ホーム>SACRED GROUND STAFF BLOG>NSF250R

NSF250R

中野真矢さん現る

 NSF250Rのメンテナンスと改造のために車両を預かりたいとティームに連絡したところ、中野監督が直々に(コーヒーの差し入れと共に)お越しくださいました。

 これからのレーススケジュールの打ち合わせや、サスペンションの方向性を含め話をして、帰路に就かれました。

 NSFはフロントフォークのインナーチューブにイオンプレーティングを施します。14年の付き合いになる九州の東洋硬化様に相談したとこり、二つ返事で技術提供を快諾してもらえたためです。ほかにも改造を行う予定です。

 リアは去年試してお蔵入りになってしまったFGを、再度テストします。今回は昨年よりも少し変えて使うつもりです。全日本の筑波大会が今から楽しみです。 

 

 201852222838.JPG20185222296.JPG201852222927.JPG

NSF250Rのフロントフォーク

 6月の筑波で開催される全日本へ向けて、NSF250Rのフロントフォークを改造します。

 そのため詳細な寸法を測定するため、少し時間を使いました。自由長やアウターのクランプ部分測定し、それらを図面に書き込み改造に備えます。FGに対してもNSF250Rの部品を要求しているため、車両の完成が今から楽しみです。全日本を走る車両の中でもサスペンションに関しては一際、お金のかかった仕様になると思います。協力会社の方々には、感謝の代わりに良い成績で報いたいと思います。

 

 2018419164240.JPG

56Racing con FG

 やっと発表できる段階になりましたが、今年は56レーシングの埜口遥希選手のNSF250RにFGを取り付け、全日本選手権を戦う事になりました。前回のFG社訪問は交渉が主な仕事でしたが、その中でもとりわけ重要な項目が、今回の56レーシングとFGのコラボレーションを取り持つ件でした。

 埜口さんのレーススケジュールの都合により、全日本は筑波と岡山の二戦だけですが、日本国内で前後サスペンション共にFGを取り付けレースを走るのは、今回が初となります。

 これを機にJ-GP3で性能を示し、56レーシング様と埜口さんの成績に結びつけられたならば、何よりです。

 

 20184219831.JPG20184219951.JPG201842191025.JPG201842191058.JPG

久しぶりに宣伝

 先週造ったNSFのセッティングパーツを、埜口選手の車両に投入しました。

 リアダンパーの自由長を伸ばすアッパーマウント(延長エンドアイ)と、リンクのロッドです。これにより無理なく車高を上げられ、調整ロッドにより微細な変化も可能にしています。この部品も今回の優勝に対するアドバンテージになっていると思います。

 純正状態では思うように車高を上げられなかったため、現場からの要望で製作しました。これにより部品の破損を心配なく自由長を伸ばせました。プロトタイプなので価格や市販化は現在未定ですが、この手法を他にも展開し、セッティングパーツとしてサーキットや街乗りで、より使い勝手の良い製品を造ってゆきたいです。延長エンドアイと、調整ロッドを購入希望の方は連絡ください。見積もりを致します。

 写真は、息子さんの車両がカスタムマシンになり、ご満悦の埜口・お父さんです。

 

 20171127153029.JPG20171127153055.JPG20171127153115.JPG20171127153134.JPG

念願の優勝

 鈴鹿サーキットで週末に行われたNGK杯に参加しました。

 J-GP3クラスで埜口遥希選手が優勝し、松山拓磨選手は20位。

 CBRドリームカップでは桜井芽依選手がクラス7位となりました。

 56レーシング、56デザインスポルト通じ6年かけ念願のNGK杯優勝を勝ち得ました。日立オートモーティブズ・シケインの内側から観戦していましたが、GPも走った藤井選手と終始競り合ながら、最後にシケインで前にでた瞬間が、優勝よりも心に強く残りました。今年は筑波や茂木では転倒に終わったレースも、見た限りではかなり走りに幅があり、昨年とは比較にならないほどの進歩を感じていましたが、今回の結果は他のライダーと比較して、当然ともとれるものでした。これほどの目に見える差を見せつけた埜口選手には脱帽です。

