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2017年1月

アルミシリンダ

 今回届いたF3用のFG・FFX31ですが、大きな変更点がありました。

 シリンダにアルミを採用していました。これまでは鉄を用いていましたが、ツインチューブの外筒ならば摩耗もしないので、受益は大きいと思います。もしかしたら今後はシングルチューブにもアルミを採用するかもしれません。今度イタリアへ確認してみます。

 

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アグスタ・F3を進めています。

 F3の前後サスペンションを組み替えています。

 FG社へ「F3のABSなんだけど、取り付けは問題ないか?」と質問したところ「OK,問題ない」と返事がありました。しかし怪しいとにらんでいたのですが、やはり一筋縄ではいかないようです。

 ABSユニットから逃げるために各部の加工を施し、フロントはフォーク下部の締結ボルトのネジピッチが違っていました。ですがFGとの付き合いも長いので、慣れたものです。

 色々と面倒はありますが、乗り味は期待できそうです。マルゾッキの純正フォークはカートリッジがカシメで組み立てられているため、仕様変更は容易ではありません。やはりFGをはじめ社外品に交換するほうが手早く質を上げられます。値段は張りますが、フロントフォークを良くしたいと思う方には交換を進めます。予算を抑えたい方には、スプリングの交換とオイル交換を進めます。純正フォークの良い点は、伸びと圧が左右で独立しているので、伸びだけ強くしたい時はそちらのオイルだけ変えれば、圧に殆ど影響を与えずに伸びを強く出来ます。逆も同様です。

 今週中に仕上がる予定なので、試乗記は週末に公開いたします。

 

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モンスター400も試乗

 アグスタと同時にモンスター400も試乗を行いました。

 こちらは走行前からリアのプリロード調整を行いましたが、狙い通りの方向になっていました。しかし致命的にフロントの動きが早く大きいので、そこは何とかしたいと思います。試乗の感触では30mmもイニシャルを足したい気がします。実際は15mm辺りがねらい目かもしれませんが、なんにせよ大幅に足す必要があります。リアのリンクロッドは916系の物がはまれば、調整式に改められるので倉庫を探してみます。

 良い点もあり、車重が重いので低速では細かいギャップを感じない、とても安定した乗り味です。パワーもトルクも大型に比べればありませんが、2気筒らしい振動と乗りやすいトルク特性なので、ご近所ツーリングに向いた良い車両でした。

 

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MVAgustaのF3を試乗

 クリスマスキャンペーンでFGを購入頂いた方の、MVアグスタF3を試乗いたしました。

 車体の印象は良いものでした。細部に目を向けると気になる箇所はありますが、期待の持てる車両だと感じました。

 問題を感じた部分は、フロントのスプリングレートが低いので、イニシャルを掛けても穏やかな動きを演出できない点と、リアのバネ常数が高いために、イニシャルを抜いても動きが重たい部分です。人によっては好みかもしれませんが、私見ではこのように感じた次第です。セットが完全な純正状態ではなかったのですが、リアのバネが硬いうえにプリロードも大きくかかっており、しかも伸びの減衰がかなり抜かれていたので、ブレーキでリアがスパッと伸びきります。

 逆にフロントはバネが柔らかいのにプリロードが少なく、それに加え減衰も抜き気味なためにブレーキレバーを握るとフォークがアッという間に沈み、その為に軸感がかなり前方にあるようでした。

 純正のままでもプリロード、減衰と車高がすべて調整可能ですから、かなり好みに近づけることはできますが、もう一段上の質感を得るにはバネを交換するのが得策だと思います。

 今回は前後ともFGのダンパーを用意してありますので、減衰関連は心配ありませんが、スプリングレートの選定を間違うと意味を失いますので、その辺りをしっかり見極めて作業を進めます。

 

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BMW、テレレバーの部品

 BMWの代名詞ともいえるテレレバーですが、部品を組み立てた後にカシメで分解防止している品があり、再メッキなどを施す時はその分解方法が問題となります。

 今までは再現性の低い方法で対応していたため、工法を改め恒久的なものとしました。

 

