ホーム>SACRED GROUND STAFF BLOG>ダンパー仕様変更>スプリングにおける重要な視点
ダンパー仕様変更

スプリングにおける重要な視点

 前後ショックに共通する観点

 まずはグラフをご覧ください。

 

202010410658.png

 青い線は単一定数(シングルレート)のバネ特性です。

 赤い線はフロントフォークの油面に高さで作り出すエアバネ特性のイメージです。

 単一定数を持つバネは一直線の線が引かれます。加算はされますが漸進性はありません。

 赤い線の油面におけるバネ定数は密閉空間が小さくなるに従い指数関数的に定数が上がる、いわゆるプログレッシブ(漸進性)を持ちます。
 現在、このガススプリング効果に関して論文を読み解いている最中なので、詳細は把握してから報告する予定です。

 今回の議題は、青い一直線のバネ特性と赤い漸進性を持つ特性。これらの合算が現実のサスペンションを動かしている点にあります。

 シングルレートのスプリングを採用しても、そこには赤い線の特性が上乗せされるために、シングルレートにはなりません。油面を極力下げるとフラットレートに近くなりますが、油面を上げればストローク後半のバネ定数は大幅に上昇し、極端な例ではリジット化する場合もあります。

 

 次回もスプリングを読み解いてゆきます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sgfacendo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2960

ページ上部へ