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ダンパー仕様変更

七五三、本日は半分休業

 今日は息子の七五三です。

 柏市内にある神社へ出かけ、その後で会社に寄り私の父に孫の衣装を見せる予定で居ります。と考えていたところ、柏市内に住む方から電話を頂き、フロントフォークの改造に関する相談をしたいとの事で、午後から出社になりました。

 自営業の私としては休日でも夜でも仕事の依頼があると嬉しく思います。皆様もこちらの都合など考えず、ご自身の要望をどんどん伝えてもらえると嬉しいです。

 

夜の首都高

 昨晩はアライメント調整を終え、車高調整もまとまったスイフトで夜の首都高へ試走(テストドライブ)に出かけました。

 大手メーカーでダンパー開発に籍を置く友人と、当社からは私と梅山、それに梅山の同級生が参加です。

 スイフトをメーカー側の立ち位置から評価してもらい、違った視点を学ぶ機会を得られたのは大きな事です。実はこの手の評価会は数度行っていました。今後はカミさんのベンツや自分のE46でも同様の会を催すつもりです。

 同時に友人の乗るデミオも試走し、スイフトとの差をしっかり確認できたのも会を有意義にした要因の一つです。重量バランス、ホイールベース、防音材、ブレーキ、スプリングレートとダンパーのバランスなど。

 梅山の運転技術も以前に比べ格段に向上しました。まだ車両を評価する水準には達していませんが、そのレベルでも何かを感じ取ろうとする姿勢は、評価に値します。友人の運転はハンドル操作、ブレーキの使い方などは助手席に同乗していると、感動を覚えるほどの操作です。凄い技術を目の当たりにすると、羨望と同時に自己鍛錬への火付けになり、向上心が沸き立ちます。

 お客様の車両ですし、女房子供のいる身ですから無理な運転はしませんが、首都高のギャップや変則性は車両を確認するのに極めて有効です。常識の範囲内で、お客様の使用条件に合わせて造り込むには適して状況だと思います。

 

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アライメント調整

 スイフトスポーツのホイールアライメントを調整しました。

 この車両はトー調整だけで、他の部分はシムなどを入れて変更しなければならないため、競技用でもないため残念ながらトー調整のみを行いました。

 純正の指定は0.0mm~1.0mmです。車高が変わり測定値は左右とも1.2mmでした。途中の道のりではかなりハンドルを重く感じたのと、復元力が強く少々不快でした。そこで左右共に0.4mmへ調整し乗りましたが、かなり操舵が軽くなり驚きました。街乗りでは丁度良い軽さです。

 車高調整により重量配分をリアへ移し、ダンパーの動かし方もリアに荷重を残りやすくしてあります。リアは粘りっ気が強くなり、先日試乗したベンツ・A170の様なFFらしくない旋回性へと変貌したせいで、回頭性が落ちてしまいました。そこで、トー調整により向きを変えやすくして、安定性と軽快性を両立させられました。

 今後の課題はフロントのストロークを伸ばし、前足を長くすることでブレーキの限界値を上げる事です。ダンパーはもう少し詰められますが、それよりもスプリングレートを見直しプリロードをいじれるようにした方が、より効果的だと考えます。

 全長式や減衰調整でなくとも、車両の姿勢を変えると相対的な減衰力の変化を得られる良い事例となりました。

 

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車高を詰める。

 一昨日試乗を行ったスイフトスポーツのアライメントを整えるため、出かけてきました。

 旧知のお店ですが、片道1時間以上の道のりは距離で40Km 以上あります。高速にも乗るので丁度良いテストドライブです。

 仕様変更によりとても乗りやすくなっていましたが、まだまだ不満もあったので、車高を変えて様子を確認しました。会社を出発する際に、フロントを一回転上げ、リアは1/8回転下げました。これによりフロントのゴツゴツ感が大幅に緩和され、リアの安定感は更に強くなりました。これに気を良くし、フロントをもう1/4回転上げたところ、ブレーキの踏ん張りはとても良いのですが、前の軽さが目立つようになりました。そこで、フロントを1/8下げ走り出した瞬間に「これだ」と感じるような、軽快性と安定性を両立させられるセットにたどり着いたと実感できました。

