ホーム>SACRED GROUND STAFF BLOG>アルバイトの矢作です。>CBR250R MC41

CBR250R MC41

鈴鹿のレース

 週末の鈴鹿サンデーロードレースに参加してきました。

 今回は私だけが帯同したので、NSF250RとCBR250Rの二台を担当しましたが、内容と結果において得られるものがありました。

 NSFの埜口君は前週のテストで非常に好調で、ウィークに入る前に前後サスペンションのオーバーホールを行いました。これが裏目に出たのか、リアサスペンションのフィーリングが変わり、思ったような結果を得られずに予選8位、決勝3位(クラス2位)となってしまいました。全体的なセットはまとまり、外してはいなかったのですが、ダンパーオイルの変更(粘度は変えずにヒロコー開発用のプロトタイプから、ヒロコーのSTD)が影響したようで、動きに重さを感じていたようです。レース直前に消耗品を全て交換したのも悪かったのか、ピストンリングが新品になったことで、少しの抵抗が出たのかもしれませんが、オイルと部品の両面から得た教訓をもとに、次は同様の失敗を繰り返さないようにします。

 CBRの渡辺君は怪我の影響が殆どなくなった、初のレースでしたから気合十分で臨んだ鈴鹿でした。

 夏休みの56レーシング、56デザインスポルト合同合宿と自主練の成果か、安定した走りを見せてくれました。鈴鹿の事前練習も十分で良い手ごたえを感じていたようです。ドライだった土曜日の練習走行はトップタイムとほぼ同じ速さで、本人の気合も空回りすることなく乗っていました。

 迎えた予選は路面が乾きそうだったり、本降りになったりの読みずらい展開から、しっかりウェットコンディションとなり、一度もボードのトップを譲ることなくポールポジションを得られました。ここでやっと渡辺君の走りが戻ってきたと実感した次第です。決勝は結果4位と少し物足りなさもありますが、内容のある出来ることは出し切ったレースだったと思います。チームとしては少しでも燃料マネージメントなどで、直線のアドバンテージを確保してライダーを助けたいと監督の言です。

 あまり表に出すことはないので、チームがどの様にセットを進めるのか、ここで一部紹介します。まず、走行データをもとにベースセットで走り、そこでライダーのコメントを確認します。育成チームなので、セットはそのまま変更せずに担当エンジニア毎に、ライダーの問題と車体の問題を分析し、対策を数通り用意して監督に提言します。その案も担当が考える第一案があり、それ以下の案を用意してい話をしますが、判断は監督に一任せずこちら側の提案に対する認証を得るといった形で進めています。ここで監督の経験から得た、ライダー目線の助言をもとに再考することも、ままあります。

 セットアップの変更点は、ライダーへ事細かに教えず「フロント変えた」や「しっかりさせた」、「雨用に抜いた」など大雑把な変更のみ伝えます。そうでなければライダーが頭でっかちになり、走りではなくセッティングばかりに考えが向いて、走りを妨げるからです。それが監督の考えであり、チームの方針です。

 2016919103053.JPG2016919103125.JPG201691910320.JPG2016919103234.JPG201691910335.JPG2016919103333.JPG2016919103413.JPG

久しぶり

 私のBT1100の元の持ち主、岩城さんが寄ってくれました。

 今はハーレー883にリアはFG、フロントはチタンコートに当社の自社製バルブSGVFとトップアウトスプリングを持たせ、メインのスプリングはCBR250Rのレース用をそのまま使いました。レートはCBRのレース用が丁度良く、883のフォークをスポーティーに使いたい方には推奨します。

 キャブはFCRでマフラーがサンダンスの2本独立(連結パイプの無い)型なので、車体もエンジンもとても楽しい車です。

 2016911182158.JPG2016911182215.JPG2016911182236.JPG

CBR250RのFG、もて耐用

 RS・NORIの杉山様からの依頼で、CBR250RのFGを製作しました。リザーブタンクをホースで連結したFQT11です。

 ドリームカップとJP250のデータをフルに活用しましたが、中古ボディーをベースにしたので少し安くできました。

 20167236588.JPG201672365828.JPG

オイル、添加剤

 今回の筑波も、広島高潤のテストオイルを導入し、性能向上を図りました。速さを狙ったのではなく、エンジンのメンテサイクルの長期化を図りました。

 今年の最初はサスペンションオイルに、ヒロコーのスタンダードを使っていましたが、優勝した鈴鹿から新規開発のオイルを投入し、筑波選手権第3戦にも、また違うオイルを投入しました。その変更はライダーに伝えず、どのような反応があるのかを知りました。

 添加剤はエンジンオイルにも使いますが、ミッションやクラッチを組む際に使用しています。

 201671722815.JPG201671722840.JPG

 

お楽しみかと思いきや

 転倒で傷ついたカウルの補修で、監督がカウルにステッカーを貼っていました。

 前回の鈴鹿でも一所懸命に貼っていたので、てっきりステッカーを貼るのが好きなのかと思っていたのですが、どうやらそうでは無かったようです。しかし、監督自ら率先して裏方作業をこなしてくださり、監督の父君は更に裏方作業を引き受けて頂き、そのおかげでチームがレースに集中できのだと、毎度感謝の念に堪えません。

