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世論の逆がおおね正しい

 昨晩な寝しなに少し、西部邁さんの本を読みました。

 私は常に色々な物事に対し、自分に対して「なぜ?」を問いかけその答えを探しています。考えることが楽しい、と言うよりもそれが自身にとって自然な行為だからです。

 昨日、従業員とある会社のホームページを見ていた処、当社のブログに似た写真と文言を発見し、従業員が「ウチのを真似たのでしょうか?」と言うほど似ていたのは事実ですが、真似て下さったのだとしたら、光栄です。
 真似たのはなぜか?またそこにも本質を読み取る鍵があると思います。私は色々な物事を直接的に模倣することはあまりしません。それは分かる人が観れば簡単に看破できるので、猿真似と言われるのが嫌だからです。しかし、猿真似でも真似ることで本質に迫ることも可能でしょうから、否定できない面もございます。

 京都大学の柴山桂太さんが、アレクシス・ド・トクヴィルやエドマンド・バーク(佐藤健志さんの翻訳したフランス革命の省察は最高に面白い一冊です)は保守思想家と言われていますが、その彼らはフランス革命の終末や、アメリカの民主主義が世界を席巻し、最終的にはロシアとの二曲構造になるところまで予見したと言います。
 物事の本質を読み解けば、そこまで予見することが可能だと言う証左です。

 車両運動とサスペンションの構造を理解し読み解けば、10年後でも卓越した車両と賞賛されるバイク(車)を仕立てる事も可能なはずです。なぜなら20年前でも30年前でも素晴らしいバイクは今乗っても楽しの本質は変わりません。
 例えば、GSX-R1100は純正のまま乗ってもとても楽しい車両です。CB1000SFもその様に感じます。逆に数年前から爆発的に人気を得ている車両群は、10年、20年後には化石になっていると私は予想しています。それは何故かといえば、目の前で簡単に得られる刺激を求め、乗り物の核となる部分を見落としているからです。
 バイクや車はもっと簡単なはずです。それをお客様に知って体感してもらうために、これからも研究を続けます。

 西部邁さんがそうである様に、当社も広く一般に受け入れられる様な、メジャー感のある会社ではありません。「この部品を替えたら良くなりますか?」との質問には前提条件と仮定を話し、長い説明の先に答えを出す様な会社です。
 先日、お客様が前後ショックを替えたいと考え、あるサスペンション屋へ質問をしたそうです。その答えは「リアショック は交換してとても良くなる」「フロントは純正のままでも充分」だったそうです。この答えを聴いた時、すぐに理解ができました。リアショック は設定があるため、販売したい。フロントは41mmインナーチューブのため設定が無く自分のところで販売できない=純正のままで充分。が本音です。 
 逆にそのような答えをサラッと言える会社は販売量を増やし、大きくなってゆきます。大多数の方はそれで満足できると思いますし、事実、だからその会社は急成長を遂げています。大衆へ向け8割のお客様を狙っているようです。

 当社はそのような大きな会社では救い切れない、個別の深い問題を抱えた方々に対して解決の助けになれるよう、働いて行きたいと考えております。残りの2割の方々の中から更にコアなバイク・車乗りの方達と仕事がしたい。これはBMWやマツダの取った手法と同様で、そのような会社にして行きます。

 

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