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2017年11月

はち

 子猫の時に親猫が居なくなり、飼うようになったのがはちです。

 兄弟3匹のうち、病気を乗り越え生き残りました。他の2匹は病院へ連れて行った甲斐もなく死んでしまったのですが、体が大きく体力のあったはちだけが残りました。残念ながらもう居ませんが、腕の中で看取ることが出来たのは良かったと思っています。

 今見返すと工場の入り口にたたずむ姿が切なく、しかし何とも言えず良い感じです。

 

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クロ

 ブログに書く内容は事欠かないのですが、レースを終え通常業務が多いので、宣伝のような内容が多くなるのを嫌い、愛猫クロの写真を載せ息抜きをします。

 

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シリンダーを自作

 CBR250RRに使うFGのFFX31用に、シリンダーを自作しました。

 ステンレスの削り出しです。このダンパーはツインチューブなので内径の仕上げは寸法、面粗度共にうるさくない事が製作の切っ掛けになっています。手持ちの材料が70丸しかなく、そこから52パイまで削り、ネジ切、段付き加工を施しています。端を突っ切った後に、ドリルで穴をあけ穴グリバイトで仕上げました。FGは殆どが鉄シリンダーですが、過去に一度だけFFXにアルミシリンダーが着いた個体を観たことがあります。これからはアルミでもステンでもシリンダを自作し、長さを自由に変更できます。

 材質は303で、回転はゆっくりで送りを少し速くしていますが、チップのNRは大き目で削ります。コーティングはあってもなくても良いのですが、外径はドライでエアを吹き付けキリコを飛ばしながら冷却します。穴グリ加工は、シリンダー長が108mmあるのでバイトの突き出し量を110mm取りました。これで切り込み0.5mm、送りは一回転0.14mm、回転巣を515RPMとしています。かなり綺麗な仕上がりに少々驚きました。バイトのビビりもなくシャンク径25mmバイトの剛性を体感しました。

 これで、ロッド、シリンダー、シリンダーヘッド、エンドアイ、ピストンとほぼ全ての部品を製作したことになります。シムとゴムにスライドメタルなどは売り物を使う予定なので、来年は自作ダンパーに取り掛かります。

 

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56design sport

 56デザインスポルトは旧名、56レーシングです。

 先日ティームを応援下さる方が、公式リリース以外にティームの内面やライダーなどの人柄がわかるように、SNS等で見られるようになれば、ファンも増えレース会場にも足を運んでくれるのではないか、と提案してくれました。

 いくつかの参考例も教えてもらいまして、考える良い切っ掛けとなり今後は監督にも進言しようと考えます。もしティームに露出についての要望などがありますれば、当方に連絡頂いても結構なので、監督に伝えます。

 ティームの皆さんは個性的な方が多く、楽しい雰囲気で過ごしています。これは中野監督の人柄に加え、監督の父君である満さんの笑いのセンスも大きく寄与しているようです。 

 遠征先の夜のホテルでは、皆が集まりロビー活動と称した飲み会を開いています。私は数度参加しましたが、殆どの場合眠くて参加できません。会の中心は満さん、当社大槻、埜口遥希さんのお父さんがお酒をよく飲み、桜井芽「依」さんのサポート、宇都宮の中澤さんがイジられているようです。私は寝ているので良く知りませんが、大槻他の報告ではその様です。

 

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CBR250RR、MC51

 今年発売された、MC51・CBR250RR(二気筒)のリアサスを製作しています。

 FGの最高峰モデルであるFFX31、ツインチューブで油圧アジャスターを備えたスーパースポーツ向けのダンパーです。これまでプロトタイプを製作し、サーキットで試していましたが、この度正式に製作依頼を頂き、各部の煮詰めを行い仕上げます。

 これはJP250というレースのために造っていますが、街乗り用にも転用可能です。価格は税抜き・送料込みで¥197,000と非常に高価ですが、造り込みは一本一本しあげるセミオーダーなので、ご理解頂ければ幸いです。

 来年もJP250のCBR250RRとR25のダンパーに関わる予定なので、今から楽しみです。

 

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RVF400メンテ、代車、FG

 先日CRMの売却に伴い、下取りで入ったRVF400の整備を行いました。

 各部の注油やエンジンオイル交換等の一般整備を進め、今後は代車として活躍する予定です。たまたま入庫のタイミングでFGの発注を頂き、リザーブタンクをホースで連結するFQT11を2本製作する事にしました。RVF400・NC35用のリアサスを探している方は、発注頂ければ追加製作可能です。