 私や大槻は現場で車体セットだけに集中すれば良く、楽をさせてもらっていると感じるこの頃です。他人の優しさを感じ取れるようになると、自分も年を取ったのだと感じます。 

201671721348.JPG201671721429.JPG20167172185.JPG

201671721840.JPG201671721917.JPG20167172200.JPG

伝える難しさ

 筑波選手権に金曜と土曜日の二日参加しました。

 金曜の練習走行は終日レインコンディションで、NSFの埜口遥希君は着実な走行を重ね、前戦鈴鹿からの感覚を上手に筑波へ切り替えられたようです。レインのセットも悪くないところが見つかり、良い走行内容でした。

 迎えた土曜日、予選は1分1秒299で3番手。実力通りの内容で良い結果とは申しませんが、悪くもない予選結果でした。その後サスセットやギア比など、全体として大きめにセットを変更し臨んだ本選は、最高のスタートを決めライダー本人が考えていた展開で、自己ベストを0.5秒程度も縮め2位争いを展開していたのですが、1コーナーで仕掛けそれが失敗し前車と距離が開いてしまい、周回遅れの車両の動きに驚き2ヘアで転倒し、再スタート後に再度転倒し、結局リタイアとなってしまいました。

 今回の転倒は、前戦の転倒の延長線上にあり、それを予期しスタート前に二言声をかけたのですが、本人には伝わらなかったようです。一般に若い時分は失敗し、それを糧にすればよいなどと申しますが、映画監督の押井守氏の著書にあるよう「若いころの失敗は取り返しがつかない事が多い、年齢を重ねた失敗は社会的地位や経験から誤魔化せるが、若いときはその逆」という趣旨の文章がありました。

 道を間違えるのと同様に、角度がついた物は距離が進むにつれ、取り返しのつかない事態に発展します。だから細かい修正を重ねながら生きていかなければ、小さな綻びが破綻を呼ぶのだと考えます。賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。私自身は明らかに後者で、体験を通して体感することで、歴史をしりました。若いライダーには賢人になってもらい、先人の言葉の重みを知ってもらえれば、臨んだ人生を進めるのではないでしょうか。

 本当の愚者は歴史にも経験にも学ばず、体験や経験からも実感を得られない人のことをいうのだと思います。

 遠路応援に来てくださった多くの方に、楽しんでもらえるレースを提供できるように、甘えを排除し更に上を目指し一層努力します。

 20167172326.JPG

準備

ようやく準備が整い、筑波選手権を万端の体制で臨みます。

明日は天候次第でセットが大幅に変わりますが、明確な目標があるので、先ずはそこを見極めようと思います。

56レーシングに関するブログを楽しみにして下さる方もいらっしゃるので、報告に値する二日間にするべく、気を引き締めて行きます。

201671525145.jpeg

筑波選手権第3戦

 今週の土曜日は筑波選手権が開催されます。

 久しぶりの2台体制で臨むレースに、今回は筑波初の泊りで対応いたします。ここ数戦は56Racing,56design sport 共に一台でしたから、楽をさせてもらったのですが、これからまた時間との勝負となりそうです。

 私の担当するNSFに関して、今回の目標は予選、本番の結果ではなく、前日からの練習走行にをどの様にこなしていくかに軸足を置いています。そこを狙い通りに進められるならば、結果も自然と付いてくると確信しています。

 CBR250Rドリームカップは担当の大槻に任せてありますが、難しい舵取りになりそうです。

 

 

 

FG

 FGのダンパーを発注いただき、同時に5セット作業に入ります。

 R25のFGは、当社としては沢山依頼をいただき、造った甲斐がありました。RH松島の内山さん、ドッグファイトレーシングの山地さん、武佐さん、折川さん、松江セブンの岡田さん、チームZATOの小野里さんから依頼をいただき、販売を行ってきましたが皆様の役に立っていれば幸いです。

 56design sport にもFG本社から大きなサポートをもらい、レースに参戦しています。JP250では非常に少数派のFFX(TTx構造)を採用しているので、今後の車体開発も楽しみです。先日は筑波サーキットで中野真矢監督もJP250の車両をテストし、前後サスペンションに対し好印象持たれていました。

 FG社が直接援助を行うのは、日本では56design sport が初となり、イタリアも期待を持って対応してくれます。チャンピオンシップは厳しい状況ですが、エンジンとエンジンマネージメント、車体セットも向上し、これからも最良の結果を得られるように努力してゆきます。

 201675205542.JPG20167520575.JPG201675205932.JPG2016752105.JPG20167521057.JPG2016752121.JPG20167521245.JPG20167521324.JPG2016752143.JPG201675205859.JPG

課題山積

先日のJP250で、新たな課題を抱えることになりました。

車体ではなくエンジン関係で考察を深める事象があり、時を同じくして56レーシングのNSF250でも同様の問題が起こり、解決へ向け早速動き出しました。

今週末の鈴鹿で一部試し、問題の改善を図ります。その後すぐに訪れる筑波選手権へNSF
とCBRでテストを行い、更に完成度を高めようと思います。

ページ上部へ