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XJ6Nに試乗、ローダウン24mm

 近所のバイク屋ライダースさんの依頼で、ヤマハXJ6Nのリアダンパーを短くして、リアサスペンションをホイール垂線上で24mm下げました。

 くみ上げた車両を試乗の際に当社へ寄ってくださったので、私も試乗させてもらいました。

 フロントは突き出しで対応しています。第一印象は、とても素性の良い車だと感じました。サスペンションの問題ではなく、エンジンの搭載位置や重量バランスが好印象です。そのうえでサスペンションに目を向けると、リアの伸びが相対的に強めな、軸がリア寄りの安定志向な車です。フロントは昔ながらなの仕様で、それ以外の個所はとても上手にまとめています。

 個別にみると、リアダンパーはバネと減衰のバランスが良く、スポーツ走行ならば、体重が70kg程度だとセット長を4段目辺りが基本になりそうです。他にダンパーを短くする際に分解してメンテナンスを行いました。ガスバルブの増設と、一番重要なエア抜きアダプタの接続部を設けました。

 ライダース社長も開口一番、「リアサスが滑らかで全体のバランスも良い」と仰いました。ヒロコーのオイルも動きを変える大きな一因ですが、エア抜きの機械化はかなり効果的です。

 フロントフォークは強くブレーキを効かせると不安を抱くような感触で、スピードの出し過ぎには気を付けたいセットでした。しかしそれ以上に問題なのは片押し2ピストンのダブルディスクを採用したブレーキシステムに、16mmピストンのマスターシリンダーを採用している点です。ヤマハはマスターが大きめなので、XJ6Nもその伝統を受け継いでいました。この設定のせいで、とても柔らかいフロントフォークに全く連動しないブレーキレバーの握り代は、バイク全体の質を大きく落としていると感じます。大きくても14mm、1/2マスターが一番合いそうです。しかし、メーカーはエア噛み時の安全性を考慮に入れているのかもしれませんので、全てを否定するわけにもいきません。

 理想はフロントフォークにSGCF(カートリッジキット)をつけ、リアにはFGを付けるとより好みになりそうです、伝統的で過去の知見に基づいた見識のある車両だと思います。価格も高くないので、買って損がないどころか勧めたい一台でした。

 

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