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SACRED GROUND STAFF BLOG

TZM50のYECなど。

 みなさま、おはようございます。ブログの更新を二日も怠けてしまいました。楽しみに待って下さる方には、申し訳ないことをしたので、またまたタップリと書き記して参ります。

 昨日はTZM50のYECを組みました。このメーカーはあまり対応しているショップが無いそうで、当社に依頼が集中する傾向にあります。数をこなせば経験が増え、工具も作り、時間も短くなるためお客様にも自社にとっても良いこと尽くしです。

 このショックはフリーピストンが鉄のプレス成型であり、当社で作業する際にはアルミのフリピに交換させて頂きます。重量は別にしても寸法の都合で倒れが少なく、滑らかに作動します。
 ピストンリングやガイドブッシュは現YHS(旧創輝)の純正を使いながらも、レース用の高品質な物へと置換することで、可能な限りレースに対応した性能へ高めます。この手法はTZ125でも用いる当社独自の規格です。

 安価に早く仕上げようとすれば、コンプレッションアジャスターを分解しない場合が多く、それでは洗浄も不十分となります。当社はもちろん全数分解いたします。そうしなければエア抜きの際に、タンクに古いオイルが入り込み新油と混ざり、性能が下がります。バンジョーボルトの加工はせずとも、バキュームポンプを使いエア抜きを行う手法を確率しておりますので、高性能を発揮します。外観が変わらないのも純正派の方には喜ばれます。
 見た目を変えたい場合は、社外のバンジョーボルトも用意しておりますので、依頼ください。

 

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QRコード

本日のイヴェントのため、向かう車中で梅山がささっと各種のQRコードを作ってくれました。

私には何が何やらよく分からない事ですが、欲しい物をすぐに具現化できる能力は素晴らしいですね。
会社の自社プログラムもおおよそ完成し、細かい部分は社員の小野寺が補足しております。
私も現金出納帳や各種管理用にスプレッドシートを作成し活用しております。

セッティングデータに限らず、各種データをドライブ内検索する事で発見が容易になり、無駄な時間を大幅に短縮可能となっています。

現在はお客様の各種データを保存する事で、問い合わせに対し迅速に返答できるように社内システムを構築しております。これからもお客様の利便性をより高める努力を継続して参ります。

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忙しい土曜日

皆さま御機嫌よう。

本日はモテギで行われたエリア88・・・ではなくエリアNSRへ出店しました。
NSRではお馴染みのモトールエンジニア様から誘いを受け、NSR専門誌のプロスペック松田様を紹介頂き、実現しました。

NSRの専門店から、タイア専門店、はたまた削り屋さんのスペシャルなアクスルシャフトなど、沢山の面白い情報を得られとても楽しく過ごしました。

大勢のお客様に話しかけて頂けて、とても嬉しく思います。初めて話をするショップ様からも、話を聴かせてもらったりして情報交換ができ、知見を広められ有意義でした。

途中、コースの先導をする中野真矢さんにも会えましたが、とても綺麗な女性と一緒にお茶を飲んでらしたので、話しかけるのは躊躇いました。今度奥様に会ったら言いつけようと心に誓った次第です。

準備不足は否めませんでしたが、イベント参加を経験し、時間の参加が許されたなら、色々と用意を重ねてお越しになったお客様に楽しんで頂けるように心を砕きたいと思います。

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RZ250RのFGを制作、今後の展開

 みなさまごきげんよう。

 本日はFGの仕様変更を進めております。
 以前にも製作実績のあるRZ250R用です。そうだとしても全く同じ仕様は作っても面白くないので、今回も少しは漸進するように努めます。

 今週末はもてぎでNSRの専門誌「プロスペック 」がイベントを開催します。そこに参加するべくNSR250のFGも製作し、数は少ないのですが即売できるようにしようと思います。そこで一名様5分程度を予定し、セッティング相談からサスペンションの疑問などを答える時間も設けます。
 なぜ5分かと言えば、私は元来話が長く1時間でも2時間でも話を続けてしまうために、自分で時間制限を設けなければ沢山のお客様と接する事が出来なくなってしまうからです。

