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カートリッジキット SGCF kit 4P

NSR250のフロントフォーク・・・

 NSR250のフロントフォークキットがとても評価が良かったので、FG製のピストンキットを使ってメニュー化出来ないか考えています。

 もちろん右伸び、左圧のSGCFkit4Pの加工も行いますし、ピストンキット単体の販売も視野に入れています。

 神奈川県のモトールエンジニア様ともリアショックのコラボ商品を企画していますので、今年はNSRを充実させてゆきますよ。

 

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NSR250MC21とMC28との比較

 前回製作したMC28用のフォークと、昨年末に造ったMC21用のフォークを見返したので、参考用の写真を再度上げることにしました。

 インナーチューブのコーティングやFGのピストンキットなど差異はありますが、方向性は同じように仕上げました。調整幅が広がる事で楽しさは倍増します。

 調整幅が広がると言うと誤解を招くので、厳密に表現するとこれまで2か所だった調整が3か所に増えた訳です。増えただけでなく現代のタイアや路面(サーキット、街乗り含め)状況にあわせ減衰とスプリングレートを変更し、より自然に感じられるように演出します。

 改造費はメニュー次第ですが、20~50万円となります。ご自分のNSRをより深みのある車体にしたい望まれている方は、是非問い合わせください。

 

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CB1000Rのリアショック(大変でした)

 CB1000RのリアショックはFGのFFX11にしました。

 格好も良く何より新感覚の滑らかな作動性は同製品の持つ、特筆すべき点でもあります。そのため狭い空間を巧みに使い、何とか納める事が出来ました。一人乗り専用の乗り味は抜群の楽しさを演出します。

 ワンオフのため、製作には30万円程度かかりますが驚く程良い動きを見せます。CB1000Rにより高い満足度を欲する方へは最善の選択だと思います。

 

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NSR250、MC28用のフロントフォークを改造

 お客様から相談を頂き、フロントフォークのインナーチューブをコーティングすることになりました。

 コーティングの種類は何が効果的か?と話を頂きました。その中で、経験的に問題を感じる施工を避け、実績がある物を推薦し了承のうえで、コーティング作業を進めました。

 コーティングと同時に圧の減衰調整を可能にするSGCFkit4Pへの改造も進めました。話をしてゆくとより良い仕様を望まれていたために、ピストンはFGのキットに交換するとともに、スプリングも私が考える良い物を受け入れてもらえました。

 スプリングは0.675Kと硬いわけではありませんが、イニシャルの使い方次第でとても気持ちの良い動きを出せる値を選んでいます。インナーチューブと擦れる事で摩擦抵抗と共に金属の削れカスが発生するのを抑制したいがために、かなり細身のバネを選んでいます。更に仮に擦れたとしても問題を最小限にするべく、スプリング表面も研磨を行ってあります。

 NSRというよりもV型2気筒のレーサーレプリカに合う動きを求め、心血を注いでシム組を考えました。ダイアルを最強にしてもダンパーが止まらないような、美味しいポイントを軸にして精緻な変更が可能な演出を行ってあります。

 到着して早々に車両へ取り付け試乗を行ったお客様から「かなり良い変化を感じられ、ここまで良くなるとは考えていなかった」とお褒めの言葉を頂きました。別で所有されているMC21のフォークも同仕様へのモディファイを依頼下さると、即決してもらえました。

 今回はインナーチューブのコーティングに約9.3万円、SGCFへの改造約12万円、スプリング、FGのピストンキット、消耗品、組み直しを4回まで行えるSGCFモディフィケーションPKGを含め40万円以上かかりましたが、満足度はとても高い仕上がりを提供できたことで、製作者の我々も高い満足を得られました。

 

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今日もフロントフォークを改造

 NSR250のフロントフォークを改造しています。

 インナーチューブにはクロームナイトライドよ呼ばれるコーティングを施し、オイルシールやダストシールには細工を施し、抵抗を減らす努力を行っています。

 カートリッジは右は伸びの調整とし、反対の左は圧の調整に改造するSGCFkit4Pです。これにFGのカートリッジピストンキットを組み合わせ、純正フォークの改造とは思わせない質感の高い、流麗な動きを実現します。

 スプリングも純正の複合レートからシングルレートに交換し、お客様の意図に合わせた選択としました。インナーチューブとスプリングが擦れることで発生する摩擦抵抗と汚れを嫌い、新たな挑戦を考えましたので、そのためのスプリングカラーを製作します。バネ定数は0.675です。一般には柔らかめになると思いますが、街乗りでの使用を前提に、プリロードと新たに追加したコンプレッションアジャスターによる調整で、沈み込みを細かく演出します。

