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2020年1月

Maserati 222

 柏にお住まいの方からMaseratiの222という車両の前後ショックがどうにかならないかと、相談がありました。

 初めて耳にする車種でしたが、調べてみたらショックアブソーバーはオーバーホールできそうな形状でしたので、喜び勇んで依頼を受ける事ができました。Ferrariの456GTでお馴染み、(株)ハシモトの吉川さんに確認したところ「ラグジュアリーカーだからそんなに硬くないはずですよ」との情報を教えてもらいましたが、お客様はかなりガチガチでとても乗っていられないと感じているそうです。

 何か問題が発生しているのか、仕様変更が施されているのか?試乗を行い細部を確認してみます。

 

 余談ですが、Maseratiはイタリア語の発音で「マゼラーティ」となります。マセラティと発音するのが気恥ずかしい私です。日本でも英語教育以上にイタリア語が浸透すれば良いなー、と夢を見ている私です。

 

 

自社製ロッド製作、問題解決

 本日の朝は、久しぶりに完全自作で自社製ロッドを作りました。SGSA14です。

 作り始めた頃は一本作るのにかなりの時間を要しましたが、今はバイト、チップ、作業工程、段取りなどが向上して時間短縮が叶いました。一番気を使うのはピストンが嵌る部分の寸法で、±2/100mmです。

 ねじ切りはそれほど難しくはありませんが、何せ汎用機では時間がかかります。これも工程を見直し半分以下の時間で作れる様になりました。

 

 SAHCSのリアショックはDucatiの初期型Monster900用です。他社で一度O/Hしたそうですが、伸び減衰の調整が固着したため、その修理に入ってきました。これも問題点を確認して、修正を終えました。
 四輪では有名で一級品と呼ばれる製造会社のザックスですが、二輪ではかなりマイナーです。ただここ数年はわからない範囲でザックスの技術が浸透している場合もある様で、特に電子制御の分野では名前は別の会社でも、実はザックスといった事例はある様です。

 

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完成へ一歩近づく、ニンマリ

 E46のリアダンパーをエア抜きしました。

 各部を研磨により滑らかな作動を狙いましたが、ダンパーにオイルを入れてエア抜きを行いましたところ、なんとも言えぬ良い動きをしています。

 本来はリザーブタンクのないモデルで、減衰調整ダイアルで変更すると伸びと圧の減衰は両方変化します。これを嫌いリザーブタンクをつけその辺りに幅を持たせたつもりですが、もう少し変更を行うべきだったような気もしています。ですが乗ってみなければ分からない部分も大いにあるため、今後の仕様変更のお題として取っておくことにします。

 リザーブタンクをつける、エア抜きを完璧に行えるようにする。これは一体何のためかと申しますれば、一義に性能を安定させるためですが、副産物としてガス圧を下げられるというのもあります。エアがしっかり抜けていればキャビテーション(エアレーション)が起こりづらいので、低いガス圧でも成立します。それは路面からの入力をしなやかに受け止める(受け流す)事ができます。

 本日もラリーに参戦する当社の金岡と話をしていました。彼のシビック・タイプR用のオーリンズを改造しグラベルを走り、先日は茂原ツインサーキットにおいてアスファルトを走ったそうですが、縁石を超えて着地した際の安定感はかなり向上したそうです。

 友人たちが横乗りで同乗したそうですが、スタビリティの高さをみなさん感じ取れたようです。正しい方向性の地道な努力は、必ず実を結ぶと嬉しくなりました。

 

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DULTONへ行ってきました。

 昨日の日曜日の午前中は家で過ごした後に、夕方から昨年末にできたダルトンへ行ってきました。

 カミさんが見つけて一緒に行こうという話があったので、やっと実現しました。ダルトンは知りませんでしが、行ってみるとなかなか面白いお店でした。ゴミ箱が有名だそうで、確かにいくつものゴミ箱があり格好良いのも発見し、買いたくもなりました。

