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2020年11月

BMWのS1000XR

 2020年型 S1000XR

 モトラッド様から依頼があり、S1000XRのシート高を30mm下げる加工を行います。

 その前に純正状態・メーカー出荷状態でのサスセットを評価し、そこからただ下げるのではなく、前後のバランスを合わせる仕様変更を施しつつ下げることにより、足着きと乗り心地を同時に向上させる事が可能です。

 動画でも解説をしていますが2019年型からモデルチェンジし、過去のモデルよりも車体が小さくなったように感じます。それでもなお小さい車体ではありませんが、ハンドル、ステップにシートなどのポジションがゆったりとして身長165cmの私でも各部を遠く感じません。
 足着きは良いとは言えませんが、ローシートがついた車両は思いのほか扱いやすく、かなり秀逸な車両です。まだ電子制御で変更可能なサスセットはいじっていませんが、近日エンジンマネジメントと電制サスを調整しどの程度まで狙いに近づけられるのか試してみます。

 https://youtu.be/FLWGUwkndEA 

旧型CB1000R,SC60のオーリンズ

 ホンダドリーム東大阪様の依頼で、CB1000R・SC60のオーリンズをローダウンするために分解しつつ、減衰特性変更とスプリングを交換します。

 分解して減衰のシム設定を確認すると面白事がわかりました。現行のCB1000Rのオーリンズとかなり似通った設定です。そうは言っても差異はありこれはこれで新たな発見でした。これだけ似た設定なのはフレームやリンクレバー比が共通している事を示唆しています。

 ダンパーの自由長を短くしつつバネ定数を下げ、人間が乗る事による下げ幅を増やし足着きを向上させています。これらの作業は全て含め税込でおおよそ10万円弱です。バイクの動きを大きく変質させる事ができますので、更にバイクを楽しみたい方は問い合わせください。

 

 

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BMW M5 E60の前後ショック

 M5の前後ショックメンテナンスを依頼いただきました。

 今回は概要をざざっと説明するだけですが、先月作業を行ったFerrariのF430と同じ仕組みでした。つまり一筋縄ではゆきません。今回は金銭面の課題もあるので極力簡単に終わるように考えました。

 O/Hを何度でも行えるように改造するのであれば前後で80万円は覚悟して頂きたい。かなり高額なので社外品を選択する事も可能でしょう。

 分解し確認しましたが、純正の圧(縮み)が強過ぎ、伸びが弱い設定は変更する事が可能です。これは以前に二輪のBMWを徹底分解した時に得た知見を基にした発想です。簡単ではありませんので易々とは依頼を受けられませんが、面白い手法です。今後はこのZF・Sachsの電制ダンパーが体勢を締めるようなら、安定した手法を開発してみようと思います。

 

 

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Lレンズとフルサイズキャメラ

 EOS RPを購入したと報告しましたが、それ以前からレンズの差による写りの違いが面白くて、細々と買い足していました。

 Lレンズ購入!中古だけれど・・・

 流石に高額なLレンズを新品で買うのは憚られるので、中古でEFマウントのLレンズを購入しました。ズームの17-35mmです。本当は単焦点が好きですが、普段のお客様へ提出する記録画像にはズームの方が使い勝手が良い事から、このレンズを選択しました。

 RFマウントの50mm単焦点、Lレンズは30万円を越す価格で、これを買うならBT用にブレンボの削りキャリパーとホイールを揃えたくなります。

 なんか違う気はする

 早速撮影し、拡大したりライトルームで現像してみました。写り具合がシャープな気がします。条件を揃えてレンズによる違いを撮影はしていませんが、近いうちに試験を行ってみます。

 普段使い用にウルトラソニックの10-22mmも購入

 これも中古で買いました。10mmはかなり拡大できるので、部品を大きく撮るには良い寸法です。これも単焦点の10mm前後を買い揃えたいところです。ウルトラソニックでも、キットレンズと比較すればその違いは大きなものです。拡大すると安価なレンズは細部が崩れ、描写が曖昧です。それがウルトラソニックなら細かく写し取れています。

 純正以外のレンズ

 コシナ ツァイスというレンズがあります。
 好きな写真家の伴貞義さんの言葉を借りれば、コシナはシャープな感じになるそうです。人物はキヤノン、機械はニコン、FUJIはなんでも綺麗に写る、などなどカメラメーカーで違いはかなりあると聞き及んでおりますが、レンズも相当に違うそうなので、時間をかけて多くを試してゆきます。

 

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2018年型ZX-10R テスト車両

 事故によりフレームが折れてしまった2018年型10Rを購入しました。

 安くはありませんでした。現状はフレーム交換と幾つかの細かい修理を済ませました。時間が取れないのでフレーム交換は八王子のプレジャーさんにて行いました。ドッグファイトレーシングなどレースに深く関わってきた山地さんという方の営む店なので、任せて安心。特に普通の人では知らないような情報も持っていますので、今回も助けられました。

 プレジャーさんのツイッター @PreasureR
 HP https://www.pleasure-r.com/

 これから前後ショックのメンテナンス、車体の壊れた部品交換などを進め11月中には車検を済ませ、テストを開始してゆきます。

 かなりの大事になりますが、フロントフォークを分解しスプリングレートや減衰の設定を確認し、走り込んでその後に、必要であれば仕様変更を行います。

 購入を希望する方がいるようなら、テスト終了後に170万円前後で販売を考えています。

 動画でもセッティングの方向性や純正サスの評価、みなさんが気になっているBFFの構造についても話をしてみます。お楽しみにして下さい。

 

