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2017年6月

久しぶりのCB400SF

 忙しい中でも、合間を見つけてNC39のフォークスプリングの交換しました。

 スプリングの体積が違うので勘で油面を5mmほど下げ、データと推察と勘で初期のセット長を決め、家路につきました。走り出してすぐイニシャル不足を感じたため、1.5mm掛けて再度走りだしかなりの好感触を得ました。フロントを軸にした走りが出来るようになり、ブレーキを握りながらの倒し込みが、より深いバンク角まで可能です。

 ブレーキとフォークストロークの連動については、パッドやその他の要素を詰める必要があります。ですが、大枠で合格線に到達しました。これを基に詰めてゆけばかなり高い水準のフォークが作れそうです。本当はもう少し低い定数の方が正解に思えますが、価格も無視できない要素なので、イニシャル量で誤魔化すとします。その条件でも外連味の無い乗り味を造ってゆきたいです。

 上記スプリングでも圧減衰をもっと強めれば、更に上質なフォークに出来ます。今後は圧減衰を演出するSGVFと呼ぶ、自社製バルブを追加するつもりです。なぜ硬いスプリングに圧の減衰を足すと乗り味が良くなるのか?疑問に感じた方は、物事の本質を見抜く思考を持っている証左です。ただ、現実は単なる足し算では出来ていません。引いたり掛けたり割ったりと、色々な組み合わせがありますので、そこもまた面白い部分です。

 しばらくはこの状態で走り込み、分析を進めるつもりです。次の課題はリアサスの上下ブッシュ交換。その次はダンパーのオーバーホール、イニシャルアジャスターの製作など、まだまだ実験の課題が続きます。

 

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ZRX1200のKYBを改造

 ZRX1200のリアサスを大きく改造しました。

 12.5mmのロッドを自社製のSGSA14に交換し、シールヘッドも新造しました。この変更により、ガイドブッシュ(ロッドガイド)をオイル側へ移し、常に潤滑することが可能になり、抵抗と摩耗を減らせました。オイルシールは普段と違いFGを使ってみました。

 ロッドの製作は、なかなか骨の折れる仕事でしたが、先日オーバーホールを行ったZ1100Rでは更に複雑なロッドを経験していたので、少しは慣れていました。

 自分のバイクを少しでも良くしたいと思う方は、連絡頂ければ詳細を説明致しますので、遠慮なく連絡ください。

 

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2ストロークマガジンに載りました。

 5月に取材があった2ストロークマガジンが発売になりました。

 NSR250SEのリアを題材に、分解、洗浄、組み立てを誌面とDVDで説明しています。傷んでいたロッドは自社製品SGSA14を使い、その解説もしています。他のページも興味深い内容がありました。やはりメーカーで時間とお金をかけ得られた経験や体験を、紹介している部分は深みがあり示唆に富んでいます。

 

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フロントフォークのオーバーホール詳細

 当社ではフロントフォークのオーバーホールを2種用意しています。

 一般でフルオーバーホールと呼ばれ、カートリッジ内のシムを一枚一枚洗浄し、カートリッジのロッドガイドのブッシュも交換する内容です。こちらは¥53,000とかなり高額な工賃を頂いています。その代りに精緻な作業を施します。今後も交換可能な部品を増やし、品質の向上を狙います。

 今回はオイルシールを交換する内容でしたが、そうは申しましても単にアウターとインナーを分解して、シールを交換して油を入れてお終いと言うわけではありません。

 パーツクリーナを用いて大雑把に油を落とした後、超音波洗浄機で洗浄します。スプリングはペーパータオルで外周内周ともに、ふき取りを行います。調整部分も可能な限り分解して、グリスアップを施す事で滑らかな操作感を得られます。基本工賃は¥30,000ですが、十分価値のある内容だと自負しています。 脱着の際に取り外したボルトなども、外装専用の超音波洗浄機に掛け、グリスを塗布します。

 

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NSF250Rの部品製作

 シフトペダルのチェンジロッドに必要な、調整棒を製作しました。旋盤があれば難しくない品です。

 色々なボルトを製作するために在庫していた、対角10mmの六角棒を加工して造りました。売っていなかったり、緊急で困った場合は連絡ください。

 

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筑波選手権へ向けて

 おはようございます。

 明日から筑波サーキットで行われる筑波選手権へ向け、NSF250Rのフロントフォークを作業しました。

 オイルやスプリング、前後ダンパーは私が作業を行い、取り付けと車体メンテナンスは大槻が行います。今回はフォークのストロークセンサにMCナイロンを用いて、Oリングで締める方法を取り入れました。手持ちの材料がそれしかなかっただけですが、埜口遥希さんのお父さんからも高評価を得て、自信を深めています。

 私は土曜日だけの参加ですが、楽しみにしています。

 

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