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SACRED GROUND STAFF BLOG

トライアンフ・スピードトリプル1050

 近所にお住いの方が、トライアンフ・スピードトリプルの前後サスペンションを、オーバーホールに持ち込んで下さいました。

 依頼は通常のオーバーホール作業で、セッティングもそのままで良いと言われたのですが、預かった車両をそのまま出荷するほど素直でないため、結局セットを少し変更しました。

 フロントはプリロードを少し増し、伸び圧の減衰を半回転抜きました。リアはイニシャルを半回転抜き、伸び減衰を増し、圧は抜き車高も下げました。全ての値はそれほど大きく変えていませんが、これだけで車両の運動性は驚く程変わります。大きく変えたのは油面を77mmから160mmに落とした点です。

 タイアの空気圧も時期を考慮し、前後とも2.3キロにしました。

 試乗後にお客様へ以前の状態と今回の変更点を具体的に説明し、理解頂きました。ブレーキングの安定感と接地感の高さに満足頂けたようです。

 フロントは純正のショーワ、リアはナイトロン。前後の脱着工賃や消費税も含め、税込み¥120,800でした。他社と比較し割と高額な工賃を頂いておりますが、もちろん内容に見合った作業をしております。上記のセッティング変更や試乗後の説明も含め、バイクがより楽しくなるように全ての物事を考えています。この車両の持ち主の方は、セッティングが素晴らしく決まったのでトライアンフディーラーへ見せに行くと仰ってくださいました。

 セッティングだけの作業も依頼を受け付けていますので、興味のある方は問い合わせください。

 

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BMW E46 318Ci 試乗車

 当社のデモカーにするために購入した318Ciは、わたくし新保が会社にいる時にいつでも試乗頂けます。

 最初に近所の試乗コースを私が運転しながら案内し、そのあとで、運転をかわり試乗頂きます。

 料金や保険などは無料です。

 このBMWは今後、足回りの大掛かりなメンテナンスを施し、ダンパーのセッティングを自社で味付けして、そのコンセプト販売する予定です。しかし、なぜE46のクーペなのか?実は湾岸ミッドナイトでE46のM3CSLが取り上げられていて、その影響もあります。本音はセダンでMTの方が大人の遊びっぽい感じもするのですが、前記の理由からクーペを選びました。

 

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筑波のピット風景

 今日は午前中だけの走行でした。

 久しぶりにサーキットでKISSレーシングの桜井芽依さんと話をし、数年前とは違う大人の女性になり、物事の動じない心の強さを身に着けた彼女に、時間の流れを感じた次第です。

 最後にブログ用の写真撮影を頼んだところ、お釈迦様の様なOKサインを出す桜井さんは、相変わらずお茶目な子だと思いました。

 

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桜井芽依さんの車体セットと、モーテック

 現在KISSレーシングで走る桜井芽依さんですが、56レーシングから彼女の車体セットを担当したのは、当社の大槻でした。

 今回は56レーシングの梶山採千夏さんをサポートに、大槻が鈴鹿へ行っているため、初めて桜井さんの車体セッティングを担当しました。これまでは、大槻の相談に乗るという形で桜井さんに関わりましたが、現場で実際に方向性を打ち出すのは初めての事でした。

 20分を2本と走行時間は短く、その中でどこまで狙いを絞り切れるかを試してみました。一本目は走り出してすぐに合わないと感じた桜井さんがピットに入り、それを参考にセットを変更したところ、危険な域にまで達したため、走行を中断し、10分程度しか走れませんでした。

 走行後にライダーの話を聴いたところ、コメントと実際の車両の動きが見えてきたので、先ほどとは正反対のセットを試したところ、二本目は納得できるところまで狙いどころに照準を合わせ込めました。そうは言ってもレースで勝つレベルではないため、ここからが本番です。桜井さんのコメントを借りれば「最低限の最低限」に達したようです。

 基本的にはリアサスだけを変更したのですが、試せるなら色々試したいというライダーの意向に沿って、ピットインでリアの車高を上げてみました。タイムは上がったのですが、問題がある様でそれが何かを今回の目玉であるモーテックのロガーを確認しながら、セットアップについて議論しました。

 まだまだロガーの使い道としてはかなり限定的なのですが、それでも大いに役立ちました。今年の後半はこれを武器に精緻なセットアップの実現を果たします。

 

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モーテック実戦配備

 本日は筑波サーキットでKISSレーシング・桜井芽依さんの練習を補助に行ってきました。

 車体セットの方向性を探るのが第一の目的でしたが、モーテックのロガーを実際の現場で作動させるのも大きな課題でした。

 細々した問題は起こりましたが解決し、ロガーの優位性を実感した次第です。コーナーリング速度、ラップチャート、ストローク量やGセンサ、それらをGPSと連動させ精緻に分析が可能です。現場では時間がなく、分析作業は来週に譲りますが、かなりの収穫がありました。 

