業の一つです。使用期間が長くなると写真の様にオイルにエア(ガス)が混入し、性能が著しく劣化します。オイル漏れがなくとも、メンテナンスを行いたい理由の一つです。

 税込みで約6.3万円かかりますが、その仕上りは最高です。研磨仕上げの場合で4.6万円です。ぜひご依頼ください。

 

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ロッド表面の仕上げ

 友人が計測してくれたおかげで、ロッド表面の仕上げについて知識が更に深まりました。

 写真は当社にある簡単な顕微鏡で撮影しました。細かな筋が入っている方が当社にて研磨した品です。研磨によりできた凹凸や筋の入り具合で、手で触ってもしっかり感じ取れるほど、滑らかさが変わります。

 これも長い期間で色々試した結果、現在考えられる最善です。このロッド研摩もプレミアムラインのオーバーホールには標準で行います。

 

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オーバーホールの上は

 これまでにもかなりの数をオーバーホールしてきましたが、単なるオイル漏れ修理や新品状態に戻すよりも、更に上を目指しています。

 昨年からフロントフォークのオーバーホールに3種のグレードを設けましたが、リアショックにおいても同様に三種の中から選択可能となりました。

 必要最低限の部品交換を行う「スタンダードライン」、交換可能な部品を全て交換する「ハイライン」。これに加え、全ての部品を研磨し摺動面を均し、必要とあらば各部に加工を行う「プレミアムライン」。

 このプレミアムラインを実際に当社所有のZRX1200Sに施し、試乗車として用意することで体感して頂けるようにしたので、試乗を希望される方はいつでも乗って頂けます。代車としても使うため電話で確認してからお越しください。

 タイアはパイロットパワーの新品を取り付けました。

 

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役に立っています。

 お客様に車両運動を分かりやすく説明するために、ちょっとした設備投資です。

 購入してから2年以上たっていますが、とても役に立っています。言葉で説明するよりも感覚的に理解しやすく、そこに言葉が加わる事でさらに理解度が増します。

 

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BMWの5シリーズF10をテストドライブ

 昨年末に話を頂き、昨日入庫したBMWの5シリーズF10を試乗してみました。

 近所を軽く回る限りだと、大きさからイメージできるゆったりした乗り味そのままでした。オーナー様も仰っていた通りかなり大きく、サスペンションだけの問題ではありませんが、調整によりどこまでドライバーとの一体感を高められるのか、そこも楽しみです。

 近場で確認したことが、夜の首都高を走りより明確になりました。サルーンと呼ぶべき乗り味でクラウンの様な大きくゆったりした動きを見せます。Mスポーツと呼ばれるグレードですが、スポーツ性は皆無です。ハンドルのN付近から切り込んでゆく場面ではややシャープに反応し、もう少し手応えを持たせつつタイアが向きを変えるような感触を欲しました。

 サスペンションについては基本の動きはとても秀逸です。BMWらしい重量バランスの良さにバネ、ダンパーのチューニングが上手く行われ、造り手の狙った通りの動きをしているように思えます。私見では大きな外観や5シリーズというドライバースカーとしてのフラッグシップ(7は後ろに乗る車という意味で)らしさを演出するために、少々車との距離を感じる設定だと思います。これをMスポーツの名前通りスポーツ性を強めに演出し、高級サルーンらしさも残せば奥様やお子様も不快感を覚えずに、運転しているお父さんは高い満足感を得られる、本当のプレミアムセダン、大人が運転して楽しい車に出来るのではないかと考えました。

 ダンパーは純正の中古を仕入れたので、それを参考にして今後の方向性を探ります。分解してシム組も覗き見ることで、体感した乗り味がどの様なピストンとシム組で生み出されたのかを知り、そこから次へ繋がる思考へと昇華させます。

 分解が今から楽しみです。

 

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怠けていたブログ復活。

 年が明けてから更新頻度が落ちていたブログも、本日から本格始動です。

 本当のところは怠けていたというよりも、じっくり書きたい内容が多く時間を取りずらかったというの実情です。今日からまた細々と書き記して参ります。 

 

 

ボルボ940

 千葉県のバイク屋さんから、VOLVO940の前後ダンパーオーバーホールを依頼頂きました。

 フロントにはビルシュタイン、リアはコニです。以前にもオーバーホールを行いましたが、仕様変更のために少々組み合わせを変え手直しを行う予定です。

 10年以上昔に乗っていたEG5のシビックでオーリンズやらビルシュタインやらと、色々手を出したのが今になって活きてきました。この経験を活かしてこれからもオーバーホールの幅を広げ、お客様の役に立てる仕事をして行きたいと思います。 

 

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NSR250の試乗、セッティング

 久しぶりにNSR250の試乗を行いました。

 リアショックは関東で有名なショップがオーバーホールをしてあり、フロントは当社でカートリッジの調整機能を追加し、右伸び、左圧の調整を可能にしています。

 ピストンも交換し、シム組は当然変えました。予算の関係でスプリングは純正のまま二段ばねですが、イニシャル調整で上手く合わせ、全域で最高とは言えませんが、概ね楽しめる設定を作り上げました。

 フロントフォークが良くなると、リアも改造したくなります。NSRはシート高さが低いように感じます。数cm上げれば、運動性や前後輪に掛かる荷重が適正になり、よりスポーティーになりそうです。今後はシートの改造もしたいと思います。

 

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