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2020年11月

BMW E60のM5 電制ショック

 E60のM5に使われている電制ショックを分解しました

  ZF,Sachsの電制ショックは二輪でも多用されており、分解して内部を見るのは慣れた作業です。今回も多分にもれず同様の仕組みでした。電制ショックの内部機構は同じでもバイクの場合はシングルチューブ(いわゆるガスショック)で、写真のM5やフェラーリのF430等はオイルショック(と言いつつも低圧ガスは封入されている場合が多い)です。

 根幹となるメインのピストン部分でも減衰調整は可能です。これは予算を考えない前提ですが、加工やその他の技法を用いれば、根本的な減衰の基調を変化させられます。

 否。ツインチューブではメインピストンの他にシリンダー底部にセカンダリピストンを備えるのが普通ですから、そちらでも圧(縮み)減衰の調整を可能としてます。

 M5の基本特性はどうなのでしょうか? 

 O/H前の少々ヘタった状態での評価ですが、私には大いに問題を感じます。それはどういう意味でしょうか?

 私が望ましいと考える動きは、伝統的に言われる圧が3、伸びが7(若干の変更はもちろんありですが)の割合です。しかしM5の比率は圧6、伸び3と理想から大きくかけ離れています。特に疑問符をつけたいのは強すぎる圧減衰です。路面の凹凸をくまなく拾い、乗り心地は極めて悪い。


 圧減衰を強めると反応が高まり、ハンドリングに対する車体側の応答姓は良い、だが前述の通りそれは路面の凹凸を逃すという事ができず、なかなか厳しい乗り心地です。ならばこの応答性はスポーツドライヴィングに最適なのでしょうか。さにあらず、荷重を載せっぱなしで走れるならこのセットアップも良いでしょう。ですが掛かる荷重は必ず抜けます。掛け続ける事は叶わないのです。例えば左コーナーから右コーナーへ切り返す時、左コーナーの外輪に掛かる荷重は右コーナーでは内輪になり、縮方向から伸び方向に変化します。これは荷重が抜けるという事です。

 タイアのグリップは幾つかの複合要素から成り立ちますが、ショックが縮む時は荷重は最大にならず、つまりタイアグリップも最大化しません。圧から伸びに転じた時に最大グリップを発揮し、伸びきるまではそのグリップを維持します。つまり圧縮工程で力を貯め、伸び工程で力を発散します。
 だから強い縮み減衰を持っていば短時間で力をため込める反面、弱い伸び減衰では発散が一瞬で終わってしまうため、タイアはグリップを失いやすくスポーツドライヴにも向いていないのです。

 M5は速度が乗る車だからこれが正解なのか?と考える訳ですが、これまでの経験からこの減衰比率では良い結果は得られません。もどかしい限りです。

 学術書ではないので、この文章にも理論破綻があるかもしれませんが、概ねこの通りと受け取って下さい。
 この前提が正しいとすれば、圧の減衰を弱め、伸びの減衰を強めると滑らかな乗り心地としっとりとしたハンドリング、ギャップの走破性を得られます。

 運転技術、育ってきた環境、タイア、車両の状態で減衰比率は変化しますが、根本を考え直す必要があると思います。これを理想的に体現しているのはMarcedesBenzです。このメーカーは私の理想と合致しています。
実はBMWも近年、メルセデスのバランスに近づいています。私の兄の乗るF30(3シリーズ)、G30型の5シリーズなどです。

 もし、このM5を仕様変更したければ純正電制サスでも可能です。純正は分解不可能なカシメ方ですが、これを分解可能に改めた上で、減衰を変更します。価格は非常に高額になり、安く見積もって一台分で60万円。高いと100万円はかかりますが、一生乗れる最高の一台に仕上げたい欲求に駆られています。

 内装は5シリーズだけあり、所有欲を満たしてくれます。それに加えV10エンジンはF1を彷彿させるメカニズムですし、この車を突き詰めれば最高に楽しそうです。私はE46の318Ciに乗っていますが、5シリーズやEクラスを街乗りで楽しめる仕様に改造して、いつの日か大人のスポーツセダンを作りたいと夢想しております。

 

 

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やはり単焦点が面白い

 カメラを楽しむ契機となったのは写真の単焦点50mmレンズでした。

 その後にレンズを買い足し、焦点距離や何やら色々と試した結果、結局は件のレンズの使い勝手が良く楽しく撮影できます。

 何がその楽しさを生んでいるのか?と自問してみましたが、単焦点の立体感もありますが、焦点を合わせる距離が25cm程度まで寄れます。これは便利です。ここまでフォーカスリングで合わせられるのなら、ある種ズームレンズと言えるのでは?と感じますが、それは良しとしましょう。

 そう考えるとバランス感が重要だと思います。
 例えば綺麗に写るとか、撮影しやすいとか、価格などです。この三者が上手に均衡を保てば、小さなバランス感の品は初心者に優しい、大きなバランス感は上級者が楽しいのだと思います。とりあえずは小さなバランス感のこのレンズを楽しみつつ、自分にあったレンズを探してみたいと思います。

 とりあえずRFレンズの50mm買おうかしらん?