 総額は30万円を超しますが意欲的なフォークが完成しそうです。

 

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TRX850のカートリッジ化、完成

 TRX850の純正フォークをカートリッジにしたうえで、減衰調整を持たせる改造、SGCFkit4Pが完成しました。

 右フォークは伸び、左フォークは圧の減衰を調整可能です。ただし、ピストンは二つではなく四つあり、4Pの文字がそれを指しています。このクアットゥロ・ピストーネと呼んでいる機構により、左右のアンバランスを極力排し自然な作動性を演出できます。

 滑らかな動きを求め組の作業も丹念に行います。

 SGCFkit4Pの良い部分は以前にも書きましたが、車両メーカー純正の部品でフロントフォークのオーバーホールを行える点です。当社で製作した後でも、知識と道具があればご自身でメンテナンス可能です。油面や油種のデータも付けてあります。

 フロントフォークの純正部品代を除き、税抜きで¥228,600でした。

 

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一品物、カートリッジキット

 当社が独自に開発したカートリッジキットSGCFキット4P(セイクレッドグランド・カートリッジフォークキット・4ピストン)。

 これまでにTRX850を皮切りに、TZR250の3XV、GPZ900R、CB900F、CB1000SF/SC30やCB1300SFのSC54などを造ってきました。写真は新たに依頼を頂いたTRX850用です。大手メーカーから小規模メーカーに至るまで、フロントフォークカートリッジキットは販売されていますが、当社はオーダーによる製作で対応しています。

 私どもは、一人一人、一台一台に合わせ込み楽しい車両へ仕上げるための準備としてサスペンションを交換、又は改造を施し、その素材を使いお客様に合わせ込んでゆきます。サスペンションは交換して終わりではなく、そこからが始まりと捉える方が正解だと思います。

 価格は大よそ15~25万円程となります。特に旧車のZ1用に造った際は、カートリッジを追加しスライドメタルなどのベアリングを入れましたが、外観は純正然とした佇まいを残し、ブレーキからホイールまでそのまま手を付けなくても良いため、コストパフォーマンスは意外に良く、フロントフォーク改造費だけで終りました。

 適正に設定された足回りを調整し、ご自身のライディングスタイルに合わせ込む楽しみをこのカートリッジ追加により、提供してゆきたいと考えております。

*CB1300SFにおいては、現行のオーリンズフォークが素晴らしい出来なので、現在はそちらを推奨しております。興味をお持ちの方はそちらも問い合わせください。

 

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NSR250の試乗、セッティング

 久しぶりにNSR250の試乗を行いました。

 リアショックは関東で有名なショップがオーバーホールをしてあり、フロントは当社でカートリッジの調整機能を追加し、右伸び、左圧の調整を可能にしています。

 ピストンも交換し、シム組は当然変えました。予算の関係でスプリングは純正のまま二段ばねですが、イニシャル調整で上手く合わせ、全域で最高とは言えませんが、概ね楽しめる設定を作り上げました。

 フロントフォークが良くなると、リアも改造したくなります。NSRはシート高さが低いように感じます。数cm上げれば、運動性や前後輪に掛かる荷重が適正になり、よりスポーティーになりそうです。今後はシートの改造もしたいと思います。

 

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NSR250カートリッジキット、仕上げ

 NSR250のスタンダードには減衰調整がついておりません。そこで今回の改造では調整機構を付与し、右伸び、左圧の減衰調整を可能にしています。

 もちろんただ向きを変えれば良いわけではなく、純正の簡易的なシステムに対しシムを重ねる複雑な構造へシフトしてあります。NSRのSEやSPのカートリッジを使わずに他車種を流用し、ロッドをアルミに替え、オイル粘度や油面も変更します。自由長も少し伸ばして車体セッティングの調整幅を増やし、より好みに近づけられるようにしてみました。

 年内最後の仕事になりますが、昼くらいから実走セッティングを行い最後の仕上げを行います。これが一番の楽しみです。

 セッティング作業はキャンペーン対応となり無料でした。実際はお客様で15万円程でした。

 

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薄肉溶接パイプの突っ切りは難しい

 NSR250のカートリッジを改造するために、純正のスプリングカラーを切りました。

 薄肉パイプを突っ切り加工するのは中々手間なのですが、溶接パイプは更に難易度が上がります。薄肉なためにチャッキングでゆがんでしまい、少しのミスでチップが割れてしまいます。焦れば溶接部分がバキッと割れてしまい、カラーが使い物になりません。

 そこで、王道路線としてパイプの内側に軽圧入する部品を造り、パイプに剛性を持たせた上で突っ切り加工を行えば、かなりの部分問題を解消できます。

 

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