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2015年9月

テスト結果、中間報告

 昨日は茂原ツインサーキットでNSR,NSF用のリアダンパー(SGMFG002)と、フロントフォークの追加バルブ(SGVF)のテストを行いました。

 リアに関してはイニシャルの調整に時間を割き、ばねの調整でよい感触を得ました。茂原の走行は2回目で、ミニバイクは18年前に1年だけTZMで走っていたのですが、久しぶりに真面目に走り、疲れました。

 タイムは41.5秒がベストで公表をためらう内容です。初級ライダーには全く不満の無いサスだったので、次に56Racingの桜井芽衣選手の車両に前後サスを取り付け、テストを行い、ベストは37.8秒でした。

 今後はエキスパートクラスのライダーに依頼し、茂原や筑波の走行を予定しています。自分自身でも走行を重ねタイムアップを計り、ダンパー開発を進めます。上級者でしか出てこない現象がありますので、細かい仕様変更を重ね良い品を提供できるよう努めます。

 フロントフォークのバルブに関しては今後、減衰調整付きのカートリッジフォークキットを製作したいと思っていますが、寸法等をしっかり煮詰め、製作可能か判断します。

 今回は合同練習ということで、中野監督もいらして色々とミニバイクについて伺い、監督の友人で加藤さんを紹介頂き、ライディングについて話を聞いた後に走行しましたが、非常に有益な内容で自分自身でも走りが変わったのに気づくほどでした。目標は38秒台が出れば自分の能力としては十分なので、そこを目指します。

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SGMFG002とSGVF01

 NSRのための46シリンダーを採用した半自社製ダンパー、SGMFG002が完成しました。

 リザーブタンクを配した設計でガス室に余裕があり、オイルとガスをフリーピストンで分割してあります。ピストンに載るシムは圧(コンプレッション)で最大径41パイ、伸び(テンション)で38パイと46シリンダーの中でも最大径を使用しています。

 自由長213.5mm プラス10mm ばねはベステックス 19.44kg/mm(実測値)

 上記設計により、ダンパー性能に余裕があり、ダイアルも微細に変更が可能です。リザーブタンクを設けた事により、圧側減衰調整を持たせられたので、他の調整機能による変動を打ち消す事も出来き、より好みへとセットを合わせられます。

 取り付け上部は車高を確保するべく、ドライベアリングと金属カラーを組み合わせ、他方にはピロボールを用い、回転運動量の多い箇所に対応しています。

 フロントフォークは外観からは判りませんが、自社製作のバルブ「SGVF01」を導入しました。先日製作したカートリッジキット「SGCFkit 4P 003」からの発想を受け継ぎ、以前から採用していた当社の「クシダバルブ改」を上回る性能と使い勝手の良さを実現できました。SFVF01の良い点は部品点数を削減しながらも、減衰変更の場合に最小限の手間で済む点であり、設計による無駄の削減と性能向上を同時に得られました。このフォークは10番のオイルを使用しながらも、シートパイプ溶接と同等な減衰を生み出す上に、圧減衰(コンプレッション)も発生させた上、調整も可能としています。

 オイルの粘度を上げると泡は起き辛いのですが、消泡性は悪化します。柔い粘度のオイルはその逆です。一長一短ありますが、当社は消泡性を重視しています。

 今後はダンパーのオーバーホール事業の継続はもとより、レースサポート、純正部品流用による部品製作、自社製作部品の販売、更には完全自社製のダンパー開発、販売を目標に仕事を進めてまいります。

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茂原練習走行

 13日の日曜日に、茂原サーキットでリアサスのテストへ行ってきます。62号車の桜井芽衣選手と中野監督も参加予定です。

 テスト車両は、木村主任のNSR50改です。今回は、リアダンパーをSGMFG002(リザーブタンク有り)を取り付け、フロントも少変更を行うつもりですが、フライホイールの軽量化にも挑戦しました。

 テストが楽しみです。

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お客様の車両に取り付け

 昨日完成した、ダンパーは名称をSGMFG001(Sacred Ground modificazione FG)と名付けました。

 当初2週間の予定で納車の予定が、2ヶ月も掛かってしまい、申し訳ないと思いつつも、何とか取り付け完了いたしました。NSFの車体にエンジンを載せ換えた特殊な車両なので、細かく仕様変更が必要だと思いますが、時間をかけ自社のNSRでもデータを採取しながら、完成度を高めてまいります。

 自由長215mm ばね19.44kg/mm PM8.5mm

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取り付け写真

201591015151.jpg201591015223.jpg20159101530.jpg 取り付けて、イニシャルや減衰のダイアル段数を確認し、一度分解して内部変更を施します。

新作スプリング R25用

 週末の筑波選手権へ向け、新たにデザインしたばねが到着しました。

 ばねに詳しい方なら、写真の品が何を狙っているかご理解頂けると思います。テストで良い評価を得られれば、その評価内容と価格を公開いたします。

 当社は規模が小さく、大量生産で低価格を狙えない代わりに、知識と経験を活用し、お客様の望む品を提供する事で存在価値を見出したいと考え、日々精進しています。

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NSF,NSRのダンパー完成

 先程、NSF・NSR用のダンパーが完成しました。設定もよい感じです。

 価格はリザーブタンクの無い、ベースモデルで14万円程度を予定しています。アップグレードのホール連結型リザーブタンクを装備したモデルは18万円を考えています。さらに油圧イニシャルアジャスターを装備した最上級モデルも考えていますが、20万超えになってしまうので、デモ用としてだけ用意するつもりです。

 自由長は220mm ばね19,44kg/mm この数値は実際の使用で変化させます。

 乗り味ではなく、組み立て工程と仕上がりを良くするために、少々設計変更を行う必要がありますが、第二期から取り入れることに致します。

 本日午後に、実車に取り付け動作確認を行い、今月からサーキットで実走テストに入ります。今回の製作を決めるきっかけになったお客様にもテストを御願いし、随時仕様変更を進めるつもりです。

 期待してください。

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卓上旋盤のベアリング交換

 最近、卓上旋盤の振れが大きくなり、ベアリング交換を行うことにしました。

 6/100mm振れていたのが、交換後は2/100mmに収まり使える範囲に収まりました。ベアリングの寸法は6206ZZです。交換を考えている方は参考にしてください。

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NSF,NSR。全ての部品が完成しました。

 半分自社製のNSF,NSR用ダンパーの製作部品が全て完成し、本日から組立作業に入ります。

 明日には公開できると思いますが、その内訳を公開します。

 シリンダーヘッド  独自製作

 シリンダー、ロッド、ピストン、シム、リングナット、エンドアイ等  FG加工

 組み立て型シールヘッド 独自製作

 ばね ベステックス製 実測データ品

 オイル 広島高潤(ヒロコ)

 オイルシール、ダストシール FG

 Oリング等 NOK

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MT-07の中古FG

 ヤマハのMT-07用FQE11の中古品が入荷しました。

 当社で製作、販売した品で1,000km走行後に買戻し、現在はオーバーホールと町乗り用に使用変更を施した状態です。伸び減衰(テンション)とばねの初期荷重調整(プリロード)と車高調整も装備した高機能なダンパーです。エンドアイは75材を用い、自社で2個だけ製作した希少品。

 新品価格は税抜き¥92,000ですが、今回は税抜き¥70,000で一年の保証付です。FGの良さを実感していただければ幸いです。

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