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2016年8月

2ウェイアジャスター

 FGは以前、コンプレッションアジャスターの2ウェイ調整が存在しましたが、今は設定がありません。

 FGに限らず、オーリンズなどのしっかりしたメーカーは圧減衰調整が、内部で2ウェイになっています。環状隙間(ニードル)と薄板弁(リーフバルブ)を組み合わせています。お金をかけずに造る場合は、設定流量以上にオイルが流れる場合にバイパスを通したり、逃し弁でオイルロックを回避します。

 仮にオイルブローを起こさないようにすると、環状隙間でオイルロックが起こり非常に乗り心地が悪くなります。または、設定したダンパー速度以外で調整部の効果が過剰になったり効果がなかったりと、上手に機能しなくなります。オイルはシリンダーとリザーブタンクの間を往復し、その流路を邪魔するように調整部品を配置し、変更を可能とします。かりに1ウェイだけだとしたら、伸び圧共に動きが変わる両効きになります。

 2ウェイアジャスターがなくても心配なさらずに、内部に自動調整機構が入ってい事を知って頂き、安心してもらえれば幸いです。

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国内手組

 当社で扱うFGはレース用に限り当社で組んでいます。

 その他にもメーカー設定の無い依頼に関しては、内部設定や仕様決定も当方で行います。

 本日納品したR25のFGは、リアタイアが140で70扁平に合わせ短めに造りました。今年はR25のFGが減衰設定からスプリングレートなど、細かな数字が出てきたので来年に向けFFX(TTx)でレース用を造ろうかと思案しています。

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少しだけ雑誌に載りました。

 ライディングスポーツのJP250の紹介記事で、前後サスペンションの項目に当社とFGが掲載されていました。

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フォルナレスの分解

 フランスのフォルナレスのオーバーホール依頼を頂きました。

 エアサスのためコイルスプリングを持たず、そのため空気圧が重要となります。この構造のダンパーの大きな問題点は、オイル漏れが起こるとエアも同時に抜けてしまう点です。通常のコイルスプリングであれば、オイルが漏れても位置決め機能は残り、制振性のみが損なわれます。しかしエアサスの場合は前記のことから、全ての機能が失われるので、一般に普及するのは困難です。

 最近のモトクロッサーはエアばねを用いていますが、それは競技車両の特性上許容されているのだと考えます。

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スプリングカラー、べステックス

 当社がリアスプリングを購入する際に、常に第一候補として選んでいるメーカーが東京に本社のあるべステックスです。

 フロントフォークのスプリングは別のところに製作をいらいしていますが、べステックスはバイクに使いやす内径58mmを

多く在庫しているうえに、一本一本実測値をつけてくれるので、重宝しています。そんな同社がスプリングの長さを補正するカラーを販売していたので、紹介します。

 内径58mm用で、高さ1インチ(25.4mm)と1と1/2インチ(38.1mm)の二種あり、重ねて使えば2インチ以上も作れます。

 価格は送料税別で¥7,500です。当社でも、べステックス社に直接でも購入可能ですから、必要な方は問い合わせください。

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