 松山選手はNSFで筑波を始めて走ったレースでは、まだまだ足りない部分が多かったのですが、走るたびに成長していました。NGK杯でも初日、二日目、決勝と走りがどんどん成長するのを、私のような走りの素人でも目に見えて分かりました。とても楽しみな逸材だと思います。

 櫻井芽依選手は全日本併催で優勝しており、期待して週末を迎えたのですが、走行一本目でタイアの問題を抱え、それらの確認と足回りのセットを再度確認するべく2本目の走行に入ってすぐに、他車と接触し走行が全くできない状態になりました。怪我もあり、満足な状態ではなかったものの、予選は無事に通過しました。納得の出来ない発車順ではありましたが、そこから上位を狙い詰めのセットを施し本番を迎えました。レースは順調なスタートで少し順位を上げ、集団の戦闘で頭争いを演じました。結局は集団の2位、クラス7位でレースを終えました。5年間の集大成としては本人も悔しい気持ちがあったかもしれませんが、満足な走行が出来ずに車両も仕上げられずに走った決勝で、しっかり攻めの走りを観ることが出来ました。

 NGK杯の優勝はチーム設立からの目標であり、私もずっと待ち望んでいたのですが、その瞬間は特別な高揚感がありませんでした。昨年の埜口選手の鈴鹿優勝、桜井選手の筑波優勝、松山選手の筑波優勝に対してはかなりの高揚感がありました。今回の鈴鹿優勝は付き物が落ちたような感じです。例えるなら私はイタリア旅行が好きですが、イタリアへ着いた高揚感と、帰国して空港を後にする気持ち位に興奮の度合いが違います。むかし、ウェイン・レイニー選手の記事を読んでいた時に「チャンピオンになっても満足感はなく、もっと勝利を渇望する」といった内容がありました。優勝は嬉しいのにそこには何ない感じがします。その正体を探る為にもまた活動して行きます。

 来年のチームの動向は未定ですが、この優勝を皮切りにして、一段上の感覚でレース活動を手伝いたいと思います。

 

 20171127151551.JPG

部品製作、鈴鹿へ

 NSF250Rのリアサスペンションに関する部品を再作していました。

 この車両は最初からダンパーに調整機能が備わっています。しかし、構成によりエンドアイが半回転刻みでしか調整が叶いません。そこでリンクロッドを当社の無段階調整SGIVをNSF用に造りました。ですが、NSFのノーマルサイレンサーは丁度リンクの真下にあり、スペースの問題で取り付けが叶わないかも知れません。とりあえず、試してみます。NSRのリンクロッドでも同様ですが、写真のように軸間を実測し測定値と説明書をお客様に渡しています。

 エンドアイも10mm延長して、FGのピロボールを用い、7075材でカラーを造りました。ここ数年はダンパーのオーバーホールよりも、改造や部品製作がかなり多くなりました。楽しい毎日を過ごしています。

 今日の夜から大槻と共に鈴鹿へ向かいます。一年ぶりの鈴鹿なので、今から楽しみです。

 

 2017112320175.JPG

エンドアイ製作

 NSF250Rの車高調整を行うエンドアイを製作しました。

 他社でダンパーを改造した都合により、自由長が少し短くなってしまったのを解消するために、10mm伸ばします。

 材質は17Sを用い、ベアリングはピロボールです。目玉型のエンドアイは製作が簡単なのですが、コの字(フォーク型、裂け目型)は少し手間がかかります。必要とあらばインチサイズの品も製作可能ですから、困っている方は連絡ください。

 

 2017112224944.JPG

今週の予定

 今週末は鈴鹿サーキットで、サンデーロードレースの最終戦、NGK杯が行われます。

 今回ばかりは私も一緒に同道しますので、金・土・日の三日間は不在に致します。木曜日までは通常営業で、土曜日はアルバイトの矢作が対応致します。入荷は随時受付おります。

 鈴鹿へ向けては幾つかの部品を造り、営業活動の資料作りなどもあるため、今週は予定が詰まっています。しかし、仕事があるのはありがたいと常々感じます。

 

