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GPZ1100のオーリンズ改造

 一品もののオリジナル

 茨城県のK2プロジェクト様から依頼があり、カワサキ・GPZ1100のオーリンズを改造しました。

 車高調整機能を追加したいとの希望に応えるべく、部品の手配を進めましたが2月の中旬でもコロナ騒動が関係したのか、入手が難しく時間を要しました。

 その部品の手配は何とか解決したので、昨日から組み立て作業に入りました。磨耗した鉄シリンダーは現行のアルミへと交換し、長さも変更しています。これは車高調整機能を追加すると、ロッドから下の長さが変わる事に対応するためです。

 価格

 金額ですが、定価で18万円程です。高いか安いかは皆様の判断に委ねるとして、依頼されたお客様の要望を具現化する事はできました。

 今回はモノチューブですが、TTxGPなどを用いて独自のモデルを作ることも可能です。この場合はTTx自体が20万円程なので、車体へのフィッティングも含めると30万円超となりますが、性能と外観はすこぶる魅力的です。

 突き抜けたモデルが欲しい方は、是非相談下さい。

 

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ディアルディスプレイ

PCモニター 

 3月の終わり頃から、社内のディアルディスプレイ化を進めました。
私のiMacにはLGの29インチワイドモニターをおいています。

 写真のPCは社員の小野寺君が主に使用しています。2画面にする理由は効率化です。一つの画面を切り替えて見るよりも、新規ウィンドを開きサブディスプレイで確認すれば、かなりの時間短縮となります。

 統計では一日8時間程度のPC業務を行う場合、2画面化により2時間以上の短縮が可能になるそうです。写真はレティーナ以前のiMacに1080のDellのモニターです。Googleドライブで仕事をして、簡単な検索業務であればこの画質で十分です。

 余談ですがキーボード、マウスともに2を使っています。両者とも初期型より打鍵感やクリック感が気持ちよく、使って楽しいガジェットです。

 皆様も2画面にして仕事をしてはいかがでしょうか。

 

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倒立フォークにおけるフルストローク

フルストロークは見た目でわからない

 先日作業を終えたZX636のフロントフォークを題材にして、その仕組みを説明します。

 多くのロードバイクでは、フロントフォークのストロークは120mmと言われています。実際は計算方法の違いもありますが、110mm以下がほとんどです。

 倒立フォークでわかりやすいのですが、ダストシールはブレーキキャリパーなどを取り付けるブラケットに接する事はありません。ほとんどの場合で10〜20mm程度離れた所が機械的なフルストロークとなります。例外的にBMWのS1000RRなどは接する「程」近づきます。

 どの様に測定するのか?

 一番沈んだボトム位置を測定する時は、スプリングを外し一番押し込み測ります。一番沈み込むとオイルロックピースかバンプラバーの二種類の方法で、衝撃を和らげる機構があり、普通はそこまで押し込めません。そのため、バネを外し反発をなくす事で測定が可能となります。

 実際

 実際に本当の意味でのボトムを知る事が必ずしも意味を持つわけではありません。各々の使い方や走行条件で「自分にとってのフルボトム」を知っていれば十分です。

 ただし、オーバーホールの際にその値を知る事は難しくないため、興味のある方は要望くだされば確かな数値を明示致しますので、申し付けください。

 宣伝

https://note.com/sgfacendo/m/m2a3296d570a1

noteでZX636のバンプタッチまでの数値を公開していますので、登録して読んでくださると嬉しく思います。

 

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CB1000Rの純正サスペンション・セッティング

動画で説明

https://youtu.be/Vs3dcW-f1zk

 上記アドレスから、CB1000Rのサスペンションセッティングに関する私なりの印象を話しています。お時間のある方はどうぞご覧ください。

 CB1000Rの一番の大罪

 少々刺激的な物言いですが、リアの車高が高過ぎて、どうにも楽しめないと感じています。言及すれば他にも気になる点はありますが、この部分を解消するだけで私の好みに大きく近づきます。

 その次の課題はフロントの減衰力が強すぎる点と、有効ストロークが短いという2点です。これも簡単には解決できませんが、不可能な訳ではありません。
 具体的に言えばリアを下げて「フロントは上げる」必要があります。こうする事で、バイクのピッチングセンタやヨーセンタがリアへ寄り、思い通りに動く車両になります。

 素性は良い

 上記改善を施せば、素晴らしく楽しい車両になります。昨年も二回に分けてCB1000Rを改造しましたが、その経験を踏まえ今回は更なる高みを覗いた気分です。
 実現はかなり難しいと感じていた車高の合わせが叶ったのです。素晴らしく楽しいバイクになる素性の良さを、このCBは備えています。それを邪魔しているのは主にサスペンションの基本設定と、エンジンマネジメントです。

