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2017年1月

クアンタム

 松戸にあるドカティの専門店「ストラトス」さんから依頼を頂き、クアンタムのダンパーを伸ばしました。

 依頼は7mmでしたが、内部のカラーなどで都合が良く、予算も抑えられるので8mm伸ばすことにしました。写真の型は減衰調整が作業しやすく非常に好ましいと思います。他社では標準的な形状です。旧型のクアンタムは場所を取らない省スペースな点は良かったのですが、調整に多大な時間がかかり、仕事としては悩ましい限りでした。

 当店はクアンタムの正規店ではありません。そのため全ての部品にクアンタム純正を用いません。場合によっては加工も行います。したがって、当店の作業したダンパーを正規店でメンテナンスする場合は、余計なお金がかかるか、作業を断られる可能性もありますので、十分に考慮して頂きたいと思います

 今回の工賃はオーバーホール、部品加工、送料含め¥39,500(税抜き)でした。

 

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筑波で完全優勝。

 筑波サーキットのTTに参戦する、RHPの内山さんが監督と共に挨拶へ来てくださいました。お菓子まで頂いて、ニコニコです。

 一年ほど前にR25用のFGを発注いただき、そのサスを使い筑波TTの全三戦を全て予選一位、決勝一位の完全優勝を成し遂げました。

 どんなクラスでも優勝するのは難しいと思いますが、サスペンション製作した身としては、これほど嬉しいことはありません。しかも内山さんのR25を基にたFGは筑波、茂木で好成績を収めています。

 2017シーズンは更なるタイムアップを目指しているそうなので、またできる限りのサポートを行ってゆきます。

 

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試乗を終えました。

 MVアグスタ・F3の試乗を終え、車体が完成しました。

 3気筒なのでエンジン重量はそれなりにあります。そのため、四気筒に近い感じのセットにしました。ただ、1000ccほどの加速と重量はないので、600ccの動きにより近いと思います。

 フロントのスプリングはFGが8.8Nmを送ってきましたが、考えた末に9.3Nmへ変更しました。シム組はほんの少し変えましたが、ほぼイタリアから届いたままです。なかなか良い設定でした。リアのバネは85Nmです。他メーカーもこの辺りの数字になっているようです。

 今後はABSユニットの逃がし方を確立すれば、安心して販売できる素晴らしい製品でした。

 金額はフロントのキットが¥238,000。リアのFFX31jは¥197,000.取り付け工賃はABSの逃がし加工抜きで¥40,000です。非常に高価ですが、それ以上の価値を届けられる、上質な車両に変貌するための要素だと感じました。

 今後は自身のBT1100に同様のセットを考えています。このキットの販売数を増やし「また乗りたくなる、楽しい」車両を増やしてゆくことで、お客様に喜んでいただきたいと思います。

 

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F3完成、試乗

 昨晩F3用FGの取り付けが完了し、天気も良い本日試乗を行いました。

 純正でも乗りやすく良いバイクだと思いますが、いくつかの不満点もありました。今回のFGへの交換でその点もすべて解消しました。フロントフォークのスプリングレートを適正にし、リアのスプリングも交換し動きやすくしてあります。

 FGはトップアウトスプリングを古くから採用しています。今回もそれが効いており、動き出しの滑らかさは特筆ものです。旧来のシングルチューブとFFX(ツインチューブ)の一番大きな違いはどこかと言えば、シングルチューブの不明瞭な感触、明確でない漠然とした印象をFFXでいくらか明瞭な方向へ移行しています。これは構造からくる違いだと思います。

 対極にあるのはオーリンズのTTxだと感じます。こちらは減衰の立ち上がりが速く、きっちりしている感触がします。

 F3のようなスーパースポーツにはFFXの程よい曖昧さと、シャッキリ感のバランスが心地よく感じます。フロントのPressioneZeroも極めて滑らかな動きが、気持ち良いと感じてもらえるのではないかと考えます。

 午前中はベースセットを出すのが目的で、車高、プリロード、減衰の設定を大まかに決めました。午後からは微調整に入ります。

 

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CBX400のエア加圧型リアサス

 依頼があり、CBXのリアダンパーを作業中です。

 こちらは通常のバネの他に、空気を圧縮してバネレートを変える機能を備えています。80年代は2輪車にとっては新技術の開発に意欲的だったようですが、この仕組みは現在では見られない作りとなりました。

 今までの工法よりも、簡単に早く出来る方法を考案し実行に移しました。非常に手早く仕事が終わるようになり、納期の短縮につながります。

 作業工賃は送料込みで¥50,000です。正直に申しますと他社比較でかなり高額です。ですが、カートリッジ内部も完全洗浄を行い、ちょっとした知恵を使い、シリンダーの摩耗を帳消しにする手法で組み立てますので、ダンパー機能の復活は間違いありません。

 詳しく知りたい方は、電話やメール等でお気軽に問い合わせください。

 

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一般業務

 オーバーホールも日々作業を進めています。

 今の時期は納期も早いので、春に備えてメンテナンスをしては如何でしょうか。

 

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F3がほぼ完成

 ABSユニットを避けるために四苦八苦しました。

 お客様の意向でユニットのカバーは極力削れなかったので、ステーを曲げ、穴をあけなおし取り付け位置を変えるなどの対策を施し、かなりの隙間を得ました。しかし、毎度おなじみ再現性の低い仕事をしてしまった罪悪感にさいなまれています。

 フロントフォークは取り付け自体は難しくありませんでした。その中で減衰の設定とバネ定数を変更し、より上質な乗り味を目指します。

 イタリアのバイクにイタリアのダンパーで、ホイールなどもイタリア製です。お客様の満足度も高いと思います。

 

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バレンタインキャンペーン

 一月も半ばを過ぎれば、メディアではバレンタインの話題が飛び交います。

 San Valentinoの誕生日です。元来はチョコも告白も関係ないので、当社ではサスペンションを送る日。または送りあう日。それにサスペンションオーバーホールを推進する日と勝手に決めました。来年はまた違った内容になるかもしれませんが、楽しんでいただける事を考えて行きたいです。

 聖人ヴァレンティーノはウンブリアの生まれです。サッカーで有名な都市ペルージャのある州です。海も国境にも接していない、イタリアでは唯一の地方です。FGは隣のエミーリア・ロマーニャ州にあります。

 具体的なキャンペーン内容は追って告知いたしますが。FGだけにかかわらない特典を考えています。期待してください。

 

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F3更に進む

 アグスタ・F3のリアダンパーが完成し、取り付けが佳境を迎えています。明日にはフロントフォークも作業を終え、天気が良い日を狙い試乗します。

 ダンパー単体でも期待できる動きをします。前後ともに完全に分解し、オイル交換とエア抜きを行い、ついでなのでオイルシールも交換しました。それもあり自信をもって販売できます。

 

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ホンダ、ディグリのリアダンパー

 埼玉県にあるセブンオート様の依頼で、ホンダ・ディグリのリアダンパーをオーバーホール致しました。

 今回は窒素ガスを圧入するバルブを、新たな工法で製作しました。しかし、極めて再現性の低い方式です。今後は自身の加工技術を上げ、機械の質も上げることで対応しようと思います。

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