 FGを初めて分解してから早15年が経ちます。ここ6年ほどは年間でかなりの数を触るようになり、FGの良し悪しをかなり把握し、改良すべきポイントから長持ちさせるための手法、メーカー純正よりも動きをよくする方法など、多くの発見がありました。
 今後はプレミアムライン・オーバーホールで培った作動性向上の技術を投入し、上質なダンパーを提供することにより、更に楽しい(凄い)乗り味のバイクを演出してゆきたいと思います。

 

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全日本GP250のコースレコード

 先日の筑波選手権において、予選から決勝の合間で時間が空いていたため、監督の中野真矢さんと話をしました。

 ライディングについて疑問に思う事を中野さんに質問してゆきました。監督が98年に記録した筑波サーキットのレコードタイムは57.430だそうです。レコード狙いでギリギリのライディングの上に成り立ったタイムだそうです。
 具体的な説明をして他のライダーを助ける気もないので詳細は伏せますが、そんな部分に気を使うのか、と驚きました。

 また、電子制御についても意見交換を行いました。これは中野さんが感じる疑問に対して私が答える形でしたが、電制の良い点、悪い点と人間工学に基づいた見解を話たところ、納得していただけました。
世界のトップクラスにおいて、上から数えて何番めで走っていたライダーに質問するだけでなく、議論できるのはとても有意義です。過去7年間の私自身の成長に対し、かなり大きな影響を与えてくれているはずです。

 先日の筑波では、坂田和人さんとも少しだけ話す機会を得ました。バイクに関してではありませんが、ちょっとした会話の端々にワールドチャンピオンになる(人の上に立つ)ための重要な要素を再確認できました。

 

 

マニアでもコレクターでもない

 私は採集癖がありません。必要な物を必要な時に買うだけです。そうは言っても、場面によって使い分けたい気持ちもあり、大抵の物は数種類を購入します。

 写真の時計はKENTEXと呼ばれるメーカーの海上自衛隊仕様です。30歳を越して、腕時計の一本も必要かと考えていたところ、当時アルバイトで働いてくれていた木村くんから購入しました。
外観や重量感も含め好みに合致していた上に、軍隊(自衛隊を軍隊と呼ぶと怒られそうですが)の使う頑丈さも気に入っています。

 私が車よりもバイクにひかれる理由は、機械っぽさがより鮮明だからです。というわけで、クオーツよりも機械式時計に惹かれるのは当然でSMITHSの機械式を購入しました。

 ギターも時計もヴィンテージよりも現行型の方が気楽に使えるため、SMITHSはお出かけ用で普段はKENTEXを使います。そのうち普段使い用に現行販売されている機械式が欲しいと思いますが、時計に詳しくないので良い出会い(人、物、時期の全てが揃って)を待つことにします。
 しかし機械式と一括りにしても、私が欲しいの手巻きです。余計な物を排した簡素な物が好みです。

 

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個性

今日の出勤時途中は、クリストファークロスのベスト盤を聴きながら、車を運転していました。

購入してからだいぶ経ちますが、When she smileaを初めて聴きました。良い曲だなーと感じながらギターソロを聴いた瞬間「何だこれ」と驚愕する程のセンス良いメロディーと技術力でした。
しかし、聴いたことがあるトーンとメロディーラインにハッとして、明記を確認したところ予想した通り、ギターソロはエリック・ジョンソンでした。

世界的に名高い評価を得ているギターリストだけあり、一聴すればすぐに誰かが分かる程の個性と、技術力の高さに加え、主役は音楽であり、曲を際立たせるための個性と技術にまた驚嘆します。

車両セッティングも同様で、主役はライダーと車両であり、サスペンションが個性を主張する必要はありません。それらは舞台、又は舞台装置ではないかと考えます。

車両の素性を引き出し、ライダーの要望に応えてそれでも消せずに残る味が、セッティングを施した人間の個性です。だからこそ自分自身の教養を高める必要があると思います。

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優勝しました。が、想定通り。

 今日もまた、筑波選手権へ行って参りました。

 56レーシングのサポートを主にしながら、KISSレーシングの松岡君の走りも観察して参りました。

 梶山さんは前日から良い走りをみせていたので、このままの走りができれば優勝争いは確実だと睨んでおりました。その顛末は昨日のブログに書き記しましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。

