ホーム>SACRED GROUND STAFF BLOG>メンテナンス>デイトナのリアショック
メンテナンス

デイトナのリアショック

 スクーターに用いるデイトナのリアショックをO/Hいたしました。

 やや込み入った造りのリアショックで、難しくはないが分解には手順が多く作業工賃が高くなります。

 極めて単純なモノチューブ構造ではありますが、リバウンドストッパがなく、オイルロックを使ってその代わりをする面白い作りです。

 昔ながらのド・カルボン型で伸び減衰の制御は単純な穴経のみに頼り、そこに調整機構を付けているのが先進的(といっても70年代なら)と申せましょう。ロッド径は14mmでシリンダの材質はアルミなので割と凝った仕様で、設計者がある程度好き放題したのが伺えて面白いです。

 車高調整も可能ながらその仕組は四輪の全長式に習っている点も面白い。ある程度の仕様を決めてから実際の設計・製造は大手のダンパーメーカーが手掛けたのか?はたまた、デイトナが自社で全てを差配したのか?などと想像を膨らませて楽しんでいます。

 唯一気になったのはオイルシールとして用いられているXリングが組み込み時にねじれていた点です。XリングはOリングと同じ様につかえるが、接点が少ない(締め代とも関連して)ために低摩擦を謳っています。しかし組み込み時に上手に入れないと写真の様にいびつなまま収まってしまうので、注意が必要です。
 Oリングも実は似たような減少が起こります。例えばグリースを塗布せずに溝へ入れると、ねじれます。丸いOリングなので経験の浅い人には判別しずらいのですが、製造時にできる外周と内周の合わせ面がそれを教えてくれます。

 そういった訳で、O/H希望の方は問題なく対応できます。価格は4万円からとなりますので、問い合わせください。

 

 

2021914193716.JPG2021914193743.JPG2021914194617.JPG2021914194641.JPG

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sgfacendo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3168

ページ上部へ