 

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 今月に入りお客様から受注を頂いていますが、まだまだ受付しておりますので、興味のある方も内容だけでも聞いてみたい方でも、メールや電話、SNSなどから連絡ください。

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スイフトスポーツの試乗、評価、発見

 昨晩は、カミさんに買ったA170とスイフトスポーツを試乗しました。

 私を含め総勢4名。チーフアルバイトの矢作、梅山に加えてラインアルバイトの松岡です。梅山にはBMWを含め数多く同乗し運転方法を指導していたため、アクセル、ブレーキ、ハンドルを操作するタイミングや使い方がだいぶ上手になっていました。矢作は昨晩、初めてその辺りを説明したところ、二回目の運転で早々に問題点を修正し、かなり上手な運転を披露してくれました。

 松岡は運転歴も短いため、操作技術と思考方法の両面で修正が必要であり、そこに時間を掛け解説したので、これからは少し運転に対する捉え方が変わってくれるのではないかと期待しています。

 ビルシュタインの送ってきた状態で試乗した感想は「とにかく硬い」です。ゆったりと交差点を曲がると、それなりにロールはしているのでスプリングの硬さに起因するものではなく、手押しでも感じていたダンパーの減衰が原因でした。細かいギャップに一つ一つ反応しガタガタ・ゴツゴツして不快です。

 良路を走れば問題は起こりませんが、道路全体の数パーセントに満たない部分に照準を合わせても無益です。

 そこで改善点がはっきりしたので、一度取り外し分解調整を行いました。一番は重量配分の小さなリア周りに対し効きすぎていた圧(縮み)減衰を抜く事です。これはかなり大幅に抜きました。次いで、足りない伸び減衰を少し強めに足しました。リアシートに乗って体感したのですが、後席の乗り心地は極めて好感触です。社外のスポーツダンパーを入れたようには思えません。むしろ、コンフォート設定の純正ダンパーよりも上質です。これには先述の変更が大きく効果を上げています。この車は旦那さんが運転し、車好きのお子様が助手席に乗るでしょうから、後席は奥様の指定席になると想像します。そこにこの乗り味ならば家族全員が喜ぶ仕様と言えます。

 フロントのストラットも圧減衰が強く、ゴツゴツとした当たりが不快でした。手押しでは伸びと圧の比率はそれほど悪くないように思えたのですが、実際の試乗ではもう少しメリハリが欲しくなります。そのため前のダンパーも圧は大きく抜いて、伸びはそれなりに強めた仕様です。前後ともガス圧は私の考える理想としました。それでもフロントは若干のゴツゴツ感を残しつつも程よいスポーツ性を感じます。低速でハンドルを左右に振ると、舵の付き方に対し、少し鈍重ともいえる反応の後にロールが発生します。このタメが、人間の感性に丁度良く合わさり、心地よいハンドリングを生み出します。本格的にサーキットを走ってタイムを出すのであれば、もっとレスポンスを上げたいでしょうが、街乗りではこの反応速度がむしろスポーティーに思えます。

 何よりうれしいのは、車高調整のリングナットが1G状態でも回せるのです。明日は午後からアライメント調整の予定が入っています。午前中は車高を変えて最後の詰めを行い、トーの調整で完成となります。夜からはダンパーメーカーに勤める友人と一緒に試乗を行い、最終的な評価を下します。

 

