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メンテナンス

F355のクアンタムをオーバーホール

Ferrari F355 Quantum

 フェラーリのF355用、クアンタムをオーバーホール依頼があり無事に作業を終えました。
 このショックは減衰調整ダイアルのある凝った作りです。クアンタムは外部調整がない場合でも、加工により調整式に改める事も可能で、希望頂ければ対応いたします。

 かなり短い

 F355の純正は室内から調整可能なビルシュタインです。これは456GTと同じ仕組みなので問題なくメンテナンスが行えます。
 しかし456のクアンタムも同様でしたが、ダンパーの自由長が極めて短く車高は低く、乗り心地は硬いと推測できます。スプリングレートも純正からは大幅に硬いので相当ガツガツした動きをするはずです。

 オーバーホールの実際、価格

 クアンタムの純正部品を当社は入手できません。従って純正にこだわる方はの依頼には対応できませんが、クアンタムをなんとしてでも修理して使い続けたいと希望する方には力になれると思います。ロッド、シリンダーは自社製造で新品を用意できます。
 オイルシールなどは日本製に置き換える事で動きを良くしながら耐久性を大幅に向上させています。

 ピストンリングは交換不可なのですが、今後はこれにも挑戦し対応して行こうと考えています。

 エア抜きに関しても散々言及してきましたが、クアンタムを機械でエアを排除すると、その動きは大幅に変わります。これはメーカーの設計者が考えていない動きになるため、クアンタム本来の動きとは申しませんが、ダンパーとしてのあるべき姿です。
 エアの完全排除で耐久性を上げ、性能も上がります。これによりシム組(つまりは減衰設定)に関する自由度も広がり、多様な設定を手中にする事ができるのです。

 価格ですが四輪用はスプリングの外れた状態で、基本価格が15〜20万円です。ロッド交換やシリンダー交換を伴う場合は30万円以上になります。

 どうしてもクアンタムが良いという、こだわりの方は質問いただければ対応いたしますのでお気軽に連絡ください。

 

 

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