56RACING
8年ぶりにヘルメットを購入
数ヶ月前に56designのヘルメットを予約して、先日届きました。
それほど頻繁にバイクには乗らないので慌てず騒がす、数ヶ月を待つことができました。年齢を重ねると少しは我慢が身につくものです。
56Racingの初期の頃は写真のデザインのヘルメットでした。その後、目玉模様に変化したわけですが、40歳を2年も過ぎたおじさんに目玉メットはやや派手すぎるので、こちらのデザインにしたわけです。
それ以外にも80年代から90年代初頭のWGPを彷彿とさせる、単純過ぎず派手すぎないのも好印象です。しかし細部を確認すれば現代的な細かな色使いなども楽しめる良質な仕上がりです。
ヘルメットは3年前後で買い替えるのが良いと思いますが、ついつい長く使ってしまいます。これまでは3~5年で買い替えていたのですが、バイクに乗る頻度が下がるに連れ、放ったらかしになりました。
今年からまたサーキットやツーリングも行けるようになった(子供の成長や社内が落ち着いてきた)ので、ライディングウェアにもお金をかけてみようと思います。
サーキットを歩いてみよう。
昨日は全日本の茂木を観戦しに息子を連れて行って来ました。
56レーシングの2台、56出身の二人のライダーを観に行きましたが、観ている方も楽しいレースでした。
MFJのYouTubeでレース内容をご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
話は変わりますが、サーキットを歩くと色々なことがわかります。例えば筑波サーキットはコースの内外を歩いてもほぼ平坦です。1コーナーのみトンネルを避けるために大きく上りますが、それでも大した上りではありません。
鈴鹿、茂木、岡山、オートポリス、菅生にも行きましたが、これらのコースは大抵が山を切り開き作られたコースなので、上下が激しい。特に九州はすごい高低差です。
ミニバイクコースは小さいこともあり、高低差が少なく、しかも路面も平坦に見えます。しかし実際にコースを歩いてみると理解に易いのですが、一般道とは比較にならないほどバンクが付いています。
タイムを気にしないファンライドなら別ですが、少しでも速くなりたいと考えるライダーは、コースを歩きそれを仔細に確認するなら新たな発見があり、考える契機にもなりますから、タイムの短縮にも少なからず影響があるように思います。
久しぶりの筑波選手権
昨年の夏以来、筑波選手権へ56Racingのレースサポートへ行ってきました。
私の成さねばならぬ事は特段ありませんでしたが、走りを常に確認し続けライダーの変化を自分に覚え込ませる必要があり、観にゆきました。他にもキジマ・Kissレーシングも同時サポートでダンパの手直しやスプリングの手配も行いました。
これまでと違い、コース脇から観察するのが仕事です。昨年からカメラも良い物を買い今回は撮影も楽しみにしていましたが、考えていた通り良い出張にできました。
私はブログや動画の内容は、自身が撮影した写真から着想を得ています。今後は沢山撮影した写真からサスセットやライディングの話をして行こうと思いますし、それが皆さんの役に立てるなら嬉しいです。なぜなら若い頃に無知、無謀な走りで散々痛い思いをし、散財をしたため皆さんにはそんな無駄はしないで有効なお金の使い方をしてもらって、その一部でセイクレッドグランドを利用していただけると幸いです。
筑波選手権をみてきました。
本日は56レーシングの小田喜亜門さんがJ-GP3を走ると言うことで、その走りを視察に行ってきました。
走り自体は小さな体でもなんら問題なく予選で1秒6のタイムを出し、素晴らしいと感じました。
セッティングは私が口を出す必要もなく、ティーム内で上手にまとめられていたようです。
走りの確認はダンロップの切り返しと1コーナーで走りを見ることにしました。詳細は省きますが、まだまだ細かい部分で安定しないようですが、乗り始めてからまも無い事を考慮すれば上出来です。
決勝レースは1コーナーでみましたが、このクラスには慣れていないせいか集団にのまれ他のライダーに遠慮し引いてしまう場面もありましたが、数周して落ち着いてからは引く場面も見かけなくなり安堵しました。
結果は転倒リタイアとなり残念ではありますが、タイムも悪く無いので今後の成長で優勝を手にするのは間違いなさそうです。
これほど若いライダーがJ-GP3を走るのは難しい面もありますが、世界GPを走るライダーの低年齢化(私はこれを是とはしませんが)に対応するには仕方のない事なのでしょう。
今年の前半はミニバイクを主としたレース活動の56Racingでしたが、今後はNSF250Rの出番も増えるそうなので、そうなれば私の出番も増えると思います。次戦の筑波選手権も出走する可能性があるようなので、また現場に顔を出そうと思います。
中野真矢さんがお越しくださいました。
盟友?
