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分解してみて・・・MT-01のフロントフォーク。

 昨日、無料O/Hキャンペーンで入庫したMT-01のフロントフォークが作業を終えました。

 試乗した感想を動画にしたらば、お客様がご覧くださった様で、動画内で話をしていたフォークスプリング交換を依頼くださいました。

 MT-01のフロントフォークは過去に何度もO/Hを行った経験があります。部品どりに曲がった中古を購入し、完全に分解した経験から構造は知っていました。普通のフロントフォークと違い、カートリッジはオーリンズと同様の嵌め込みになっているため、特殊工具がなければ外せません。

 この車両はフォークスプリングが変わっており、オイルは標準の#5から#10~15に変わっていました。このセットアップは正直、素人の考え方です。どういう事かと言えば、バネは柔らかく減衰を強めてしっとりネットりイメージしていたのでしょうが、求める物は理解できても実際の手段としては間違っています。これを求めるのであれば、実は真逆のアプローチが必要です。スプリングを徹底的に詰めてゆき、その後に減衰を合わせてゆけば、良い感じに仕上げるのはそれほど時間を要しません。

 MT-01のフロントフォークは減衰調整が伸び・圧共に変更可能ですが、その構造は積層シムではないため乗り味を微細に作り込むのは難しく、セッティングの詰め方は大枠で良し悪しを捉えるのが良いと考えています。あまり細部を仕上げるのは叶いませんので、逆に「大体こんなもん」と言った程度に留めれば気楽に楽しめます。

 しかし、このフロントフォークをアップデートすることも可能です。それはオーリンズのカートリッジキットを使う手法から、ピストンのみ交換して乗り味を微細に詰めてゆく方法です。私が提案するのはオーリンズのカートリッジキットに交換する高性能・高価格版か、FGのピストンを使う二種類です。
 前者は各部の作りとトップキャップまだ交換して、外観も性能も向上するので、走りもカスタム度も向上し満足感は高いと思います。これを当社で行うのであれば、価格は30万円弱となります。他方、FGのキットを使えば、純正のピストンを交換し積層シム構造に代えれば、走りは相当向上します。もう少し予算を取れるのであればシリンダーもFGの鉄製に交換し長持ちさせられます。純正はアルミシリンダーであり消耗は早く、オイルの痛みも早く訪れます。これは鉄製のシリンダーへ変えるだけで、普通の方には一生物になります。

 と言った様な、フロントフォーク一つとっても、かなり多くの改造を提案できますので、ご自分の車両を良くしたいと思っている方は、一度相談ください。

 

 

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