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マツエセブンの走行会

 茂原で行われたマツエセブン走行会へ行ってきました。

 マツエセブンだけでなく、アマノジャックなど複数のチームが参加した楽しい会となりました。当社のお客様も多数いたので、丁度よい機会となり楽しい一日でした。全日本ライダーの哲平君と公助君は流石に走りがきれいでした。ミニバイクのエキスパートライダー(中野真矢さんの友人)の走りはセットアップの参考となり、やはり現場で観察する大切さを再認識した次第です。皆さんの走りを一日観察して、ジオメトリーに対する考察も深まりました。

 来年は当社もオーバーホール割り引き券か無料券など、景品を出そうかと考えています。

 

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茂原テスト

 昨日の日曜は、完成したR1-Zのテストを行うため、茂原ツインサーキットへ行ってきました。

 空は晴れていましたが風は冷たく、非常に厳しい条件でした。依頼主の佐々木さんが乗り、それに対して変更を施す方法でセットアップを行いました。

 細かい順序は端折りますが、大雑把に後述の内容でセットをまとめました。

 切り返しからの最終コーナーでフロントの動きが良くないため、イニシャルを4mm抜き伸び圧の減衰を少々掛けて、リアは減衰を抜きプリロードを足しました。これで全体のバランスがどれたようです。ライダーの能力も高く、筑波サーキットを1分1秒前後で走れる方でしっかりアクセルを開けられるため、迷わずに話が進みました。そのため細かい打ち合わせはなく「曲がりずらい」や「フロントがスッと入るようになった」などの簡単な言葉でベースセットを作り上げました。今後は筑波のTOTに向け、TC2000でのセットアップを進めます。

 

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今日も自社製ロッド

 年が明けてからはドリーム店様からの依頼が多く、納期に追われています。

 今回もCB1300SF・SC54とVFR1200のリアロッドを製作しました。ロッドを造ることで、各メーカーの特徴や寸法などが少しづつ理解できて、楽しく思います。

 ニードルジェットはメーカーにより様々な形状をしています。FGやオーリンズは交換可能なネジで組み立てる形状ですが、SHOWAやKYBは量産品らしく圧入やカシメを取り入れています。SC54は純正のニードルジェットを再利用しますが、VFRのロッドはニードルジェットを製作し、脱着式へと改めました。これは構造を考慮し、簡単に早く出来るほうを選んだ結果です。

 

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MVアグスタ・F3と56design

 今日はキャンペーンでFGを購入頂いた方の車両が入庫しました。

 アグスタを乗り継いでいる方なのですが、ヘルメットとジャケットが中野真矢さんの物でした。イタリア好きで中野さんのファンとは、なんとも当社にぴったりの方です。と書き連ねたら、もう一人カジバにのるお客様にも同様の方がいらっしゃいました。

 類は人を呼ぶと感じた一日でした。

 この車両は前後ともFGを取り付けるので、非常に楽しみな一台です。

 

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R1-Z完成、試乗は茂原ツインサーキット

 マツエセブンのチーム員でマルサ工務店社長の佐々木さんから依頼頂いた、R1-Zの前後サスペンションを大幅に変更しました。

 フロントは純正フォークを使いカートリッジへと変更する自社製品、SGCFkitを組み込み、リアには中古のFGを用意しました。

 フォークカートリッジ化によりオイルロックピースは使えなくなるため、油面とスプリングレートをしっかり煮詰めなければいけません。リアはアッパーマウントを擦らないように、特別なシリンダーヘッドを用いて対応してあります。

 ホイールカラーはスピードメーターケーブルの取り出しがある為、軽量化を目的としたアルミカラーへと置換し、反対の鉄カラーも同様に製作しました。材料は17Sです。

 リザーブタンクの取り付けの逃がしにも、アルミカラーを製作しました。

 いつの日か工場を建てたりガレージを建築するとき、マルサ工務店へ依頼しようと心に誓いました。

 

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