 始まった予選は走行位置が悪く、一度ピットに入りクリアラップを取れる位置を確保した上で、タイムアタックに臨みました。アタックを始めて直ぐ一番時計を記録し想定通りの展開に、思わず私はニヤついておりました。
 しかし敵もさる者、二人のライダーが彼女のタイムを上回り、結果は予選3番手となりました。ですが、見せ場を作る才能についつい嬉しくなります。

 決勝はスタートを上手に決めホールショットから一度もトップを譲る事なく、ゴールして優勝できました。この優勝はもちろん運も関係しますが、実力で得た勝利だと私は確信しています。二位になったライダーが「逃げられた」との言葉を残しました。これは先程の「運」の部分をライダーのプライドから発生した、負けを素直み認められない幼さから出た言葉と私は認識します。なぜ負け惜しみだと言えるのかを説明すれば、梶山さんは予選、決勝共に全て単独走行(二位のライダーも同様に単独走行)のタイムであり、ファステストラップも平均値も全て梶山さんが上回っているのを根拠にしています。

 勝って兜の緒を締めよとは申しますが、当然、梶山さんもライダーとしてまだまだです。次なる課題はありますが、それをいつ伝えるのかは監督の仕事なので、それをどの様に越えて行くのか楽しみにして、走りを観察してゆきます。

 三位に入った田中さんは、自身の不甲斐ない走りにゴール後バイクを止めから悔し涙を流しておりました。前回の筑波では運良く優勝できた事や、鈴鹿での転倒に終わったレースでは苦悩や葛藤を感じ取ることはできませんでしたが、今日の走りにはそれがありありと現れていました。
 少しでも速くなりたいともがく(毎周色々と試しながらも、結果に結びつかない)姿は、やっと開始地点に立ったと言えます。前のライダーについて行き、実力以上のタイムや順位を得るよりも、よっぽど収穫のある二日間だった筈です。
 これは私自身への戒めでもありますが”悔し涙を流し、これからは自分に厳しく全てを変えて行く”と決意しても、その気持ちを忘れず継続する事に加え、努力(正しい方向性を持った行動、または頑張りを指します)も続けなければなりません。これが田中さんに伝えたかった一番大切な事なので、少しでも感じ取ってもらえたなら良いのですが、それは今後の彼の行動からしか読み取れませんので、注意深く観察します。

 最後に、梶山さんの優勝はかなりの確率で達成できると確信していたので、何ら驚きや感動はありませんでした。優勝の瞬間に湧き上がった感情は「よし!」と同時に「たった一度の優勝で勘違いしない様に気をつけなければ」の二つでした。

 

 
 

 

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今日と明日はサーキット

 今日は朝から筑波サーキットへ行きました。

 おなじみの56レーシングとKISSレーシングのサポートです。56は梶山さんと田中さんの両ライダー。KISSは松岡さん一人です。

 1本目の走行を終え各ライダーの話を聴きました。最初に中野監督に走行の印象を伝え、各ライダーの走行印象を確認したら中野監督と(当社を昨年末に退社した)大槻さんと方向性を定め、実際の変更値は大槻さんが決めて行くという手法です。

 KISSレーシングの松岡さんとは初対面でしたが、走行を観たこちらの印象とライダー側が感じている問題点をすり合わせ、気になった点をティーフメカニックのファイアーガレージ代表飯高さんに伝え、変更の提案をし、それが了承されると、例えば私が「1回転半」と提案した数字に対し「1回転」にする等の飯高さんの経験値を加味した変更が加えられます。

 

 2本目の走行前に一ヘアへ向かう私を追いかけてきた梶山さんと、56所属でタレントカップを走る松山琢磨さんの走りを眺めました。そこで松山さんの向きの変え方を紐解きその利点を伝え、練習走行とは一体何なのか?といった本質に迫る議題を提示し、彼女の考え方を自分で問い直してもらいました。
 果たして2本目の走行は明らかな意図を持った走りを見せてくれました。これはどういった意味かを申しますと「なぜそのラインを取るのか」「なぜそのライダーの後ろに着くのか」など、一つ一つに説明のつく行動を取るということです。中野監督、助監督の後田さん、観ていてくれた世界チャンピオンの坂田和人さんたちが梶山さんの走りが良いと褒めていました。

