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TS50の純正ショックO/H

 おはようございます。

 最近はNIKONのZ6と標準ズームレンズ24-70f4を手に入れ、さらにKIPONの完全マニュアルフォーカスの単焦点75mmの金属の質感に唸っている新保です。

 昨日、スズキのTS50のリアショックがO/Hを終えたので、納品へゆきました。
このショックはカシメ型と呼ばれ安価に作れるが、O/Hをするには非常に手間のかかるダンパです。さらに写真からもわかるようにシリンダの横に見える跡は、横からのカシメで分解が難しい方です。

 TS50純正ショックを作業するのは2度目なので、危なげなく作業は進みました。面白いのはイニシャル調整が機械式のアジャスタで、外部からは判別できませんがボルトらしき物を回すと、段数が変化します。ロッド径は12.5mm。ガイドブッシュはなく焼結材を使った低価格な作りは、カシメ型の王道です。
 減衰を発生するピストン径も小さく、オイルと空気が混在するので熱に弱いうえに気泡が混ざりやすいので、性能が安定しません。排気量の小さな車両には価格を抑えやすいので、作り手も買い手も最初は良いのです。それに意外な点として、性能は低い代わりに低値安定と言いますか、最初から高性能ではないが低い性能を長期間(10年20年といった具合に)保持するのは凄と思います。

 TS50はリアショック周りの空間が小さく、社外品で作るのにも制約があるため純正O/Hはそれなりに価値があるはずです。価格はロッドの再メッキ、ガイドブッシュ加工など一番高い場合で10万円程度。ロッドが再利用可能で7〜8万円しますので、おいそれとは進められませんが、直したい方は連絡ください。

 

 

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