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GPZ900Rの純正KYBエア加圧型リアショック

 表題が長いのはご愛嬌。本日のお題は900ニンジャの初期に採用されていた、KYB製のエア加圧型について話します。

 なぜエアサスと呼ばないのかと言えば、実は内部にコイルスプリング(螺旋状のバネ)がしっかり存在しているためエアで加圧するのは微調整であり、基本はコイルスプリングが担うからです。

 難しい複雑な構造ではありません。ただオイルシールの交換は設定がない上にそれの固定にはカシメを用いています。更に減衰力を発生する機構は溶接で組んであるので分解が難しいのです。このショックを作業するのは2度目でしたから難なく作業は進行しました。
 件の溶接部分は一度切り取って部品を作り、ネジ込み型へ改めました。オイルシールも独自に開発した部品で交換可能にします。

 正直、特別に性能が高いダンパではありませんので純正に対する拘りのない方にはオーリンズなりの社外品を推奨します。しかしどうしても純正の乗り味を保ちたいと考える方には、この作業は無駄ではありません。一度改造すれば次回からは基本工賃と消耗品だけで済むようになりまして、だいぶ安価になります。
 それでも初回で全ての箇所に手を出すと約15万円。2回目以降は6万円〜となります。しかしこのリアショックは耐久性が高いので頻繁にO/Hを要求しません。どうしても純正をO/Hしたい方は一度相談ください。

 

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