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CBR250R MC41

ベアリング交換

 開発車両であり、今度の筑波TTへ参戦する自社車両のメンテナンスを行いました。

 車体関連のベアリングを全て交換し、オイルシール、ダストシールに添加剤を注油しました。

 最高速を伸ばす為に、チェーンなど更に手を入れなければいけない箇所が多々ありますので、更に作業を進めます。

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トミンモーターランドでテスト

 自社のリアダンパーSGMFG000のテストで、茨城県のトミンモーターランドへ行ってきました。

 距離は短いのですが、一つ一つのコーナーがロードコースのタイトコーナーのようで、ブレーキを握りながら倒しこむ事も多く、非常に有益なテストとなりました。

 純正と比較して大幅に性能を向上したリアダンパーに対し、フロントはドリームカップ仕様のままなので、そちらに不具合が発生し、微調整で対応しました。しかし、このような問題を一つ一つ丁寧に解決していく事で、サスセットのレベルを向上させられると思います。

 昼休みにはライダーとコースを歩き、本人がどう感じながら走っているのかや、こちらからどう見えるのかなど、コース上で細かな話し合いを行い午後にはそれを活かせました。

 リアダンパーは問題が起きていませんが、一度分解して消耗品の減り方を確認し、内部のシム組みを少変更するつもりです。

 次回は10月3日の筑波でテスト予定です。いよいよ本番へ向けて精度を高めていきます。

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R加工

 イワイサーキットへテストへ行く予定が、休みのようで急遽トミンサーキットに変更になりました。しかし、音量が引っ掛かりそうなのでバッフルを製作。

 角Rを取るのにカッターナイフで加工しました。使い古した刃を再利用し、背面を使います。以前樹脂加工業者のかたが使っているのをみて、アルミにも転用できるかと思い使い始めましたが、かなり便利です。

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SGMFG 開発番号000 完成

 半分オリジナルのダンパー「SGMFG000」が完成しました。

 今回は、油圧プリロードコントローラーを装備していますが、一番重要なのはシリンダーヘッドにある調整機構です。最近はTTx、FFXも一般化していますので、ツインチューブ構造のように見えますが、じつは旧来のオーソドックスなピストンを備えています。

 任天堂の横井軍平さんが仰った「枯れた技術の水平思考」を参考に、基本的な構造は一般のシングルチューブですが、調整機構とガス室をヘッドに全て集積した部分が大きく異なります。一番重要なのは、伸び、圧ともに調整機構の中にハイスピードコントロールを可能にするピストンとシムを埋め込んであります。伸び調整にまでこの機構を取り入れるには、TTx以外に方法が無かったのを、とうとう造り出しました。

 左の青いノブは圧、中央の青ノブが伸び、右の大きな部屋にガスを納めます。このつくりならば、オイル通路を最短にしながら、従来のロッド下に伸びダイアルを設ける必要が無いので、ヘッド以外の全ての部分で製作が簡素化され、コスト低減を実現します。シャフト内部に調整棒を通す必要も無く、剛性に寄与しています。

 問題も起こります。写真の形状ではリザーブタンクを大きく出来ないので、必然、ガス室容量が小さくなりストロークにより、ガス圧力変移が大きくなります。調整ダイアルの奥にあるピストン径も上下寸法に限定され、大型化が不可能です。今後の課題は、調整部とガス室の配置を見直し、上下寸法に自由度を持たせ、それにより前記二点にデザインの自由度を持たせる必要があります。

 この機構を思いついた原点は、ダンパー本体の調整部を廃し、リザーブタンクを2つ直列でつなげれば、伸び圧の調整を可能にする思考実験を重ねた結果、シングルチューブの可能性を更に追求できると確信したからです。微少ストロークの減衰が立ち上がらないデメリットは、動き出しの柔らかさを演出します。

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セットアップ開始

 エビスサーキットと茂原ツインサーキットでの走行により、車体の基本セットが決まりました。今年の5月に那須を走った時に、私自身が決めた姿勢に、フォークオイルの粘度を変更した状態で、中野真矢さんと渡辺瑛貴君の二人が問題なく走行し、良い状態と判断しました。

 今後は、車体のベアリングを全て交換し、リアダンパーを変更しSTレギュレーションにあわせます。

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今後の予定

 形になった自社製ダンパーの試作品ですが、まだまだ問題点が山積しています。

 今月中にはその問題点を解決し、8月から実走行のテストを開始する予定です。

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形になりましたが、

 自社製ダンパーの試作品を、どうにか形にしました。

 半分は自社製で、半分は既製品です。オイルとガスを入れて作動確認し、問題点を発見したので修正が必要です。そこを直して近日実車に取り付けます。とりあえず形にした事で、色々と判った部分があります。やはり実際に作らなければ、わからない事は多いと実感しました。

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ダンパー製作は着々と進行中

 ダンパーの部品が徐々に出来上がってきました。内製と外注です。

 水曜日には試作品が完成予定です。二台分造り、セッティングの完成度を早期に高める目的です。今回は叩き台としての製作なので、セットアップを進めつつ、どんどん新規に部品を造りかえる予定です。

 目標は、筑波選手権ST250にCBR250R(300ではない)で上位入賞できる車体です。エンジンに頼らない、250のパワーを完全に路面へ伝える車体を作り上げれば、その後の300ccやST600、スーバーバイクなどの余ったパワーをどう伝えるかまで、先が見えると考えています。

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部品製作1

 一日掛けて部品を用意し、寸法だしと簡単な図面を書き、必要な物がわかってきました。

 今はまだ全数自社製作とは参りませんので、いくつかの部品を流用しています。試作で寸法の問題が無ければ、出来る限り日本製、特に千葉県で製作したいと思っています。

 部品はちょっとした寸法の違いで、使い勝手と設計思想が大幅に変わります。よい部分を取り入れつつ、今まで感じていた不満点を解消したうえに、自身で開発した部品を付加して生きます。

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早速始動しました。

 CBR250Rの自社ダンパーの試作品を完成させるべく、早速本日から仕掛りました。

 明日はフロントフォークの改造にも着手し、クシダバルブ改を製作予定です。ST250などのレギュレーションで走る方に、有益な改良を目指しています。

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