 2017112021247.JPG

優勝と我慢のレース

 土曜日に行われた筑波選手権に、56デザインスポルトのレースサポートへ出かけてきました。

 前日の練習から好調だった桜井芽衣選手と、転倒で怪我をした松山拓磨選手は対照的だったと思います。

 最初に行われたCBR250Rの予選では、桜井選手が3番手の発車位置を獲得しました。タイムも自己ベストを更新する8秒5を記録し、決勝にも期待できそうでした。その決勝ですが、雨が降り始め転倒車が続出する中にあっても、冷静に走り切り総合2位、クラス1位を得ました。

 上手くゆけば総合1位も十分可能性があったのですが、途中の周回遅れのライダーが雨と青旗に驚き、走行ラインを乱し接触寸前の状態になり、外から交わしたのが災いし大きくタイムロスした隙に、抜かれて2位となりました。目の前で見ていた私はかなり憤りを感じましたが、そのような走行ラインを選んだライダー自身に責任があると考え直し、それでも2位の順位を冷静に走り切った桜井選手を見事だと感じました。

 レース後に1位のライダーは2気筒のRRだったと知り、胸をなでおろしたのですが、レースとは本当に怖いと改めて感じた次第です。

 CBRの直後にNSF250Rの松山選手のレースがありました。前日の怪我の影響で切れの無い走りでしたが、決勝は自身初の雨のレースとなり、かなり難しいレースの様でした。その中でもポジションをキープしながらも、前車に対して少しでも近づこうとする挑戦的なブレーキをしているのがわかり、今後につながる走りだと感じました。レースで優勝するのはとても難しいと、人の走りを観てつくづく思いますが、自分の実力通りのポジションで走り切るのもまた難しいと考えています。自身にとって不満な順位であってもそれを受け入れて走り切り、その中でも何か挑戦をしながら次につなげて行くのが、地道な努力だと知りました。

 ライダーの走りを観てセッティングについて考えたり、背景についても考えながら、最近は色々な事がわかってきました。

 

 2017103063218.JPG2017103063057.JPG

スバル・レガシー試乗2

 当社でオーバーホールを行い、減衰を組み換えた純正ビルシュタインを取り付け、早速レガシーに試乗しました。

 かなり好感触です。直進時のフワフワが消え、減衰がしっかりかかっているため不要な動きを抑えつつ、姿勢変化の始まる動き出しから、手ごたえを感じます。純正のように、奥が急にしっかりする印象もなく自然です。多分初期からしっかりしているため、ダンパーストロークをしっかり使い切れるのだと思います。ビルシュタインでない純正は、早期にフルボトムしてバンプラバーに当たり硬く感じることが、しっかり感を生んでいる。のだと感じますが、検証していないため、想像の範囲です。

 取り付けたビルシュタインはシム組をかえ、ダンパーを柔らかい方向にシフトしました。純正ビルシュタインのままでは、かなり硬いと思います。なぜ、メーカーがその様にしたのか、私の予想は以下の通りです。

 前後のオーバーハングが重いので、車のピッチングが収まりずらい。そこでダンパーの伸び圧共に硬くて沈みづらく伸びづらいサスペンションにする。そうすることで、ピッチングの上下動=フワフワ感を解消しスポーティーに感じさせる。

 上記の予想と実車に乗った感触で、車両設計の段階でしっかり造り込まなければ、サスペンションで誤魔化すのには無理があると分かりました。これがセダンタイプなら違った動きを見せるはずです。一度そちらも乗って検証してみたいものです。

 これらをバイクに置き換えるならば、以前も紹介した「NSF250Rは重量が中心に寄り過ぎているから、車体の印象が悪い」との見解には理解を示せません。重心から遠くに重量物を置けば、やはり車両の運動性が落ちるとこのレガシーでも分かりました。NSFの問題点は重心位置だと改めて感じたのですが、それを実証する機会が無いのは残念です。

 

 2017102113322.JPG2017102113347.JPG201710211346.JPG2017102113425.JPG

ページ上部へ