昨日は、元GPライダーの中野真矢さんがお越しくださいました。
今年はレースが少なく、若いライダーの走りを観察できませんが、それでも着々と地ならしと言いますか準備を進めています。
中野真矢さんは年に数度、当社へ尋ねてくださいます。56レーシング初年度から手伝いをしていますが、もう少しで10年に届きそうな位に時間が過ぎました。二輪レースを最初に観戦したのは全日本の筑波で、その年は中野さんが連戦連勝し翌年GPへと旅立った年でした。
その当時、新宿通を走っていると麹町にBPカラーのYZRが飾ってありました。ガラス越しにサックスるを眺める黒人少年のように、憧れたものです。
疑問をぶつける
全日本からGP250、GP500、MotoGP、WBSと世界選手権を走り続けた中野さんに、私は数々の疑問をぶつけました。雑誌やTVの論評、噂、画面を通しての考察の正否を知り得たのは、普通の方ではなかなか叶わない、暁光というべき、道標とも言えます。
疑問を持ったなら、直接質問するのが良いと考えます。知る機会があるのを逃すのは人生を台無しにします。私はGPやライディング、自分では知り得ない世界を開いてもらえ、その知識が今の仕事へ大いに役立っています。
2件のプロモーション動画
先日、Youtube用のオープニングを作ろうと思ったら思いの外長くなり、そのまま会社のプロモーション動画に格上げして完成させました。
もう一本は56レーシングの簡単なイメージビデオです。
こちらは昨年の鈴鹿NGK杯の写真(56レーシンではお馴染みの川野さん撮影)を下に構成しています。動画ではないので動きを出すのが難しく、それほど高度な内容ではありませんでしたが、意外に時間がかかりました。
もっと編集の腕を磨いて、格好良い動画を作れるようにして行きたいと夢想しております。
56レーシング 体制発表会
昨日は千葉市の56デザイン店舗で行われた、56レーシングの体制発表会へゆきました。
大まかな内容は動画をご覧ください。
これまでのロードレースとは違い、規則の緩いミニバイクのSP12と呼ばれるクラスが主戦場になる様です。ミニバイクを全面的にバックアップした事がないので、とても楽しみです。
今までのイコールコンディションではなく、改造範囲が広いお陰で、リアショックは当社が改造したNSF100用のFGを使えることになりました。これは年間レンタル契約で、ダンパー本体の価格は不要で年2回または3回のO/Hをパック料金にしたサービスです。
そのダンパーの使用はこちらの動画をご覧ください。
6〜8万円ほどで20万円のダンパーを一年使えます。昨年から始めた小規模な事業ですが、若いライダーを育成するには適した内容だと自負しています。
桶川というか、ミニバイクコースはほとんどの場合でコースをぐるり一周眺められるため、車両やライダーの問題点を把握するには適した環境だと思います。これは自分自身がミニバイクで走った経験と、56レーシング2年目の桶川でドリームカップを手伝った経験から、とても良い選択だと評せます。
今年、一番期待しているのはフロントフォークです。古くからミニバイク用のフロントフォークには様々な仕様のバルブが開発されてきましたが、他の追随を許さない圧倒的な性能を有した機構を盛り込んだフロントエンドを完成させてみたいです。これは販売価格もすごいことになるでしょうが、採算度外視のレース活動(もちろん私のじひですが)において、それに見合ったティームとライダーに提供できるのであれば、自分が動く価値があります。
主戦場は桶川でレースの数は6戦もあり、筑波よりも圧倒的に遠いため移動は大変になりそうです。
他にもKissレーシングの全日本もあり、今年も慌しくなりそうです。