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ローダウン 車高を下げる

ニンジャ1000のFG、ローダウン

 神奈川県平塚市のKTS湘南様から依頼があり、カワサキ・ニンジャ1000のFGを製作しました。10mmショートとし、ローダウン化を施してあります。

 KⅡプロジェクト様やKTS湘南様から過去にも依頼があり、詳細なデータがあり造るのに苦労はしませんでした。ニンジャ1000もヤマハのMT09シリーズと同様に、メーカーのサスペンション設定に大きな疑問と不満を感じています。フロントの突き出しを0にして(純正で少し突き出してあります)、リアの車高を下げ、ばね定数をなるべく低くすればとても良い車になります。

 いま乗っているバイクの乗り味に不満を感じている方、または自分の乗り方がおかしいから、バイクが思うように動かないと考えている方は是非一度、相談ください。

 写真のFGはスプリングを銀色に再塗装しました。

 

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冶具製作

 ウレタンのドーナッツ形状をした部品を綺麗に切るために、旋盤で冶具を製作しました。

 相手はウレタンなので、公差はかなり甘く造るのは楽でした。試しに突っ切りバイトを使ったところ、予想以上に綺麗に切り飛ばすことができたので、とても満足です。

 外径80丸以上のPOMを切り込み9mmで削りましたが、快感です。アルミやステンを9mmで切り込んだらどうなるのかしらん?怖くてできません。

 

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BMW G310R

 モトラッド店さまからの依頼で、BMWの新しいバイクG310Rのリアサスを短くしました。

 足つき性を向上させるべく、ダンパー自体を40mm弱短くしました。エンドアイは加工、ロッドは短い物を作りました。

 車高を下げるにはいくつかの条件が伴います。ストローク量を同じままに下げるのであれば、各部の干渉と地上最低高を吟味しなければなりません。他には、ストローク量を削り下げる方法です。大抵の場合私は後者を選択します。ストローク量が減るとは換言すれば、短いストロークで衝撃を吸収する必要に迫られるため、ばね定数を上げてそれに対応します。この個体も定数を26%上げました。それに伴いイニシャル量は純正よりも減らしています。

 スプリングを交換するにあたり長さと径が変わるため、樹脂とアルミでアダプタを製作しました。

 お客様の評価が楽しみです。

 

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2台のBMW

 モトラッド様からの依頼で、BMWの車高を下げる仕事を頂きました。

 担当の方が是非にも私に乗ってほしいと仰って下さり、試乗してみました。大柄な車体ですが、取り回しの軽さは驚く程です。乗って動かしても軽やかでした。サスペンションの動きも完成度が高く、街乗りから高速まで柔軟に対応してくれそうです。

 シート高を30mm下げる予定です。乗り味に関して少し気になる事もあるため、今回の仕様変更でその辺りも煮詰めてみたいと思います。四輪のBMWを乗る身としては、二輪もBMWか?などと考えてしまいます。欲しくなってしまいました。

 

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試作完成、受注へ。

 午前中に試作品を作り、午後に納品しました。

 ほぼそのまま市販化できる内容で、少しだけ寸法の変更を行う約束をして、5本同時に発注頂きました。

 発注頂いたモデルはFQEco11です。

 

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Z900RSのリア

 Z900RS用のFGを製作しました。

 油圧のイニシャルアジャスターを持ち車高調整も可能なうえに、リザーブタンクは有りませんが伸び、圧の減衰を調整できる面白ダンパーEQF31です。

 フルアジャスタブルなので、細かい乗り味を造り込めます。ダンパーの長さはマイナス7mm、プラス3mmです。下げ方向に大きく振ることでローダウンの意味合いを持たせていますが、上げる方にも3mm取り自由度を上げています。

 価格はFQE11の¥99,000からEQF31の¥153,000(各税抜き)の4種類から選べます。納期はイタリア発注後1~2ヵ月と少々時間を頂きますが、他にはない乗り味と機能に、美観を求める方には最適な選択になるはずです。

 

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S1000RRのローダウン

 BMWのS1000RRを足つき性向上を目指し、大幅に車高を下げる依頼を頂きました。

 モトラッド店からの依頼ですが、お店の担当者さんが当方を気に入って下さり、お付き合いいただいています。

 希望はシート高で50mm下げです。電制の入ったクローズドカートリッジはガス封入型で、かなり面倒な代物です。何とか頑張って仕上げてみます。リアも電制ですが、私にはそれほどの制約がない様に思え、部品を製作すれば簡単に仕上がりそうです。 

 また後日、途中経過を報告致します。 

 

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BMW、S1000RR

 神奈川県のモトラッド様からの依頼で、BMWのS1000RRを大幅に車高を下げる依頼を頂きました。

 この車両でシート高を50mm下げるとは、かなり難しい数字です。特にS1000はフロントフォークの寸法に無駄がないため、精緻な造り込みをしなければ乗り味に破綻が起こります。純正ダンパーをそのまま使用する今回は、電制を殺さずに済みます。

 電子制御をそのまま使えるようにしたい、という方は割りに多いため、将来はFGや自社製のダンパーもその辺りを考慮する必要がありそうです。

 この車両もキャンペーン対象なので、前後ダンパーの脱着工賃が無料となります。先ほどブログに書いたVFRも同様に、新車からこのような加工を依頼頂く機会が増え、嬉しく思います。

 

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VFR800、車高を下げる

 ホンダのVFR800、2BL-RC79の車高を大幅に下げる依頼を頂きました。

 千葉市にあるホンダドリーム店様からの依頼で、シート高を40mm下げると同時にサイドスタンドも短く切り、先端を溶接で作り直しました。昨年に埼玉県のドリーム店様から同機種の依頼があり経験済でしたので、難なく作業を終えられました。このVFRの問題点はメーカー出荷時のフロントフォークプリロードが過剰な点にあります。当社では車高を下げても下げなくても、フォーク内部のカラーを適正値に改めることを推奨しています。

 現在はキャンペーン中のために、前後ダンパーの脱着工賃が無料になり、総額でも10万円を大幅に下回る価格で完成しました。乗り心地は純正状態よりも良好と自負しています。ただ、車高を下げた影響でダンパーストロークを大きく取れないために、狙った速度域のみでの評価です。低中高と全ての速度域で良好な乗り味を維持するのであれば、下げ幅を10mm程度に留めなければ無理が顕在化します。それ以上はスプリングを交換したり、ダンパーを造り直す等で大幅な価格増になってしまうため、お客様の要望をしっかり伺って作業に入ります。

 外で撮影を行うと猫が遊んでくれと寄ってくるので、なかなか思うように撮影が進みません。

 

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CBR250RR、ローダウン

 現行の車両、CBR250RRのリアサスペンションを下げるため、加工を施しました。

 ダンパーで13mm下げたいと要望があり、10分程度考えた末に「イニシャルアジャスターの調整機構を排除すれば可能」と答えをだし、お客様に提案したところ、了承を頂き作業を進めました。

 ダンパーは短くすること自体が難しいのではなく、それに付随してスプリングのイニシャル量や、他の干渉を考える方が難しいと思います。今回は安価に大幅に下げる事を主にしたため、上記のような調整機構を捨ててまで下げ幅に執着しました。

 しかし簡単には調整できませんが、カラーを作り直したり、ワッシャーを追加すれば調整は不可能ではありません。そのためにダンパーを外し、ばねを外すという一般の方には非現実的な手法をもって可能となります。そのような手間を回避するべく経験から最適なイニシャル量を導き、乗り手と車両を考えた値に設定しました。あとは調子よく乗れるのを期待するのみです。

 

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