 今回、CB1000RがホンダのフラッグシップとしてCBを名乗るに恥じない仕上がりだと確認できました。今後はCB1000Rの依頼があれば、簡単な姿勢変更から目玉が飛び出るくらいに高価な改造(例えばフロントのオーリンズFKRをいれ、リアにはTTxGPを取り付け総額100万円に届く様な)まで手がけてみたいと思います。

 

オーリンズ FKRカートリッジ

 楽しみな材料が入荷

 本日、ラボ・カロッツェリア様からFKRカートリッジが届きました。35万円の現行品では一番高価格・高性能なキットです。

 昨年も同じキットでフロントフォークを改造しました。各部の作りは質が高くその動きは少し乗っただけで分かるほどです。今回も取り付ける車両が500ガンマですが、車両の仕様が若干違うので、内部の減衰設定も変えてみようと思います。

 キット内容

 このFKRは価格が高いだけあり、スプリングは3セット付属します。9N、9.5Nに10Nです。スプリング代は定価で6万円以上しますので、お得といえばお得です。

 構造

 ピストンはかなり独特で面白い形状をしています。シムのたわみを無理なく誘発する様なポート形状です。ロッドも細く摩擦抵抗の低減を意図したのではないでしょうか。

 クローズドカートリッジ(オイルがカートリッジ内部で完結する)ですが、加圧されています。その手法はスプリングによるものですが、組み立ての手法は我々の様な取り扱い業者にも具体的な説明はありませんので、自分で考え組み立てなければなりません。せっかくのレーシングカートリッジで加圧型ですから、エア抜きはきっちり行いないので、考え抜いて最善の手法を考案しました。

 結論、価格に見合った価値はあるのか?

 当社はイタリアのFGを扱っていますが、それでもオーリンズのフロントフォーク・カートリッジキットはかなり性能と価格のバランスが良いと表せます。絶対価格は高いのですが、それ以上の性能を有しています。正直、私も自分の車両に入れたいと考えています。ただ、私の所有するBT1100は正立フォークなので、寸法上の制約があり簡単にはつけられません。それは今後の課題として時間をかけて解消してゆきますが、お金を払うだけの価値は十分にあります。

 お金に余裕のある方、または突拍子もないほどの高性能を望む方はオーリンズのフロントフォークを購入し、このキットを入れるのが良いと思います。価格は80万円にもなりますが、見た目も性能も素晴らしい物になります・・・って、そんな簡単な話ではないですよね。ですが、それでも価値はあると断言します。

 

 

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SHOWA、BPFで課題となる点

有料マガジンでサスペンション好きの心をくすぐる様な情報を発信しています。

 note  https://note.com/sgfacendo/m/m2a3296d570a1

ZX636のフロントフォーク

カワサキ・ZX636のフロントフォークはSHOWAの一般にBPF(SFF-PBと表記があります)と呼ばれる機構を採用しています。

 このフロントフォーク、CB1000Rも同じ作りです。安価にフルアジャスタブルシステムを作るには良い仕組みですが、問題点があります。なぜかBPFに限ってはトップアウトスプリングの有効長が長く、フロント下がりの姿勢を強要されます。

解消するには?

 いくつかの手段により、解消できます。具体的な内容はnoteに書き記しますので興味のある方はそちらをご覧ください。簡単に言えば、スプリング交換や類似の手法でフォークのストロークをきっちり120mmにできます。

それで良くなるのか

 問題は、ストロークを増やしたら良くなるのかどうかです。結論は良くなります。やはり街乗りでは120mm前後が良さそうです。ストロークが短くても長くても良し悪しの両面がある訳ですが、路面環境によりやはり最適なストロークがあり、それを実現するので走りは改善します。

宣伝 note

  ここからは宣伝になりますが、noteにてもう少し具体的な内容を話していますので、興味のある方はご覧ください。なぜ有料マガジンに書くのかと言えば、もちろん同業者に知られたくないのもありますが、あまり率直に書くと敵を作りそうだからです。メーカーにも色々と事情があると思うので、それらを加味してもやはり書きたいこともあります。
 であれば、内輪ネタ的に情報発信をするのも面白いと考えました。

 ”有料でも好奇心を満たしたい”というような見識のある方でなければ問題が起こりそうなので、有料マガジンを決めました。
よかったら下記リンクから定期購読の登録してください。

https://note.com/sgfacendo/m/m2a3296d570a1

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そろそろ動き出す318Ci

 エンジンがかかると、やっぱり期待しますね

 私の愛車、猫で言うなら愛猫クロちゃんと同じくらいの愛着を持つBMWの318Ciのエンジンに火が入りました。なんて格好よく言いましたが、一年半置きっぱなしだったので、バッテリを新品へ交換しセルを回したら一発始動でした。

