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ダンパー仕様変更

XJR400のリアサスペンション

 XJR400は400ccクラスとしては異質の、内径40mmシリンダーを採用しています。

 ロッド径12.5mmは標準ですが、大径のシリンダーは面白い設定だと感じています。ですが、前回のブログで書いた「シリンダー径が大きいほど良い」とは実際の場面では当てはまらない場合もあります。ストロークスピードが低い使い方で、余りピストン・シリンダー径を大きくすると、シムを沢山重ねなければ狙った減衰が発生しないので、動きに繊細さがなくなります。

 それを嫌い、大径シリンダーなのにオリフィスを絞ったり、最大シム径を小さめの物になるようピストンデザインでは本末転倒です。それでも大径シリンダーの剛性といったメリットは享受できるため、何が正解かは考え方次第です。

 ばね定数が3k以下ならばシリンダー径36mm、ロッド径14mmが最適だと考えます。FGや調整式のオーリンズは左記の寸法です。

 今回は自社製ロッドSGSAを用い、ロッド径の拡大で耐久性を重視しました。メンテナンスサイクルは早ければ早いほど良いのですが、乗り手の金銭的負担も無視できません。当社の目標は、距離10万km、期間10年オイル漏れを起こさないオーバーホールが目標です。車メーカーのようにそれを現実の物にしたいと考え、製品開発を行います。それでもオイル交換は早いほうがバイクを楽しめますので、オーバーホールは定期的に行ってください。

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