 

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SOQIのフロントフォーク

 V Max用のフロントフォーク

 SOQIのフロントフォークを依頼いただき、オーバーホールを行いました。オイルシール、スライドメタルなど消耗品は問題なく入手可能です。仕様変更も行えますので、乗り味を変化させたい場合にも対応いたします。

 インナーチューブのコーティングは長期使用で剥がれるため、再メッキが可能ではありますが、ゴールドコーティングは倒立のアクスルブラケットの脱着も伴うので13万円程度かかります。

 オーバーホールの価格自体は、消耗品や消費税を含め5万円程度から可能となりますので、必要な方は申し付けください。

 スプリングは

 スプリングは2段バネを採用しています。元来、インナーチューブ径が40mmの車体に43mmインナーの倒立フォークを採用するのは無謀と言えますが、スプリングレートや減衰、ステムの剛性バランスを整えれば纏まるかもしれません。
 Vmaxの依頼はこれまでになかったので、もしセッティングで悩む方がいらっしゃるなら、最高のセットを一緒に作り上げたいと思います。

 

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GSX-Rのステアリングダンパー

 少し古めのステアリングダンパーをO/Hしました。

 オイルシールが出ないので、アダプタを製作し作業を可能にしています。写真をご覧になればわかりますが小さなポッチがあります。ここからエア抜きが行えるので、ヴァキュームポンプを繋ぎ機械抜きで作業を進めました。オイルシールとガイドブッシュなどの消耗品は全交換です。
 基本的にロッドの中央にあるピストンは内壁と接触しないので、シリンダ本体の交換は必要ありません。

 オイルシールのホルダを作ったので、工賃込みで税抜き4.5万円程となりました。
 (価格は予告なく変更になる事がありますので、了承ください)

 

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セカンダリピストンの意味

 オーリンズのセカンダリピストンを例にあげ、何のためについているのかを解説します。

 流体が穴を通過する時、速度が倍になると抵抗は二乗となるために、ダイアル調整で減衰を決めると、ある速度域ではピッタリでも大きな衝撃を受けるとオイルロック(注射器を強く押し出すと硬くて動かない、有名な実験を想像してください)が発生し、サスペンションがほぼ動かないという状態になり得るのです。

 そこで、環状隙間(丸穴と針の先端の隙間)だけでなく積層弁(いわゆるシム)をのせたピストンを用意し、オイルロックが発生した際は、積層弁側にオイルを逃し適切な減衰を発生する様な仕組みが、セカンダリピストンの役割です。

 道路で説明すると、幹線道路が渋滞を起こしたのでバイパスへ逃げるとスイスイ流れてるのに似ています(現実はバイパスもびっちり渋滞していますが)。

 セカンダリピストンはしっかりしたサスペンションメーカーであれば、当然の装備です。車両メーカーに純正採用されるダンパーではここを簡便なチェックバルブとする場合もあります。

 何かしらの参考になりましたでしょうか?仕組みに興味がありましたらYouTubeのコメント欄から質問ください。

 

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選ぶべきリアショックの種類とは?

 オーリンズのカタログを題材に、どの様なリアショックを選ぶべきなのか?を考察します。

 何が適切かは人によって違う

 当然ですが個人の嗜好、車種、目的により何が最適かは変わりますので、ご自分に合うかどうかを判断ください。

 価格で選ぶなら?

 S46ER1などのバネと伸び減衰の調整が可能なモデルです。調整箇所が少ないのですが、価格は安めです。しかしリアショックの基本はスプリングレート、ダンパ自由長(長さ)、バネと減衰の比率で決まりますから、それらがしっかりしているのであれば、問題ありません。

 少し性能を追い求める

 上で紹介した、バネと伸び減衰の調整可能なモデルの次に何を選ぶのか?との問いには追加で車高調整が可能な品を選ぶべきだと考えます。末尾の品番にLが追加されるモデルです。このLとは車高調整が可能との意味です。スプリングと伸び減衰が調整できて車高まで変更できるのであれば、照準を絞った設定を作り出す事ができる様になります。

 最適化を狙う

 上記の調整機構があれば、普通はほぼ問題ありません。しかし、微細な調整を望むのであれば圧の減衰調整も付与したくなります。倒し込みのシットリ感や路面の凹凸を乗り越える際の突き上げを緩和できる様になります。品番にCの文字がつきます。

 オーリンズであれば価格は10〜20万円超と幅広い設定です。同メーカーは一車種で複数の製品群を持つ訳ではなく、メーカーが最適と考えるダンパー形状しかないのは寂しいのですが、自分に合った品かどうかを考える際の参考にして頂ければ嬉しく思います。