 エンジンが掛かると早く乗りたくなる気持ちが湧いてきます。車検を通す意欲も湧くと言うものです。

 ホイールサイズ

 以前はリム幅8JのBBSをつけていました。しかし好みの外観を求めMスポーツのフロント7.5J、リア8.5Jのホイールを入手しました。ですが、2リッターのNAエンジンに8.5Jでタイア幅245はあまりに太いので、嫌だなーっと考えていたところ、良案が思い浮かび、Mスポーツのフロント7.5Jを仕入れ前後とも同じサイズにすれば良いと気づいたのです。

 そうと決まれば早速オークションから前後セットを安く仕入れましたので、当社のアルバイト中村くんの実家「ミスタータイヤマン白井店」でタイア交換をしてもらおうと考えております。

 あとはアライメントなど細かな準備をしてとりあえず車検を通せる状態にします。

 その後は

 今後はサスセットを決めアライメントを調整しハンドリングを整えたなら、クラッチ板、燃料フィルター、エンジンマウントなどの細かい部分を交換してゆきます。部品はすでに持っていますので、後は決断をして作業を遂行するだけです。

 仕上がったら?

 仕上がった後は、試乗車として大人のスポーツカーを目指すこのBMWを皆様に堪能してもらおうと考えております。

 

 

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膝上大好きクロちゃん

 最近は政治、経済、商売、サスペンションとややこしい話ばかりでしたので、たまには愛猫クロちゃんの話題で箸休めです。

 クロちゃんは6年ほど前の、生まれてすぐに会社へきました。親猫が近所の野良でたまに顔を出していたので、その縁で子猫を連れてきました。3兄弟でしたが他の二匹は病気になり、病院へ連れてゆきましたが、残念ながら他界しました。

 その後、残ったクロが会社のアイドル猫として近所を飛び回っていましたが、外では危ないので一旦自宅へ招き入れた後に、事務所で内猫として飼う事となりました。

 時に脱走し一週間ほど戻らない事もありましたが、帰還し事なきを得ました。

 今年でまる6歳の雌猫ですが、大人しく甘えん坊で可愛い猫です。

 

 

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ウエットブラスト導入

 第二工場の改変

 あちらこちらで話題にしましたが、ウェットブラストを導入しました。

 サンドブラストと比較して、対象への攻撃性は低いそうで、洗浄の質向上と時間短縮を狙っています。

 試しに強めの吹き付けを行ってみましたが、スプリングの塗装を剥がすことができました。これはノズルをかなり近づけ、空気圧も強めの設定での事です。

 PCも使い方を変える

 これまで第二工場はiMacの27インチを一台に、初代のiPad Airが一台でした。若干不便を感じていましたので、モニター、マウスにキーボードを追加。ディスプレイはミラーリングとし、接触点(アクセスポイント)を増やす事で、少しでも時間短縮に努めます。

 今後は・・・

 さらなる効率化を考えて行きたいと思います。これは機械などの要素もあるし、パソコンなどのソフト的な要素の両面から考えて行きたいと思います。

 直近ではエアコンを導入し、真夏の暑さをどうにかしなければなりません。近々導入予定です。

 

 

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CB1000R、本日納車

 セッティングと納車

 本日、無事にCB1000Rの納車を行いました。

 セッティングの為、走り込みました。全体の動きがチグハグだったので、フロントのイニシャルを強め、減衰を抜きました。
 リアはコンプレッションの減衰を少しだけ弱めましたが、これで最高に楽しいバイクになりました。

 減速でブレーキを握り込むと粘りを感じながらストロークします。リアサスも穏やかに持ち上がり、均整の取れた姿勢を作り出せます。

 予想しないくらい楽しかった

 上記のセッティングを終えたらば、予想しなかったくらい楽しいバイクに変貌しました。減速でフロントタイアに大きな力がかかり、グリップを強く感じられます。ブレーキを握りつつバイクを倒し込んでも不安がありません。旋回後期にアクセルを開ければ、リアタイアの存在感が強くなります。

 CBの特性を作り替える

 メーカー出荷状態のCB1000Rはフロントタイアに大きく依存し、リアタイアは希薄に感じられます。この乗り味はここ数年の流行だと思いますが、伝統的なリアタイアを意識しながら曲がれるバイクが好きな私は、この特性を作り替えました。

 ただ、純正がフロント7割、リア3割と言った印象なので、ツインショックのネイキッドのようにはできませんが、それでも前後5割位のスーパースポーツ感覚のネイキッドになりました。

 総論

 そのままでは私好みではありませんが、前後ショックで30万円程度を費やせば、素晴らしい車両に仕上げられます。フロントにカートリッジキットを追加するのであれば、総額は50万円に届きますがさらに上質な乗り味を演出できますので、興味のある方は是非、相談ください。

 

 

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