 来週末は筑波選手権があり、分析結果と更なる車体セットの変更を視野にいれ、複合的に進めて参ります。

 筑波サーキットを見回すと、ロガーはAIMが主流なのかなと感じました。しかし、2輪ではマイナーなモーテックをあえて使う事に異議を感じています。なぜならモーテックを使わない主たる理由は「機能が多すぎてよくわからな」や、「必要ない機能が多い」だからです。逆に私どもの様な車体、サスペンション、ダンパーを扱う人間にとってはモーテック位できると、とても便利に感じます。

 

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モーテック

 KISSレーシングの桜井芽依さんが乗るCBR250RR・MC51にいよいよモーテックのロガーを載せます。

 とりあえずリアのストロークとGセンサの二点を計測します。後にフロントフォークのストロークセンサを取り付け、エンジン関連のロギングも行う予定です。

 センサ取り付け用の特殊ボルトを製作し、アッパーマウント側は2mmのステンレスを折り曲げ使用します。振動などで共振しデータが取れないかもしれません。こればかりは試すしかありません。

 本日の筑波走行で問題点の洗い出しと、データの分析を行います。

 

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アルマイトの仕上がり

 ドカテイの1199パニガーレに使うマルゾッキのフロントフォーク・アウターチューブに再アルマイトを掛け直したいと依頼があり、分解組み付けを行いました。

 当社の推奨するアルマイト業者さんは二社あり、両者とも大手メーカーの仕事を受ける会社です。仕上がりは抜群なのですが、価格が他所よりも高いのは仕方のない所です。今回は価格が折り合わず、お客様がご自分でアルマイト業者さんを探し施工されました。当社は分解組み付けのみの作業となりました。

 正直、仕上がってきて「やはり」と思いました。全面が泡だらけとなり、無残な状態です。しかも内壁にはアルマイトがかかっておらず、アウターチューブが早期に減ってしまうはずです。何度もかけ直したのか、単に施工ミスか、はたまた無知なのかは計りかねますが、寸法が変わりスライドメタルも圧入にならずスルッと入ってしまいました。

 当社も様々なアルマイト業者様へ依頼をし、失敗を重ね、お客様の成功と失敗を観てきた経験から、現在は上記二社に絞っています。アルマイトは見た目だけでなく、膜厚や耐久性、熱が入った時の母材が膨張した際のひび割れを起こしやすさなど、様々な観点が必要となります。出来ましたらなるべく品質の良い施工を選ばれると、良いと思います。

 

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CBR250RR・MC51、イニシャルアジャスター

 CBR250RR/MC51用のイニシャルアジャスターを製作していますが、アルマイトの施工が終わり完成形となりました。

 形状をもう少し煮詰め、デザイン性を向上させますが、基本はこの仕様となります。左フォーク用とし、右は純正のまま使う形となります。価格や販売経路は未定ですが、決定しましたら早期に発表致します。

 レース規則に抵触しない場合は、右側も販売し、インナーチューブなどの加工を施せば、完全な同調を図ることも可能です。依頼頂けば見積もりを致しますので、連絡ください。

 

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Dトラッカー125のフロントフォーク

 茨城県のKⅡプロジェクト様から依頼があり、Dトラッカー125のフロントフォークをオーバーホールしました。

 片方にバネ(減衰無し)、もう片方にカートリッジ(バネ無し)の昔からある低コストを意識した作りのフォークです。バネ側はアクスルブラケットを取らなければ、バネが外せない割と面倒な作りです。

 減衰側は非常に簡単で、カートリッジもすぐに分解可能です。こちらは減衰調整式に改造することもできます。伸び、圧のピストンを交換したり、カートリッジ丸ごと交換の上で調整式に改めるなど、楽しめる作りです。しかし、純正のままではとても簡素な方法なために、オイル以外で減衰の変更が出来ません。今回はヒロコーの20番を使いサーキット走行に向けて変更を施しました。

 リアサスはFGで46ピストンのフルサイズボディーと(¥99,000税抜き)と36ピストンのミニバイク向け(¥82,000税抜き)を製作した実績があり、上質な乗り味を求める方には、最適なダンパーだと思います。

 

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冶具製作

 会社の作業効率を改善するために、棚を移設しました。それに伴い高さ調節の必要があり、大槻から160mmの下駄を造ってほしいと依頼され、製作しました。

 ただの下駄とはいえ、高さだけ合わせたのではみっともないと思い、外周は刃物の削り目が残るように削り、ずれないようにリブを設けました。

 

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