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レースサポート

シフトロッド製作

 明日から始まる茂木ロードの予備パーツを製作しました。

 中野監督から依頼があった、NSF250Rのチェンジロッドの換えです。シフターに対応するためSTD比較で短く作ってあります。一本は製作時間を短くするために、チャチャっと仕上げ、もう一本は丁寧に売り物のように作ってみました。

 NR0.2mmのバイトを使い、切り込みを少しに留め、何度も往復しました。この部品を作る際に一番難しい点は、芯押しを使っても中間付近がビビりやすい点です。今回は前述のチップと送り、回転などを調整し上手に仕上げられました。ネジ切の部分はスパイラルタップを使い、70回転で送りました。左ネジもスパイラルタップを用意し、製作時間の短縮に努めています。

 市販では売っていない長さのチェンジロッドが欲しい方や、急ぎでほしい方などは連絡ください。ステンとアルミの材料を用意しています。

 

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お菓子を頂きました。

 レースサポートで仕様変更を施した方から、お菓子を頂きました。

 日曜日から本格的な減量を始めたので、食べたいのを我慢しています。家族に渡して、見なかったことにしました。

 

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スパーダ用FG

 筑波TTへ出走する方の依頼で、FG・FQE11を製作しました。

 スプリングはベステックスを用い、減衰特性はお客様の感触を基に、少々変更しました。在庫がなかったため、内側の部品を製作し何とか完成しました。

 FGでは設定がないため、当社のみの特別仕様で、価格は税抜き124,000円です。スプリングは当社の推奨レートもありますが、ラインナップの中から希望の定数も供給可能です。興味を持たれた方は一報ください。

 

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NSR50のWP、改造

 伸び減衰の変更を依頼されたWPのダンパですが、小さな改良を施しました。

 スプリングを受けるC型の皿が、伸び調整ダイアル部分の突起に接触してしまい、使いずらいと思いましたので、2.5mm厚のC型リングを造り、少しスプリングシートを上げることにより、位置を選ばないように改良しました。

 

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CRMのフロントフォーク改造中

 調整機構をほとんど持たない、CRM250AR・MD32のフロントフォークを改造しています。

 自由長を39mm短くし、伸びの調整ダイアルを追加し、ピストンはFGに交換しました。スプリングはそのままですが、イニシャル量を4mm多くしています。オイルは純正の10番から一般に倒立用と呼ばれる粘度に変更しています。

 完全なオーバーホールのため、消耗品も全交換しました。インナーチューブは少しの錆がありましたが、研磨で終わらせます。今後はトップキャップを自作して、イニシャルアジャスターを追加しよと思います。オフロード走行は一切しません。そこでオイルロックピースを廃し、バンプラバータイプにする事で、ストロークエンドの動きを自然にできました。

 カートリッジのインナーロッドは表面を研磨して、滑らかな作動を期待します。

 純正ベースでセットを詰め、ばね定数の変更なども視野に入れ、その次はCRやCRFで使われる加圧型が手に入ればそれもテストしたいのですが、予算の都合もあり、それはまだ未定です。

 リアサスペンションはとりあえず純正ボディーを基に、圧減衰の調整ダイアル基部を製作してみたいです。寸法は手を入れやすい数字だったので、希望はあります。ロッドとピストンは自作し、ダンパーに車高調整を持たせるは簡単ですから、時間を造り製作します。

 純正の完全なノーマルとの比較です。スタンダードではばね定数の低さ、減衰の不足により動きの大きさが目立ちました。イニシャルの増量は動き出しを悪くしますが、適度な(スプリングの)張りは体感で滑らかさを演出します。純正の柔らかいばねの使い方に対しても不足していると感じた減衰は、大幅に増量しました。サスペンションの滑らかさを、人はどう感じているのか考えたことがあります。答えは「中間」です。動きが早くても遅くても(個人的には軽い重いと表現しています)滑らかには感じません。大幅に省きますが、煎じて動いている時にだけ滑らかさを感じているようです。従って動き出す瞬間から、止まる瞬間までの程良い抵抗感を(人間も車両も)欲しているのだと思います。そこを常に考えダンパーの動きを造り込みます。

 上記の造り込みが終わり次第、車両との相性をなじませる「パッケージング」を始められます。その前に、前後タイア交換、ステムベアリング交換、リアサスの改造、リンクとピボットのメンテナンスが待っています。部品は全て揃っているので、今週中に作業予定です。それに合わせ今度の土曜19日には、茂原ツインサーキットでCRF450のテスト走行も控えています。そちらは56デザインスポルト関連の行事です。また、事前に詳細を報告致します。

 

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覚悟が必要

 先日の筑波選手権は、三台中の二台が転倒と残念な結果ではありましたが、三台が三台ともに内容が良く、松山君の優勝も相まって満足感のある週末でした。

 しかし、JSBクラスで転倒し腰回りを骨折したライダーは、かなり前からサスペンションメンテナンスを依頼下さる、昨年国内チャンピオンを獲得した方でした。別の周回で亡くなったライダーは、担当メカニックさんと仲良くしている方でした。担当メカニックさんと電話で話た時に、掛ける言葉が見当たりませんでした。

