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ダンパー仕様変更

続、KR250のFG

 神戸のお客様から依頼のあった、カワサキ・KR250のFGが完成しました。

 この車両はリアサスペンションを通称「逆さ使い」するため、スプリングのセット方法が特別です。その部品製作のため、価格が跳ね上がります。定価税別(送料込みで)¥180,000としています。車両を預かれるならば、ホース連結のリザーブタンクを持つFQT11も製作可能です。 

 写真のダンパーで3本目となる為、細部の仕上げが無駄なく出来上がっています。レース使用などへも対応しますので、発注時に申しつけ下さい。

 

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CRMのフロントフォーク完成

 MD32のフロントフォークが改造を終えました。

 トップキャップを改造してダイアルを取り付け、伸び減衰の調整を可能にしています。スプリングカラーの先端につく樹脂の部品には、ノーマルのプラスティック製ピストンリングから、樹脂コーティングのピストンリングへと改良しました。

 前にも書きましたが、オイルロックピースからバンプラバーへ交換し、伸びピストンはFGへと変わっています。オイルは純正と同様に10番です。オイルシールとダストシールに大幅な加工を施し、かなり抵抗が減りました。数値化していないので、後ほど簡易的ですが測定してみます。

 

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GPX750R用のFGが完成

 お客様の依頼があり、カワサキ・GPX750RのFGを製作致しました。

 車高調整の無いFQEco11を基に、改造費用も含め税抜き¥129,000の価格で造れました。基本はGPZ900Rに準じますが、長さや内部設定を若干変更してあります。

 この製品は依頼があればいつでも製作可能なため、興味を持たれた方は連絡ください。 

 

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CRMのフロントフォーク改造中

 調整機構をほとんど持たない、CRM250AR・MD32のフロントフォークを改造しています。

 自由長を39mm短くし、伸びの調整ダイアルを追加し、ピストンはFGに交換しました。スプリングはそのままですが、イニシャル量を4mm多くしています。オイルは純正の10番から一般に倒立用と呼ばれる粘度に変更しています。

 完全なオーバーホールのため、消耗品も全交換しました。インナーチューブは少しの錆がありましたが、研磨で終わらせます。今後はトップキャップを自作して、イニシャルアジャスターを追加しよと思います。オフロード走行は一切しません。そこでオイルロックピースを廃し、バンプラバータイプにする事で、ストロークエンドの動きを自然にできました。

 カートリッジのインナーロッドは表面を研磨して、滑らかな作動を期待します。

 純正ベースでセットを詰め、ばね定数の変更なども視野に入れ、その次はCRやCRFで使われる加圧型が手に入ればそれもテストしたいのですが、予算の都合もあり、それはまだ未定です。

 リアサスペンションはとりあえず純正ボディーを基に、圧減衰の調整ダイアル基部を製作してみたいです。寸法は手を入れやすい数字だったので、希望はあります。ロッドとピストンは自作し、ダンパーに車高調整を持たせるは簡単ですから、時間を造り製作します。

 純正の完全なノーマルとの比較です。スタンダードではばね定数の低さ、減衰の不足により動きの大きさが目立ちました。イニシャルの増量は動き出しを悪くしますが、適度な(スプリングの)張りは体感で滑らかさを演出します。純正の柔らかいばねの使い方に対しても不足していると感じた減衰は、大幅に増量しました。サスペンションの滑らかさを、人はどう感じているのか考えたことがあります。答えは「中間」です。動きが早くても遅くても(個人的には軽い重いと表現しています)滑らかには感じません。大幅に省きますが、煎じて動いている時にだけ滑らかさを感じているようです。従って動き出す瞬間から、止まる瞬間までの程良い抵抗感を(人間も車両も)欲しているのだと思います。そこを常に考えダンパーの動きを造り込みます。

 上記の造り込みが終わり次第、車両との相性をなじませる「パッケージング」を始められます。その前に、前後タイア交換、ステムベアリング交換、リアサスの改造、リンクとピボットのメンテナンスが待っています。部品は全て揃っているので、今週中に作業予定です。それに合わせ今度の土曜19日には、茂原ツインサーキットでCRF450のテスト走行も控えています。そちらは56デザインスポルト関連の行事です。また、事前に詳細を報告致します。

 

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フロントフォークを25mm短く

 松戸市のライダース様から、W3のフロントフォークに合わせた(多分Z1用の)模造品の加工を依頼頂きました。

 W3の純正よりも25mm長い製品を合わせるため、左記の数値分だけ切り落とし、先端の内部を穴グリと溝切加工を行い、部品が収まるように致しました。

 

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NSR250R、MC18用

 久しぶりに造りました。MC18用のFG・FQEco11です。これに当社製作の車高調整ロッドSGIVを組み合わせ車高調整を可能にします。

 FQEco11は税別定価89,000.SGIVは定価税別36,000です。SGIVは残りが4つになり、追加製作の予定はありませんので、欲しい方はその都度在庫の問い合わせくお願いいたします。