 当社は設定のないモデルでも、作り上げる事ができます。使えそうな形状を選び定価から10〜20万円程追加になりますので、総額は20〜40万円にもなりますが、相応の価値はあります。高いのですが興味のある方は是非連絡ください。
 この内容は動画にするつもりなので、アップしたらリンクを貼りますので、どうぞご覧ください。 

 

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SHUREのMV7 マイクの話

 先週届いたSHUREのMV7というマイクを昨晩から使い始めました。

 今回買ったマイクはPCにUSBで接続し、専用アプリで音の調整を行い、Macならヴォイスメモ、Windowsならボイスレコーダーを使い録音を行います。メモリーカードに記録せずPCに直接残せるのは助かります。
 

 実際に録音するとなぜか音程が低い。なぜだろう?と2〜3時間ネットで調べても解決せず、色々な検索方法を試しやっと理解できました。入力された信号を数種類から選択できるのですが、スタジオ用の高音質信号やCD音質などです。これは信号により周波数が変わる様で私のPCの設定は高音質になっていたせいで低い音になっていました。

 そこでCD用の信号に切り替える事で普通の音程に戻せました。

 やっと本題ですが、SHURE・MV7は音質はちょっと良くて、専用アプリで調整できるのが簡単に手早く行える点はよいと感じました。税込で3万円を超える価格は安くない様ですが、簡単にそこそこの音質を得られるよいマイクです。

 https://youtu.be/ytWJgJ4EO9c

レンズで印象は変わるのか?

 カメラのレンズも七個も買ってしまいました。

 今はカールツァイスのキヤノン用レンズが欲しい私です。

 それはさて置き、同じ焦点距離のレンズでも高い安いはあり、撮り比べて遊んでみました。

 

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こちらはウルトラソクックという少し値段の高い単焦点50mmです。

ファインダを覗くとシャープな印象に驚きました。

マニュアルフォーカスで撮影していますが、ファインダでは綺麗に見えても、ご覧の様に少し焦点がずれております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 こちらは値段の安いが、価格の手頃さから人気のあるキヤノンの単焦点50mm。

 価格が安くても、撮るのが楽しいレンズです。

 カールツァイスはシャキッとした精細な印象に写るそうです。ヤフオクで5万円程度ですが、最近はたくさん購入して散在気味なので、ここは自重し購入を控えます。手持ちのレンズで遊び倒してから、またその時に考えるとします。

 Appleが自社製(半自社製というべきなのか、ベースはARMのはずなので)チップを開発しその性能が高いと評判であり、iMacにそのチップを搭載するまで待つことにします。

 貯金の大切さを実感するこの頃です。

NSF100のクアンタムを作る、結果

 NSR100のクアンタムを作りました。

 金曜日に納車した際、フロントフォークのセットに問題を感じたので、1時間くらい助言というか講義的に説明を差し上げ、仕様変更を促しました。

 素直に話を聞いてくださり、オイル番手と油面を下げ、動く仕様となり、リアは当社でセットした状態のままでレースを走ったそうですが、結果はM3というクラスで賞典外になるほどのタイム差、M1というトップクラスを走れるくらいのタイムが出たそうです。
 この結果に私も大変嬉しく思いました。レースの後の昨晩、また車両を持ち込んでいただき細部を煮詰め直す作業を進めます。

 スプリングレートはお客様が選んだ値、減衰はここ最近数多くクアンタムを作用する中で得たデータと私の考えを混ぜ合わせて作り上げました。なかなか良い動きです。ただし、まだ気になる店はあります。もう少し良くできそうです。

 動画でも細部を話しますので、ご覧ください。

 https://youtu.be/TKJ5JzKxh98

 

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自宅の机を買いました M1チップのMac

 自宅の居間はこれまで床にマットを敷いて、ちゃぶ台を食卓としていました。6年程度は床に座る生活でしたが、腰が疲れるのとPC作業を行いやすくするために椅子と机に改めました。

 イオンへ出かけた際に、何気なく机を眺めていたらカミさんと「こんな感じが良いね」と選んだのは机と椅子が一式で税込み9万弱の品です。

 それを目標に1〜2ヶ月お金を貯めて、カミさんに10万円を渡しました。「これで好きなのかいな!」と格好をつけたわけですが、いざ家具屋さんを眺めに行けばあれが良い、これが良いと目移りします。一月程度吟味した結果、最終的に税込みで17万円弱の品を選びました。

 何事もそうですが高い物は良い。予算内に収めるには精神力を強く持たねばなりません。今回は欲に負けて品質を選びました。本当はカリモクの机だけで16万円が良かったのですが、それは家を購入した暁になりそうです。

 これまでは120×60cmでしたが150×90cmと面積が1.8倍以上になりとても快適な生活を送っています。このブログもその机にラップトップを置いて書いています。今後は自宅でのブログ更新が楽にできそうです。

そう言えば、今使っているラップトップはMacbookですが、M1チップのMacbookAirかProが欲しいです。しかし焦って買うよりもM1チップのiMacをメモリ32GBにすればPremier Proも快適に使えるでしょから、今は我慢してiMacの発売を待つこととします。 

 

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