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オーバーホール

メンテナンス、整備

 お久しぶりです。三日ぶりにブログを書きます。

 火曜日の夜から静岡へ向け出発し、夜通し走っていたためブログの更新もままならなかったのですが、昨日はどうも書く気になれず、筆を止めた次第です。

 今日は朝からお客様がお越し下さいました。15年くらいの付き合いになるお客様の、ZZR1200のフロントフォークをシール交換です。先頃、車体周りのメンテナンスと同時にフォークスプリングを交換しましたが、そこで動く様になったフロントがオイル漏れを起こし、結局O/Hとなりました。

 ZZR1200のフォークは減衰を発生するカートリッジを採用しています。しかし完全な非分解型であり、これを分解してメンテナンスや改造を行うのは、とても費用が嵩みます。そのため、減衰発生機構には手を触れず、消耗品の交換程度に留めました。
 インナーチューブに錆がひどく浮いており、それらを旋盤で加え各種の研磨剤を用いて滑らかになるまで削り落としてゆきます。最終的にはなんとかなりましたが、かなり酷いサビが多くあり、次回は再メッキか交換を考える必要がありそうです。

 純正フォークを活かしつつ、減衰調整式に改めることも可能です。イニシャル調整も追加し、完全なフルアジャスタブル化も問題なく行えます。リアショックも少数ですが、いくつかのメーカーから販売されています。当社の扱うFGでも製作可能です。
 リアを交換したら、それに合わせてフロントもアップグレードしたくなるのが人情です。社外品はブレーキやホイールの合わせなど、気を遣う部分もありますので、カートリッジ交換で対応すれば、細かい部分に気を取られなくてすみます。

 私が夢想するのは、当社の改造キットSGCF4Pでフルアジャスタブル化するのか?またはオーリンズのFGKキットなどで上品に仕立ててみたい気がします。ハードなブレーキ操作から、縁石を超える様なギャップをシットリといなす感覚は、正しく上質そのものです。
 これを実現するにはかなりの手間が必要となりますが、それに見合う価値は十分にあると思います。

 先日納車したRG500ガンマのお客様へアフターフォローのメッセージを送りましたら「かなり満足のゆく良いセッティング」と評価してもらえました。相応に費用はかかりましたが、少ししか乗っていない私でも、これはかなりの水準だとすぐに感じ取れるほどの乗り味です。

 これからも楽しみつつ満足感を充分に味わえる、大人のバイク(車)を仕立てて行こうと思います。

 このZZR1200のフロントフォークを外す作業中に、工具を入れるためハンドルを左右に振りました。そこで軽い違和を覚えました。念入りに確認してみましたら、ステムベアリングが摩耗している様です。
 もう少しするとハンドルが突然切れなくなる症状が現れるはずです。これはお客様に伝え、なるべく近いうちにベアリング交換を行う様にしたいと思います。タイアの空気圧も街乗りで2.0K程度と、かなり低かったので、気温とタイアの銘柄を考慮し2.4Kとしました。
 タイアの空気圧等のちょっとした整備で、格段に調子が良くなりますので、皆様も気にかけてみてはいかがでしょうか?

 

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