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スイフトスポーツ用ビルシュタイン、試乗

 この二日間はスイフトスポーツに取り付けたビルシュタインの試乗を行っていました。

 自宅への帰り道を主にテストしています。毎日通る場所なので、かなり詳細な情報を確認できます。

 先ず、取り付けて感じたのは動きの硬さです。ゴツゴツとして安価なダウンサスと大した差を感じません。これでは折角ビルシュタインを買った意味が無いと思いました。お客様が求めるのは、一流メーカーによる素晴らしいハンドリングと乗り心地だからです。しかし、取り付けてそのままで理想のセッティングだとは私も考えてはいませんでしたから、早速取り外し朝から分解を行いました。

 シム組は思った通りの内容でした。「多分、こういう組み方だろうな」と予想した通りです。そこで「こうすればこうなる」と感じた通りのシム組を行い、前後ともに完成させました。試乗はこれから行います。

 当社はビルシュタインの専門店でもなく、オーバーホール部品の供給もありません。そのため、色々な手法を駆使して作業を可能にしています。ガスバルブも増設し、調整できるようにしました。街乗りであまり高いガス圧は、硬さに直結するため私の好みません。もちろん低いガス圧にも悪い点はありますし、高いガス圧の利点もあります。その両者がバランスする辺りを狙います。

 ビルシュタインに限らず、四輪のダンパーはエア抜きが真空ポンプを使えない形をしています。何か特殊な方法があるのかと常日頃から考えていましたが、今回の新品ビルシュタインを分解することで、その回答を得ました。

 減衰固定型ビルシュタインの性能を大幅に上げる手法を考え出したので、依頼頂いた方には今後提案して行こうと思います。

 

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新品なれど分解確認

 届いたビルシュタインのダンパーですが、フロントのストラットを手押しした際にゴムの摩擦が多く感じられました。そのため、簡単な分解とグリスアップを行いました。

 前後とも私の考える動きとは若干違っているため、一度試乗を行った後で、シムを組み直す必要がありそうです。そうは申しましても、実際に乗ってみたら良い場合もあるので、あまり強い先入観を持たずに試乗に臨みたいと思います。 

 

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ビルシュタインが届きました。

 阿部商会様からスイフトスポーツZC32S用のショックが届きました。

 基本設定は悪くなさそうなので、各部グリスアップを施してから車体に組み込みます。明日の夜には試乗を行えるようにして、週末にセットアップを行う予定です。

 今から楽しみです。

 

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スイフトスポーツ試乗

 ビルシュタインをお買い求め下さったお客様の、スズキ・スイフトスポーツを試乗しました。

 非常にコンパクトな車でホイールベースは2430mmです。軽自動車より若干長い程度のこの数字は、とても高い旋回性を作り出します。そのため私は、ホイールベースにより車の基本性能を読み取るようにしています。

 このスイフトスポーツで一番良かった点は、エンジンとミッションの繋がりです。高回転まで回してギアチェンジを行うと、ドッグタイプかの様にスルッと素早く入ります。減速時の入りも抜群で、時代が下るに従い機構がどんどん良くなるようです。発進でアクセルを開けずにクラツチをつないでも、サラッと前に進み、回転を上げるとバイクの様な感覚で遅れなく加速して行きます。

 サスペンションに関しては、世間で評価されるほど良いイメージを持てませんでした。圧勝ち(伸び負け)した基本設定はゴツゴツした乗り味と音を誘い、細かく連続したギャップではふわふわします。大きく動く時も抑えが効きません。総評すると軽快感を強く感じさせるハンドリングです。もう軽快性を削り、そこにシットリ感や粘りっ気を追加すれば、軽快性を損なわずに上品なハンドリングを演出できると考えています。

 今回はビルシュタインの設定のままで、一度走り込み、その後で問題点を洗い出し減衰の設定を変更しようと思います。手間はかかりますが、私がバイクから得たハンドリングの基本思想を、車に落とし込めればとても楽しい乗り物に仕上げられるはずなので、何とかまとめてみます。

 内装も今どきの車だけあり雰囲気も良く、スイフトスポーツは格好良いと思いました。

 

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