 

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Ducati F1試乗

 ドカティのF1を試乗しました

 エンジンが良い感じです。空冷2ヴァルブの750ccは遅すぎず速すぎずで、気持ちの良い走りをします。

 前後ショックの状態は、フロントがオイルで硬さを大幅に増してあり動きが素直ではなく、ギャップなどでガツンと大きな衝撃となります。

 リアショックはヘタってはいますが、極端に悪い事もなくO/Hと仕様変更でかなり良くなりそうな予感を持ちました。

 改造の方向性

 フロントには減衰調整が可能となるカートリッジキットを追加します。左右で別々の調整を行えるようにしつつスプリングのイニシャル調整ももちろん追加します。

 リアはO/H、スプリング交換、減衰力の設定変更などで前後の調和を測ります。前後ホイールは17インチになっていますが、悪さする事もなくむしろ好感触です。乗車姿勢はシートカウルの形状が悪く、前後の幅がないためにライディンポジションが大きく規制され、ステップポジションも併せ乗車姿勢には不満があるのも事実です。ただ、走り出すとそれほど大きな不満でもなく、意外にまとまっていました。

 この続きは動画で解説します。

 

 

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BT1100再始動

 BT1100の咆哮が聴こえる

 なんてのは冗談で、エンジンは問題なくかかっておりました。

 懸案だったフロントフォークのオーリンズ正立化とリアショックのTTxGPを取り付け、フィッティングを無事済ませたので、本日、久しぶりに試乗となりました。

 評価は「素晴らしい」の一言。とにかく面白くなりました。以前の仕様でも楽しかったのですが、雑味がなくなりより洗練された印象です。ブレーキはマスターがブレンボに替わりましたが、フロントフォークの設定と相まって効きが良くなったようです。

 リアショックもスプリングレートが当たり、極めて真っ当な動きをします。減衰は少しずれているので、組み直しをすればもっと良くなりますがそれでも十分楽しい。この仕様で年内に二度はツーリングへ行く予定です。

 バイクと言うかサスペンション道楽をこれからも探究して参ります。

 

 

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スプリングを作りました。

 希望する内径、自由長が揃わなかったので、スプリングを作りました。

 いつもお願いしている外注さんに作ってもらいましたが、二本あるのは狙い目と少し外した値の二本だからです。過去の実証からこの硬さで良い。という定数はわかっていますが、それに満足しては発展は望めません。お金をケチらずに投資する事でお客様により適切な助言ができると言うもの。と言う言い訳をして自分の欲のために作った訳です。

 色は選べますので、フロント、リア問わず作りたいバネがある場合は相談ください。

 

 

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Band Maidさん

 先日の事です、YouTubeで好き放題話す雑談を上げたのですが、それの再生回数が2~3日で500回を超えました。

 当社の動画は200回を超えると少し多め、と感じるくらいの零細YouTubeチャンネルなので、急激な再生回数の伸びに驚きましたが、その謎は直ぐに解けました。

 画像をご覧ください。

20201112172737.png 通常、動画の開始直後から徐々に終盤に向けなだらかになる線が、中盤から台形の形を成し盛り上がっています。これは、その辺りからバンドメイド さんという、バンドの話を始めたからです。これまでコメントをいただいた事のない方からも書き込みを頂き、驚いていましたが、その原因はバンドメイド さん人気にたまたま乗ってしまった事に起因した様です。

 音楽的に好きな点は90年代にメタリカがブラックアルバムで作り上げたサウンドが広く浸透した90年代中期のメタルサウンドを下地に、ハードロックの楽曲を乗せる感じが好ましく感じます。

 Wikipedia情報ではありますが、彼女たちが今の方向性に舵を切った要因は、女性だけのバンドはポップロックが多いので、もっとハード路線に降った方が狙い目なのではないか?との思惑からだそうです。

 先日の動画で「世界を変える場所的経営」という本を取り上げました。簡単にいうと競争相手の少ないフィールドへ行けば、生存確率が上がるという事です。彼女たちの思考は正しく経営的で、自分のしたい事ではなく生きる望みのある方へ行くのが、結果としてしたい事ができる様になる。という証拠ではないでしょうか?

 中小零細のセイクレッドグランドも他社、競争相手の居ない場所を狙い業務を推進してゆきます。

 

 

KONIのオーバーホールを進める

 KONIの部品が少しですが手配できる様になりました

 先日、ウィングコニーのオーバーホールを行いましたが、その際に方々へ手を尽くし、KONIの部品がどうにか入手できないか探りを入れたところ、全てではありませんが、一部の部品を入手可能となりました。オイルシール、バンプラバー、その他にも減衰調整付きの場合はエンドアイに関わる部品も入手可能です。

 極端に古い品はどうするのか?

 上の部品はKONIでも比較的新しい品であれば、かなり揃います。しかし70年代など極端に古い場合はこれまで通り、加工などに頼らざるをえません。それでもバンプラバーなどのゴム部品は共用ですし、かなり楽になったのは間違いありません。

 作業工賃、ロッドの再メッキ、その他含めると5〜15万円程度と価格に幅はありますが、作業は可能です。O/Hで困った際には連絡ください。

 

 

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