 自分で走るにしても、手伝うにしても覚悟が必要だと再認識しました。

 

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準備

 今回の筑波のレースは、事前準備が切羽詰まっていたので裏技を使うことにしました。

 NSFの前後ダンパーのオイル交換、別にNSFのリアサスオイル交換、NSFのエンジン交換、CBRのフォーク準備などですが、どう考えても時間外の課外活動では大変な事になると感じたので、大槻を一日レース準備にあて、別の一日に時間外で少し準備してもらいました。

 色々あり売り上げは何とか上げることが出来ました。レースも松山君が優勝したので、疲れも感じないで済みました。

 

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明るい兆し、でも転倒

 CBR250Rのドリームカップに参加した桜井芽衣選手は転倒に終わりました。

 昨年から調子を崩し、本人も回りも納得できない正直に言えば不甲斐ない時期を過ごしてきました。しかし、菅生の優勝から流れが変わり鈴鹿で2位となり、今回の筑波となりました。

 今年からレースの現場は大槻に任せているため、走りを観るのは本番当日だけで流れも分かりませんでしたが、予選の走りは明確に良くなっていました。トップの幡多選手との差も少なく、走りを観る限りではほぼ同等と感じました。決勝でなぜ転倒したのかは話をする時間もなく分かりませんが、レース中は「転ばなければ優勝」とずっと思っていました。ティームのライダーがトップに立つと「この周回で終わってくれないかな・・・」といつも思います。

 本音を言えば、埜口選手の安心してみて居られる感じ違い、無事に終わってくれと願っていたのですが、残念ながら転倒でした。

 しかし予選、決勝と走りを観る限りは、精神面で崩れなければ、今後のレースは心配ないと思っています。

 

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不思議の勝ち、GP3

 野村監督が良く語る言葉に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」があります。もとは剣術の達人が綴った言葉の様です。

 昨日のレースの走りを見る限り、GP3の埜口遥希君が圧倒的に強くみえました。予選でも色々試しているのが見え、余裕と言うより幅のある走りをしていました。半年ぶりに走りを観ましたが、明らかな成長を確認しました。決勝で団子になっても前にでる力は十分あると感じました。

 同じクラスを走る松山拓磨選手は、前回の筑波選手権以来の走りを確認しました。こちらも明らかなレベルアップを果たしており、前回は10周目あたりから疲れが見え、切り返しではミスと応答遅れが著しく表面化していました。しかし、今回は若干その傾向は見えたものの、大きな失敗もなく、中団辺りから徐々に順位を上げ優勝を果たしました。

 レースに関わるようになって強く感じるのは、どんなクラスでも勝つのは難しいという点です。勝った松山選手は実力以上の結果だと思いますが、着実にトップとの差を詰める中で、上位が転倒しトップに立ち、それを譲らなかった点は評価に値します。ケヴィン・シュワンツのワールドチャンピオンも「レイニーが負傷して手に入れたチャンピオンではなく、トップが不在になった時、その位置に居たかどうか」だとシュワンツ選手自身が語っていました。参戦2戦目でスルスルっと優勝を果たした松山選手には、こんなにあっさり勝つんだ・・・という不思議な感触を持ちつつも、そのポジションを譲らなかった実力に、中野監督が仰っていた言葉(時期が来たら言えるようになりますが、今は明かせません)が重なります。

 反して、圧倒的な実力差を持った埜口選手は細かい経緯は省きつつも、転倒が問題になります。はっきり言って転ぶとは微塵も思っていませんでした。他車と接触と聞き納得しましたが、操作ミスで転んだとは到底考えられませんでした。一番の原因は昨年も同様の転倒を喫した事ですが、遅いライダーと絡んだからです。GP3で抜け出すのは難しいですが、それでもどこかで一歩引いて待つ場面が必要です。本人も中盤までは回りが落ち着いていなくて、危なっかしいので無理に前に出なかったと話していました。転倒した周回あたりから、埜口選手が引き離しにかかったように感じました。それに焦った他のライダーが落ち着きを無くして、走行ラインを塞いだのかもしれません。レースは不確定要素が多いので本人がいくら気を使っても、どうにもできない事もあると思います。そこは反省もせずスッパリ忘れて次戦のタレントカップに集中してい欲しいと思います。

 そういえば、シュワンツ選手は「僕が無理な走りをして、レイニーがいつも引いてくれていた」と話していました。あんなに熱い走りをするレイニー選手はどこかで冷静だからこそ3連覇できたのかもしれません。

 

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今週土曜日は、筑波選手権

 ティームの依頼でNSF250Rのエンジンを交換しています。

 間に合わないと困るため、大槻に朝からの作業を指示し、午前中には作業を終えられそうです。サスペンションはフロント1セット、リア2セットのオイル交換を今日か明日には終えられそうです。

 金曜日の練習走行には大槻が帯同します。土曜日はアルバイトの矢作君を残し、私も参加しますが夕方は工場へ戻り作業を予定しています。

 週末の筑波は今年初の3台体制なので、走りを見るのが楽しみです。時間のある方はぜひ、サーキットへお越しください。56デザインスポルトのテントで小休憩もできる(はず)です。

 

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