 ステンレス、プラスティックにアルミの材質、ちょっと雑貨っぽい物もあり可愛い小物から実用的な大物まで、とても楽しいお店でした。ただ、かなりアメリカ風味(アメリカン・テイスト、グスト・アメリカーノ)な感じ強く、他との取り合わせに悩みそうです。

 お店の外観、内観も良い雰囲気で憧れる作りです。

 流石のうちのカミさんからは「東海岸風?」と聞かれました。いやいや「西海岸でしょ?」と返したところ「そっか」との返答。この勘違いっぷりが面白く、刑事コロンボのカミさんと同等かと思います。

 

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料理とカミさん

 今日もカミさんの機嫌を取りたいのと、自分の食べたい物を作るべく、料理をしました。

 人参と玉ねぎを刻み、そこにひき肉を加えてチャーハンの材料としたところで、カミさんからの助言で、沢山作って基としてとっておき、違う料理に転用すると教えられました。

 昼ごはんはその炒め物に卵焼きとご飯を加え炒飯としました。余っていたソース焼きそばの粉ソースをまぶして、味付けを済ませましたが、娘はこの味付けがとかく好みの様です。

 晩ご飯は作り置きの炒め物を市販のミートソースに加え、カミさんが簡単料理を披露してくれました。仕事の段取りも同様だと思い知らされた次第です。

 しかし、唯一納得できなかったのは炒めるお米の量です。ガスコンロの火力と私の料理の腕を考慮すれば、多すぎるお米は罪悪でしかありません。もっと少ない量でささっと炒めたかったのが本心です。というかその様に伝えたのですが、妻に言いくるめられてしまいました。

 次回の炒飯はタイ米を用意して、あのなんともいえないボソボソしたお米が炒めて油を吸い、丁度良い加減に仕上げられるかと思うと、今からよだれ物です。

 

 

E46のダンパー改造を進めていたら

 一昨日、電話で問い合わせをいただきました。

 私が自身のBMW・E46に使うビルシュタインのダンパー改造記事をご覧になった方が、ご自分の乗るNBロードスターの仕様変更と改造に関しの連絡でした。

 自分の46が目標とする乗り味は、しっとりと縮みながら伸びは適度にかかる様な、どちらかといえばBMWよりおPorscheや Marcedesの様な路面に吸い付く乗り味です。
 私自身はBMWが打ち出すスポーツ性よりもベンツ・ポルシェの様なしっとりした足回りの方がよりスポーツ性が高いと判断しています。それは路面に吸い付くとは「タイアと路面が離れない」状態であり、つまりは接地能力が高く、加速、減速、旋回を高度にバランスさせます。

 この乗り味を目指しダンパーの作り替えと、基本部分の整備を進めています。バイク用のリアショックやフロントのカートリッジを自社製で製造してゆくつもりですが、実は四輪のダンパーも自社製品のランナップに考えています。
 大量に売るための品ではなく、売れなくても自分が欲する乗り味、外観や質感を持った良い製品を考えています。それをご覧になったアッパークラスの方が、自分もそれと同じのが欲しいと感じ、依頼くださればこれ以上の喜びはありません。

 そのため細部の作りを研究し、本丸であるピストンも今年から製作に改良を重ねてゆくつもりです。

 完成したらE46は試乗車として、興味のある方に自由に乗っていただける様にします。現在の自家用車であるW211のE350ベンツは代車などに活用しますので、四輪でも改造に興味を持たれましたら、是非連絡ください。

 

RG500ガンマの改造

 昨日、RG500ガンマの車両引き上げに行ってきました。

 今回はチタンチャンバーを取り付けた事による重量変化に対応するため、スプリング交換を予定していましたが、フロントにオーリンズのレーシングカートリッジが入っているため、リアのFGを下取りオーリンズのTTxへ交換する運びとなりました。

 TTxかTTxGPかはまだ未定ですが、どちらにせよ面白くなりそうです。仕様変更前に一度乗って現状のFGを再確認したうえで、それ以上のフィールを求め仕上げてゆくつもりです。
 このかたはもう一台RG500ガンマを持っていらっしゃるので、そちらの車両においてFGの新型ダンパーを試す予定です。