 

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KLX125とDトラッカー125

 カワサキバイクの専門店から依頼があり、カワサキ・KLX125とDトラッカーに使えるFQE11pr36のFGを製作しました。

 こちらもただFGから来た品を出荷するのではなく、スプリングと減衰を組み替え、手直しを施し追加部品を製作して販売しています。こちらは専門店から継続的な販売を約束として、定価税別¥55,000で税込みでも6万円以下の低価格で販売しています。そのためこの製品から他への転用は基本的に行っていません。

 この36ピストンのモデルを製作する前に、46ピストンのフルサイズボディーでも造った経験があります。こちらは定価税別¥99,000と高くなりますが、ダンパー容量全く違うため、動きの良さは特筆するべき点があります。小さく安く造られた車両に、車体価格の1/3にも達するリアサスを取り付けるのは理解できない方が大半かとは思います。しかし、そこに価格ではなく性能を追求するのがダンパーを製造、販売する責任と捉え、あえて試してみました。そこから要求性能を見出し、低価格版に落とし込む事で、安くても良い品を提供します。

 

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グロム・MSX125とCBR1100XX・ブラックバード

 一人のお客様から同時に二本のFGを発注いただき、先日製作が終わり発送しました。

 グロムは以前FFX31で作った事がありました。その時はあの車体で驚くほどしなやかな動きを持たせられ非常に驚きましたが、ベースボディー以外の大部分を作り直し価格も高くなったため、市販化はかないませんでした。今でも製作は可能ですが、FFX31の¥197,000に改造費用が10万円近くかかるので、あまり現実的ではありません。しかし予算が許すなら、グロム用としては飛びぬけて高性能なため、無駄ではないと考えています。

 今回は36ピストンを使用したFSM11pr36の依頼でした。こちらも一体型のリザーブタンクを持つ市販価格¥112,000の高価な品です。体重に合わせばね定数は高めです。自由長と予算の関係で、この製品には車高調整機能は省かれています。追加で車高調整を持たせる場合は、更なる加工が必要となります。基本的に受注生産のため納期は長めに頂いています。

 一方ブラックバードはFGの通常ラインナップにあり、特に手を加えてはいません。自由長とスプリングレートを確認し、イニシャル量やダイアル段数を整えて出荷出来ました。

 FGのような小規模メーカーの利点は、作り置きせずに依頼に合わせ一本一本組み立てるため、旧い車両でも型落ちしない点です。その分納期や価格が多少高くなります。ブラックバードのFQE11は定価税別¥99,000です。 

 

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YZF-R6

 ヤマハ・R6に使えるFGのトップエンドモデル、FFX31を製作しました。

 FGでも設定はありますが、今回は在庫で取ったR25用を改造しました。ベースボディーだけを使い、他はかなり大幅な変更を施してあります。FFXもBMW・S1000RR、カワサキ・ZX-12R、ホンダ・グロム、CBR250RのJP仕様、CBR250RRモテ耐仕様、MVAgusta・F3、ヤマハ・R25など最近はかなりの数を造り実走しながら造り込んできたので、スプリングレートに対するシムの組み方や、部品製作の勘所などがわかってきました。

 写真にあるよう、スプリングも実際に試して気に入らなければ付け替えて、更に実走を繰り返し最良を探します。今回は結局100Nmに落ち着きました。よくあるレートですが、やはり一番問題の無い硬さでした。好みで95~105Nmもありだと思います。それ以上は特殊な動きになりそうです。

 定価は税抜き¥197,000です。脱着工賃と消費税別でこの価格は他社比較で高い部類ですが、一台一台に合わせ手組したうえで、実走セットも込みなので、お客様の好みも反映させやすく、きっと満足して頂けると思います。

 

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BMW,F800ST納車

 昨日、F800STを無事納車出来ました。

 リアは実績のあるFGのFQE11とし、フロントは自社製バルブSGVFです。お客様の評価で、フロントはブレーキレバーの握り具合と、フォークの沈み込みが心地よく連動した、リニアな感触となり満足いただけました。

 リアはスプリングレート、プリロード、伸び減衰、車高調整が可能です。プリロードと伸び減衰の調整でピッチングセンターをずらしながら様子を見て、良さそうなところで納車しました。伸び減衰の抜き差しでピッチングセンタを動かすだけで、乗り心地の大部分を調整できるため、他は変更せずにそこだけで好みを探るほうが、無駄なくセットアップできると伝えました。

 一般にはバネ系と車高を決め、伸び、圧の順に減衰を変更するのが正しいと言われていますが、途中まではこちらでセットを終えているため、伸びから触るように提案しています。

 フロントフォークのオーバーホールと、SGVF追加、リアのFG・FQE11で税込み¥199,800でした。

 

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