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SHOWAのBPF改造準備中

 CB1000Rのフロントフォーク改造用に、BPFの在庫品を分解し構想を練っております。

 トップキャップの仕組みは複雑で、手の込んだ作りです。減衰調整機構も良く考えられていますが、違った手法を模索して、上質な乗り味を作りだすために頭を悩ませています。

 ZX-10RのBPFは減衰調整が左右のフォークにありますので、一般的な手法を逸脱したあえて性能を落とすかの様な改造によって、動きを変えてみようと考えています。とりあえずはCB1000Rの純正フォークから始めます。

 

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相変わらずネジを切る

 ロッド製作が続いております。

 オーリンズは契約により、ラボカロッツェリア様が販売するメーカー純正品を使いますが、それ以外のメーカーは自社製のSGSAを軸に、価格や納期、品物の制約により再メッキを用います。

 写真のロッドはスズキのVストローム用のSHOWAです。新しく導入したネジ切チップが好調でして、楽しく作業を行えています。

  

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TRX850のカートリッジ化、完成

 TRX850の純正フォークをカートリッジにしたうえで、減衰調整を持たせる改造、SGCFkit4Pが完成しました。

 右フォークは伸び、左フォークは圧の減衰を調整可能です。ただし、ピストンは二つではなく四つあり、4Pの文字がそれを指しています。このクアットゥロ・ピストーネと呼んでいる機構により、左右のアンバランスを極力排し自然な作動性を演出できます。

 滑らかな動きを求め組の作業も丹念に行います。

 SGCFkit4Pの良い部分は以前にも書きましたが、車両メーカー純正の部品でフロントフォークのオーバーホールを行える点です。当社で製作した後でも、知識と道具があればご自身でメンテナンス可能です。油面や油種のデータも付けてあります。

 フロントフォークの純正部品代を除き、税抜きで¥228,600でした。

 

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バネを研磨

 TRX850のフロントフォークを改造していますが、フォークスプリングは交換します。

 フォークスプリングは摩擦抵抗低減のため、研磨してあるメーカー(主に社外品に多い)もありますが、一般の品はほぼそのまま表面処理を行っていません。そこで、それほど大きな予算を掛けないで済むよう、簡単な研磨ですが表面を軽く舐めておきました。

 これにより抵抗を減らす意図もあるのですが、汚れが出ずらくなればメンテナンスサイクルも伸びるので、出費も抑えられるため効果的だと思います。

 

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フリピからオイルをエア抜き

 BMW用のリザーブタンクを持たないショックのオーバーホールを行いました。

 リザーブタンクはなくともシリンダーと同軸上にフリーピストンを持ち、バキュームポンプでエア抜き可能な型です。シリンダーヘッドを外し、上部からアダプターを繋ぎエアを抜きますが、このような仕組みになっているのは、しっかりとした一級品のメーカーだと思います。シリンダーヘッドが取れずに、フリーピストンに抜き穴の無いメーカーも多数あり、これらは精緻な作業が行えないために、最上級の仕上がりは期待できません。

 外からは見えない部分に、メーカーの意図が隠れている場合もあります。色々な情報を集め、良いメーカーを選んで欲しいと思います。もちろんFGはフリーピストンに抜き穴を備えています。

 

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スーパーシェルパのリアサス

 カワサキ・スーパーシェルパのリアサスをオーバーホールしました。

 シェルパとは山の案内人の意味だったと記憶していますが、細かい部分で違うかも知れません。

 安価な車両のシェルパですが、リアショックには減衰調整があり、内部もフリーピストンを備えた本格の作りです。シリンダー内壁にはコーティングが施されているような感触で、お金のかかったダンパだと思いました。

 この度はロッド径を太くし、耐久性を引き上げました。

 

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今日は沢山組んでいます。

 今日はオーリンズを5セット、FGを1セット、KYBを1セット、フロントフォークを1セット組みます。

 アルバイトは矢作一人ですが、作業の早い彼なので、午前中だけで2セット組み終えています。午後もすぐに組めそうなのが2セットあり、残ったのは私が引きうえざるを得ませんが、何とか明日を休みにしたいので頑張ります。

 オーリンズはオイルも部品もメーカー純正を使用します。FGも同様でに純正部品でくみ上げます。雪が降り寒いので、皆様も気を付けて過ごしてください。

 

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ロッド製作快調!

 先日、ネジ切チップが枯渇気味だったので、新たに発注しました。ついでに違う種類を探してもらいワンチップで数百円高い品を提案してもらい、試しに使ってみました。

 耐久性の高いコーティングだとは聞いていましたが、削っている最中もかなり安定し楽に切削でいる印象です。

 これまで焼き入れ材にM14P1.5を切るのは面倒だと感じていましたが、かなり楽になったので、作業も快調に進んでいます。

 

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一品物、カートリッジキット

 当社が独自に開発したカートリッジキットSGCFキット4P(セイクレッドグランド・カートリッジフォークキット・4ピストン)。

 これまでにTRX850を皮切りに、TZR250の3XV、GPZ900R、CB900F、CB1000SF/SC30やCB1300SFのSC54などを造ってきました。写真は新たに依頼を頂いたTRX850用です。大手メーカーから小規模メーカーに至るまで、フロントフォークカートリッジキットは販売されていますが、当社はオーダーによる製作で対応しています。

 私どもは、一人一人、一台一台に合わせ込み楽しい車両へ仕上げるための準備としてサスペンションを交換、又は改造を施し、その素材を使いお客様に合わせ込んでゆきます。サスペンションは交換して終わりではなく、そこからが始まりと捉える方が正解だと思います。

 価格は大よそ15~25万円程となります。特に旧車のZ1用に造った際は、カートリッジを追加しスライドメタルなどのベアリングを入れましたが、外観は純正然とした佇まいを残し、ブレーキからホイールまでそのまま手を付けなくても良いため、コストパフォーマンスは意外に良く、フロントフォーク改造費だけで終りました。

 適正に設定された足回りを調整し、ご自身のライディングスタイルに合わせ込む楽しみをこのカートリッジ追加により、提供してゆきたいと考えております。

*CB1300SFにおいては、現行のオーリンズフォークが素晴らしい出来なので、現在はそちらを推奨しております。興味をお持ちの方はそちらも問い合わせください。

 

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FGのフロントフォークカートリッジキット。

 ZX-12RのFGカートリッジキット、Pressione Zeroのシム組を変更しました。

 筑波のTTで走る方の車両です。圧の減衰が足らなくなってきたので組み換えます。割としっかり足したので、走った感想を聴くのが楽しみです。 

 

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