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ドイツのKWをオーバーホール

 ポルシェ用のKWをO/Hしています。

 KWの調整式は2度目となりますが、以前に作った工具が今回も使えたので難なく蓋を外せました。

 このダンパーは評価が高いようです。しかしクアンタムも同様なのですが分解してみると「こんなもんか」という程度の代物です。工業製品としてはなんら特筆すべき点はありません。ならばなぜ高評価なのか?となりますが、それはきっとスプリングと減衰の値が車両に合っているからだと推察します。

 これは非常に大切な点です。二輪、四輪問わずどこに均衡を持って来るのかは大切で、車体とタイアを繋ぐサスペンションシステムなら尚の事、エクイリブリオ(わざと鼻につく横文字を使ってみる)が大切になります。その点がKWの高評価につながるのでしょうが、しかしその裏には問題点も同時に存在します。
 上手な作り込みで綺麗にまとめていはいますが、ダンパの構造、機械的性質は特筆すべき点がなく、つまり追い込んだ性能は発揮できません。

 私は常々、サスペンションシステムの根幹はバネにある。と話していますが、逆にバネが決まると残るのはダンパの性能に依存する訳で、結局は高性能ダンパは重要にります。レース用にはもっと高性能で高価格な製品があるのかも知れませんが、最近考えていたダンパに求められる最終的な性能(スプリングが決まったら、後はダンパ)について、少し話してみたかったので、今回は認めた次第です。

 

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