 3本目の走行は2本目と変わらずしっかり考えた走りをしているのは観て取れました。明らかな変化があったのは走行も残り五分となった時です。一ヘア進入の向きを変えが、松山さんと同質の走りを見せる様ななったのです。それからの4〜5周はその走りを続けていました。
 この回も一ヘアで観察していたところ、坂田さんが地方選で名の知られたライダーをわざわざ呼び「さちかの走りいいんだよ」と言いながら分析している姿を認めました。
 走行後にライダー本人に最後の数周で走り変えたでしょう?と確認したら「そうなんですよ!わかりますか?」と喜んでいました。まだ感覚をつかんだ程度だそうですが、この走りができているならば優勝を目指すと言っても絵空事にはなりません。明日のレースが非常に楽しみになってきました。

 問題は田中さんです。走行を観察し筑波を走るライダーの典型的な罠に陥っていると感じました。本人にはどの様にタイムアップをはかるのか、どの様に問題解決を進めるのかを問いました。
 その答えば具体性を欠いたボンヤリとしたものであり、そのため、何を、どの様に、いつ、解決するのかハッキリと言葉に出してもらい、その事が本人の目的意識を明確にすることを助けると実感してもらいました。3本目は車両トラブルで走行が儘ならない状況のため、4本目に持ち越しとなり、私も事情があり走行を見る前に帰路に着き、その後の走りは確認していません。したがって明日の予選が楽しみです。

 

 社会人となり仕事を始めると、問題解決の毎日となります。20年以上も前に「問題解決法」を父から口授されたのは私の幸運かもしれません。それをライダーに伝え、彼らの問題解決の一助になれば僥倖と思います。

 今年に入ってからは大槻さんがティームを助ける関係で、私が実際に手を動かす(工具を必要とする)場面が皆無です。これは私が望んでいた状況でもありますし、ティームにとっても良い事です。初めて参加した7年前に考えていた事が実現できました。
 そのため私はコース脇からライダーを観察し、エンジニアやメカニックに対し意見を伝え、その情報をもとにティームとして判断し方向を定めています。素晴らしい枠組みが出来上がったのではにかと考えいます。明日の本番も楽しみです。

 

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本を読もう

 私が本を読むのは強いられて(勉強)の事ではなく、好きで読んでいるだけです。

 その読書が自ずと学習に結びつくのはありがたい事ですが、本の中身は様々です。物理、宇宙、バイク、思想、哲学、小説、参考書から随筆などもです。

 今日はアルバイトの中村と込み入った話をしました。高校を卒業したばかりの彼は、読書の経験がほとんど無いそうです。なぜこの様な話をするのかと申しますと、私が書いた指示書の内容を全く理解していなかた事で、その顛末を詳細に分析した結果行き着いたのは「読解力の不足」だと感じたため、読書の重要性を中村に説いたのを切っ掛けに、ブログに書いてみようと思い立ちました。

 明確な意識を持って臨んだ読書ですが、なぜ始めたのかはハッキリとした危機意識からです。中学生で読書もしないのは恥ずかしいと感じていました。なぜその様な感覚に囚われたのかは、いまだに不明です。
同様に、敬語を使う様になったのも中学一年生からです。同級生の一人称がほとんどの場合「オレ」であり、子供っぽいと感じたのかもしれません。

 最近読んでいる本と、昨晩久しぶりに見た討論番組の動画に「美意識」という言葉が繰り返し述べられています。フロントフォーク、ダンパー、車両運動のセットアップで私が重点を置くのは美意識です。例えばシムの並びも実は、美しさがとても大切です。メーカーの純正でも他社で組み直した品でも、シム組に美しさを感じた事はございません。唯一FGはそれを持ち合わせています。

 多種多様な本から得た着想を元に、私の作る車両は仕上がっております。その文脈(Contesto)を乗ったバイクや車から感じ取っていただけたなら嬉しく思います。

 

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