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2015年9月

NSR250

  NSR250の純正交換品として、安価に提供できるFGを製作いたします。

 本国イタリアでは設定の無い車種なので、当社が独自に製作いたします。伸び減衰とプリロード調整が可能で、予価69,800~74,000(税抜き)です。後からリザーブタンクを増設する事も可能です。価格は未定ですが、10万円前後で販売したいと考えます。

 写真はRZ250用ですが、ほぼ同じ外観となります。

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NSF,NSRのシリンダーヘッド完成

 本日、シリンダーヘッドが完成しました。

 写真の品は試作なので、細かい部分で手直しが必要ですが、次回製作分でより洗練された仕上がりを目指します。近日中にダンパーの完成写真を公開できるはずです。

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主任、エアコンを掃除する

 木村主任はエアコン掃除など、多面的に活躍しています。

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SGCFkit4P 左右独立の減衰のフォークキット

 既存の発想を基に、当社独自の機構を付加したカートリッジキット。名称SGCFkit4Pと呼びます。

 意味はセイクレッドグランドのカートリッジフォークキット4ピストンです。

 他社にある左右独立したカートリッジキットとの一番大きな違いは、ピストンを4つ設けてある点です。一般にこの構造は部品点数を減らした上で、伸び圧の減衰調整を可能にする為のものですが、当社はその機構に不満を感じていました。そこでイタリアFG社のカートリッジキットを参考にし、さらに発展させたのが、上記部品です。

 4つのピストンの役割は、一つが伸び減衰、残り三つが圧減衰です。左右で2つのピストンしかない場合、圧減衰を強くすると沈み込みで捩れが生じます。それを解消する為に左右のフォークに圧減衰を発生させ、滑らかで自然な沈み込みを演出できます。さらに4つ目のピストンは圧減衰の高速域を担当し、シムやオリフィスを変更すれば減衰を可変させられます。

 小排気量車においては、捩れ現象は更に顕著に現れます。原因は懸架装置全体の剛性不足です。アクスルシャフトの細い小排気量では強い減衰に応じられないので、現象を助長します。そこで、4つのピストンをもつSGCFkitは非常に有益となります。

 当然、左右のフォークに調整機構を設ける方がバランスが良いのですが、後から機構を追加するとなると、アウターチューブやアクスルブラケットに追加工を施すのは、非常に高価になります。フォークの交換もステムやブレーキ、ホイールカラーの変更が必要な場合が多く、社外品のフォークは非常に高価です。この製品は外観を変更せず、価格はアフターパーツ以下です。カートリッジ自体はSHOWAの製品を流用しています。それは、磨耗が少なく長持ちするからです。更に申し上げれば、インナーとアウターも純正のままですから、部品の入手に悩む必要く、今後のご自身のバイクライフを楽しんでいただけると思います。

 他の類似品と比較すれば割高なのは承知していますが、外観は同じようでも機能は複雑です。気軽に買える品ではなく、高品質、高機能を標榜し良い品も的価で提供したいと考えています。

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ガンマに試乗

 フロントフォークの問題を改善するべく作業を行い、試乗を済ませました。

 ガンマのフォークスプリングは、ある程度情報がありましたので、減衰を少々見直しかなり良い仕上がりになり、そののり心地に満足を覚えたのですが、それ以上に2ストローク4気筒のエンジンフィールに酔いしれました。

 非常に官能的な振動と、速度を上げない街乗りでも楽しめる低速トルクに、ガンマ、RZV500乗りの方を羨ましく思います。

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BITUBO

 イタリアのダンパーメーカー、BITUBOを依頼頂きました。

 大田区にある羽田ホンダ様からの依頼でした。日本では「ビチューボ」と呼びますが、原語の響きは「ビトゥーボ」となります。

 輸入元に部品の在庫確認をしたのですが、旧く品番も特殊なうえ、在庫も無いとの返事でしたので、小加工を施しメンテナンスを可能としました。 

 写真はドレンボルトの無いこのダンパーに、エア抜き口を追加し、真空ポンプの使用を可能としました。

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ヘッドを外す。

 BT1100のエンジンを降ろし、シリンダーヘッドを外しました。

 今後は面研量を決定し、ポートを低速域でさらに力強くする加工をし、ムービングパーツを磨くかコーティングを考えています。

 本当はボアアップや、一品でマフラー製作も興味がありますが、予算が追いつきません。エンジンが終われば、来年に受注生産を考えている前後サスの新システムを実験しなければいけないので、エンジンはなるべく早く車体へ乗せたいと思います。

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TZR250、3XVのフォークを改造

 3XVの初期型(39パイのSHOWAフォーク)を改造依頼頂きました。

 上記フォークはイニシャルだけしか調整機能がないので、高機能を売りとするレプリカとしては、物足りないと感じていました。20代の前半にこの車両に乗っていましたので、私も思い入れのある車両です。ですから、なんとか良くする方法はないかと考えていました。

 一般には調整機能のある、高年式のモデルを用いるか、TZフォークにするかとなりますが、有るか無いかわからない品をオークションで探すよりも、現物を加工すれば間違いないとの判断から、右伸び減衰、左圧減衰のシステムとしました。

 今年に入り、多く依頼頂いているシステムなので、だいぶ仕上がりが洗練されてきました。

 このパッケージは、ばね、カートリッジシステム変更、オーバーホールを含め12~15万円の価格ですから、非常に高価なのです。しかし、ボルトオンのフォークが販売されていない、旧車や小排気量の車両には最適です。しかもブレーキやステム周りの変更を必要としないので、流用と比べると費用は明確です。

 更には車両と使い方に合わせ製作するので、後々の設定変更が必要なく、微調整のみで使えるフォークになります。

 いま使用のフォークに不満を抱いている方は、ぜひ問い合わせください。

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NSF,NSRの進捗具合

 NSF,NSRのリアダンパー部品が最後の一つを残し、全て完成しました。

 残ったシリンダーヘッドは現在2個発注を掛け、ただいま研削作業中です。来週にはプロトタイプを発表できるようになりますので、期待してください。

 プロトなので、外観は最高と言うわけには参りませんが、180~190N/mのばねに見合った46シリンダーを採用する、ミニバイクでは規格外の大容量です。これにより、低速から高速まで無理なく対応可能となり、アップグレードのリザーブタンクを取り付ければ、圧ダンパーを調整可能となるうえ、ニードルとピストンを併用する圧ユニットなので、ストロークスピードに見合った減衰を調整しやすくなります。

 

 

幾つか部品が完成しました。

 NSR,NSFのダンパー部品が幾つか完成しました。残すはシリンダーヘッドだけとなっています。

 今回は二台分製作し、一本は販売、もう一本は現場主任木村さんのNSRに組み込み、テストを行いアップデートキットも組む予定です。

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