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2015年3月

ICONのオーバーホール

 FJクルーザーのICONを作業いたしました。

 四輪のダンパーは多くありませんが、特定のお客様からご依頼いただいています。ICONに関しては、八王子の「HILL TOP」様からの依頼ですが、当社は末端のエンドユーザー様からICONの作業を直接受注していませんので、作業依頼はヒルトップ様へご連絡ください。

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ホイールキャップ

 お客様の依頼で、ホイールキャップのオフセットカラーを作りました。

 重量を優先したので、材質は樹脂を用いています。

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大きな課題

 この図面は、オイルシールのはまる通称「シールヘッド」と呼ばれる部品です。

 オイル漏れを度々起こすメーカーの品を改善するために、寸法を変更して製作します。

 第一に、全高を高くして倒れを小さくする。

 第二に、シールの締め代を大きく取る。

 第三に、スライドメタルを長くして、単位あたりの面圧をさげ、ロッドへの攻撃性を低減する。

 第四に、スライドメタルの圧入後の寸法を管理して、ロッドのガタを減らす。

 上記四点を達成するために、純正の寸法を0.1mm変更したり、3mm長くしたり。その程度の変更ですが、採寸から図面を書き終えるまでに3時間近く掛かりました。寸法線を入れただけの絵からC取りや角Rなどで陰を入れると、格段に格好良い絵になるので、そういう部分にも面白みを感じます。

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MT-07

 やっと試乗レポートを作る時間がとれました。

 MT-07で最初に感じたのは(09も同様に)、リアの車高の高さ、バネ定数の若干の低さ、プリロードの過多、減衰力の不足(特に伸び)。左記四点にとても違和感を覚えたので、それらを解消するためにリアダンパーを製作しました。

 それら全ての点を解消した上で、トップアウトスプリングを何とか収めた事により、浅いバンク角でもスッとリアが入り、安心感をもって倒し込みが出来るようになりました。更にトップアウトの最大の恩恵である、ハードブレーキによりリアホイールが浮き上がる、ジャックナイフ状態をかなり緩和できました。これにより急減速からの倒しこみを素早く行えます。

 アクセルを開ける場面でも、バネ定数、プリロード、伸び減衰力のバランスが心地よく、躊躇なくアクセルを開けられます。

 ですが、この車両は今までの手法とは違った作りであり、違ったコンセプトで仕上げられているようなので、軽快感を損なわずに安定要素をどれだけ増せるかが、焦点となりました。今回の内容ならば、お客様にもとても高い満足を得ていただけると確信し、調整機能を活用すれば更に上の乗り味へも到達できると思います。

 とても良い勉強になる一台でした。

 

更にエンドアイ

 MT-07の別のエンドアイも作りました。

 色々な形状を考え、細部をより良い品物にする事を第一に考えています。

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ニードルについて

 図面を引いて、ニードル部分を作ります。この箇所はテーパー角で減衰の効き方が変化しますので、非常に重要な部品です。

 一般的にはニードルの相手側の穴形状は、単なる寸胴の穴ですが、そこをテーパーの受けにしようかと思ったところ、他社でその様な形状が在る事を確認したので、他の方法を考えます。特許が問題なのではなく、他と同じ方法が納得できないので、近い将来新しい発想で作ります。

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ワッペン

 当社のワッペンを作りました。

 56design様に製作してもらいました。仕上がりや内容も重要ですが、「誰に依頼した」のかも満足を得るためには、重要だと考えています。当社も、お客様に満足を得て頂けるようなブランドを確立するべく、努力していきます。

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オリジナルシリンダーヘッドの経過

 着々とオリジナルシリンダーヘッドの部品が組みあがっています。

 この部品が出来たことで、ロッドやエンドアイを簡単に製作できるようになります。それにより、ダンパーシステム全体を容易に製作可能となります。来年はオーダーメイドでのダンパーを受注できるように、準備いたします。

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MT-07の途中経過

 今日は先日完成したMT-07のリアサスペンションを、細かい改良のためにあら捜しをしていました。

 車両が完成した後まとめて報告いたしますが、フォークオフセットがとても変わった数字で、他にも新しい考え方で作られていると感じました。もしかしたら、ヤマハ全体として、パラダイムシフトが起きたのかも知れません。新型のR1には乗っていませんが、MT-09と07に共通した部分や車体寸法から見て取れる、今までに無い部分にそう思いました。

 

千葉県内の営業

 昨日は千葉市にあるケーズブロス様と、他の店へ納品を兼ね営業へ出てきました。

 新作のシリンダーヘッドを紹介し、サスペンションのオーバーホールの可能性を聞いて頂いたり、お客様の要望や今まで作業したダンパーの油漏れが無いかなど、短い時間ですがためになる情報を頂きました。

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