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オーバーホール

続くクアンタムのオーバーホール

 クアンタムのオーバーホールを続け、それをブログなどで宣伝していたせいか、昨年からクアンタムの依頼が増えています。

 このメーカーはオイルシールやロッド寸法。他にも各種の材質が変わり外観から判断できない事が多くあります。そのため分解してからでなければ正確な見積もりを算出できません。

 緑色のオイルシールの場合、長期間の使用で割れてしまいます。これらの部品は日本製の材質へと交換します。インチサイズの部品の中でミリサイズの部品が混在する不思議なメーカーです。こう言った統一性がないのは極めて不思議に感じます。どちらかに統一した方が便利だと思いますが、どう言った理由からこの様な構造なのかは理解に難しい。

 しかしミリサイズの部品は日本にいる場合、全ての場面において便利です。逆にインチサイズの場合、タップやダイスを使う場合は良いのですが、汎用機で部品を作るのは面倒です。ねじ山の角度も違うのでねじ切りチップも別に用意する必要があります。

 他に減衰を生むためのピストンとシムに関して、これはワークスパフォーマンス等のメーカーも同様ですが、洗浄して油分を飛ばすとすぐに錆びます。日本のメーカーやオーリンズ、大陸ヨーロッパ(イギリス以外)のメーカーは錆びない場合が殆どです。

 これも毎度しつこく言いますが、エア抜きが機械抜きで行えないのは問題です。これに関しては解決策を用意しています。専用の治具を用意してクアンタムの弱点を解消する手段を講じています。

 

 

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