ホーム>SACRED GROUND STAFF BLOG>バイクで遊ぶ>材料と形状
バイクで遊ぶ

材料と形状

 昨日、見かけた意見に着想を得て記事を書きます。

 その記事はアルミフレームは機敏なハンドリングを得られ、鉄フレームは乗りやすいとありました。これは材料の特性だけで論ずるなら明らかな間違いです。

 https://www.aluminum.or.jp/basic/aluminumtoha/fset1.html

 アルミフレームが機敏な特性なのは、材料の特性ではなく形状に依る部分が大半です。上のページにも乗っていますが、鉄と比較し比重が約1/3なので同じ重量だとアルミは大きな断面を得られ、そのため変形を抑えられるから機敏になります。

 これは「材料の特性」を活かし「形状の特性」を作り出している事になります。同じ重量ならアルミの方が大きくなるので形状で高剛性になり機敏なハンドリングになります。機敏なハンドリングは何から生み出されるのか?といえば振動特性に着目すれば答えは簡単です。

 「機敏」とは反応速度が早いと換言できますが、上記の形状により機敏さを得ていると言えます。同じ機敏性なら鉄は重量が増えるから不利であり、そのためにアルミが選ばれます。

 鉄フレームは重量が重くなりやすいが、体積は小さく済むので車体全体が小さく作れます。アルミはその逆。体積は大きく軽量だが車体は大きくなりやすい。

 フレームを作った経験はありませんが、体積を大きく作れるアルミフレームは材料の増減による剛性の影響が小さいので、微調整が行いやすいため造りやすいのかと想像します。

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sgfacendo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3104

ページ上部へ