 フロントフォークもSGCF・右伸び減衰、左圧減衰の調整機構に改造します。スプリングも交換し前後共にフルアジャスタブルとして、理想の乗り味を追求したいと思います。デモ車でもありますので、興味のある方は連絡頂ければ、試乗も可能です。

 

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Attmosfera

 レースが行われる前や、走行を終え翌日まで静けに包まれるサーキットの雰囲気が好きで、写真に収めました。特に鈴鹿はピットも綺麗で格好良くとても好きな場所です。

 

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桜井芽「依」

 櫻井選手の「めい」の字は芽衣ではな芽依でした。

 ずっと芽衣だと思い込んでいたのですが、ブログを見てくれた芽依さんが、教えてくれました。前から言おうと悩んでいたそうですが、チャンスを伺いやっと言えたそうです。

 そんな桜井芽依さんですが、最近はカメラに興味があるらしく数枚撮影してくれました。雰囲気の良いのがあり載せることにしました。

 

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久しぶりに宣伝

 先週造ったNSFのセッティングパーツを、埜口選手の車両に投入しました。

 リアダンパーの自由長を伸ばすアッパーマウント(延長エンドアイ)と、リンクのロッドです。これにより無理なく車高を上げられ、調整ロッドにより微細な変化も可能にしています。この部品も今回の優勝に対するアドバンテージになっていると思います。

 純正状態では思うように車高を上げられなかったため、現場からの要望で製作しました。これにより部品の破損を心配なく自由長を伸ばせました。プロトタイプなので価格や市販化は現在未定ですが、この手法を他にも展開し、セッティングパーツとしてサーキットや街乗りで、より使い勝手の良い製品を造ってゆきたいです。延長エンドアイと、調整ロッドを購入希望の方は連絡ください。見積もりを致します。

 写真は、息子さんの車両がカスタムマシンになり、ご満悦の埜口・お父さんです。

 

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念願の優勝

 鈴鹿サーキットで週末に行われたNGK杯に参加しました。

 J-GP3クラスで埜口遥希選手が優勝し、松山拓磨選手は20位。

 CBRドリームカップでは桜井芽依選手がクラス7位となりました。

 56レーシング、56デザインスポルト通じ6年かけ念願のNGK杯優勝を勝ち得ました。日立オートモーティブズ・シケインの内側から観戦していましたが、GPも走った藤井選手と終始競り合ながら、最後にシケインで前にでた瞬間が、優勝よりも心に強く残りました。今年は筑波や茂木では転倒に終わったレースも、見た限りではかなり走りに幅があり、昨年とは比較にならないほどの進歩を感じていましたが、今回の結果は他のライダーと比較して、当然ともとれるものでした。これほどの目に見える差を見せつけた埜口選手には脱帽です。

 松山選手はNSFで筑波を始めて走ったレースでは、まだまだ足りない部分が多かったのですが、走るたびに成長していました。NGK杯でも初日、二日目、決勝と走りがどんどん成長するのを、私のような走りの素人でも目に見えて分かりました。とても楽しみな逸材だと思います。

 櫻井芽依選手は全日本併催で優勝しており、期待して週末を迎えたのですが、走行一本目でタイアの問題を抱え、それらの確認と足回りのセットを再度確認するべく2本目の走行に入ってすぐに、他車と接触し走行が全くできない状態になりました。怪我もあり、満足な状態ではなかったものの、予選は無事に通過しました。納得の出来ない発車順ではありましたが、そこから上位を狙い詰めのセットを施し本番を迎えました。レースは順調なスタートで少し順位を上げ、集団の戦闘で頭争いを演じました。結局は集団の2位、クラス7位でレースを終えました。5年間の集大成としては本人も悔しい気持ちがあったかもしれませんが、満足な走行が出来ずに車両も仕上げられずに走った決勝で、しっかり攻めの走りを観ることが出来ました。

 NGK杯の優勝はチーム設立からの目標であり、私もずっと待ち望んでいたのですが、その瞬間は特別な高揚感がありませんでした。昨年の埜口選手の鈴鹿優勝、桜井選手の筑波優勝、松山選手の筑波優勝に対してはかなりの高揚感がありました。今回の鈴鹿優勝は付き物が落ちたような感じです。例えるなら私はイタリア旅行が好きですが、イタリアへ着いた高揚感と、帰国して空港を後にする気持ち位に興奮の度合いが違います。むかし、ウェイン・レイニー選手の記事を読んでいた時に「チャンピオンになっても満足感はなく、もっと勝利を渇望する」といった内容がありました。優勝は嬉しいのにそこには何ない感じがします。その正体を探る為にもまた活動して行きます。

 来年のチームの動向は未定ですが、この優勝を皮切りにして、一段上の感覚でレース活動を手伝いたいと思います。

 

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