 車両引き上げにガレージへ伺いましたら、なんと最終年型のTZ250全日本仕様がありました。この頃の年式のレーサーがめっぽう好きな私には垂涎物でした。私の夢はいつかTZやRSの2st250レーサーで筑波を走る事です。なんとも楽しそうです。しかも格好良い。

 500ガンマの試乗記は折角なのでヘルメットにGoProを取り付けて、その感触を話しながら動画でご覧いただこうかと考えております。私が普段から走っている試乗路を画面ごしに、どこでどの様な挙動を確認しているのか?などを説明できれば面白いのではないでしょうか。

 新しい機器のおかげで、面白い見せ物が作れそうです。

お酒と音楽と陶酔

 日曜日に妻から「ビール飲む?」と聞かれ、最近お酒にあまり興味がないと答えたら、更年期なんじゃないのと言われました。

 そこで、なぜお酒に興味が無くなったのかを考察しました。昔から友人知人と過ごす際はお酒を共にしましたが、一人で晩酌は殆ど経験がありません。結婚する前のある夏、毎日ビールを飲んでいたら、最初は500ccでよかったのが、そのうち850ccになり1000ccになり更にお酒の量が増えてきたので、これは良くないと考え晩酌を止めました。あの一月弱が私が晩酌の記憶です。

 その時期以外は月に一度飲むかどうか、といった調子でした。しかしなぜお酒に対する興味が失せたのか考えたところ、答えは音楽にあると行きつきました。私はある種の好ましいと感じている音楽を聴くと深い陶酔感を得られます。さらに車の運転をしながらだとより、大きな満足を感じます。

 例えば清水靖晃さんのサックスによる無伴奏チェロ組曲を聴くと、お酒を飲む以上の大きな心地良さを感じます。特に山岳地帯や海沿いの高速道路を100Km位で走りながらだとなお宜しい。

 他にも、二輪車で旋回中にアクセルを開けリアタイアに荷重が移る瞬間の「グッ」と感じる瞬間もかなり高い快感を覚えます。それらが私にはお酒を飲む以上の大きな悦楽をもたらすため、お酒がより下位に感じられてしまい、更なる上質な快感を求め音楽を聴いてしまうのだと、気付きました。

 もちろん、友人とお酒を楽しみながら過ごす時間は楽しいものです。

 時間の取れた週末は、音楽を聴きながらカミさんと一緒にお酒を飲むのも良いかもしれません(カミさんは割合お酒好きなのです)。

進化するオーバーホール

 先日、オーリンズの分解を紹介した動画を撮影しました。

 これを撮影し小野寺とアイデア出しをする中で、これまでのO/H風景の写真撮影の他に、有料にはなりますが分解風景の動画を提供するのも面白いのではないかと言うことになり、着手する流れになりました。せっかくO/Hするのであれば、その作業で徹底して遊び、一度のO/Hをしゃぶり尽くしてみようと思います。

 この手法でお客様の満足度が上がり、サスを通してご自分の車両に愛着を持って頂ければ嬉しく思います。

 

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自社製部品製作

 ZX-9RのFGをオーバーホール依頼頂き作業を進めていますが、リアショックを外す際にエンドアイが破損したため、新規で作る事になりました。

 折角なので他の図面も引いて、自社製ダンパーの下地を作ります。基本の寸法や製造方法を小野寺と打ち合わせを行い、図面を完成させました。少しづつ準備し、試作部品で確認を行います。今年は販売の予定はありませんが、年内に1〜2本は試作品を完成させ実車にて確認を行ってゆきます。

 最初はリザーブタンクなしのイニシャル、伸び減衰、車高調整を行える基本形を考えています。ここで重要なのはシリンダー、ロッド、ピストン、シムだと考えます。これは機能面ですが今後販売を考えるならば、その外観が大切になりますので、意匠性も詰めて行かなければなりません。

 楽しみなのは、ピストン形状によるオイルの流れが乗り味にどう影響するか?キャビテーションの起こりづらい、素直な性能を出せる形を模索します。

 

 

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