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ダンパー改

 ハスクバーナの、ミニモタード車両のリアダンパーを改造しました。

 依頼主の希望により、ロッドはSGSA14にコーティングを施し、シム組も変更して大人が乗っても不足ないようにしています。バネはそのままなので、不足があれば交換は簡単です。一般的な寸法だと事が簡単に進み、助かります。

 

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製作記録

 純正ではないバネを使用するための、変換アダプタの製作記録です。

 100mmの丸棒を必要な長さに切り、外径、内径を加工しました。削り代が多かったので、使う刃物、切り込み量と送り速度などを実験しながら、仕上がりの良い方法を探り、完成です。

 

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近所の金型屋さん

 当社の隣の工場は、金型屋さんです。今日は新しい機会の搬入だったようで、せっかくなので写真を撮りました。

 雨もやみ、機械にも条件が良くなりつつある状況で、荷下ろしができたようです。旋盤でも刃物等、本体以外に用意するものが沢山あるうえに、習熟にも時間が掛かります。金型屋さんは本業なので、刃物はそろっていると思いますが、それでも専用の道具などが欲しくなると思います。社長さん本人が「加工屋は機械道楽」と仰っていましたが、正しくと感じるこの頃です。

 

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部品製作

 BMWのF650GSとヤマハ・FJR1300の部品製作です。

 F650は減衰調整ダイアルが内部で断裂したので、作り直しました。フライスがないのでマイナス溝が切れないため、手でも工具でも回せる様に6角棒で造りました。ネジ部分はM9のP1.00で、以前に自分で削った完成バイトで切りました。8mm角なので、高さ調整の敷板をギリギリまで突き出し、バイトの剛性を補助させたため、ステンレスのネジ切もビビる事無く終えました。

 FJR1300はスプリングカラーの製作ですが、2種ある内の一方を交換するのに、径が違う物を作る必要があり、100パイの丸棒から削り込みます。3mm幅の突っ切りバイトは安定感抜群で、短時間で切ることができました。

 

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旋盤ネタ

 ヤスリを買った際に、主が教えてくれた職人技を試してみました。

 いわく「ある職人は、100分台はヤスリ、ペーパーで追い込む」との話でした。旋盤だとバイトを引いた目があり、それがネジと同様に山と谷になっている。それをペーパーで仕上げる事により、山をなくし平らにならせば減りずらい、長持ちする部品に仕上がるらしいので、寸法にうるさくない部品で試しました。

 寸法公差はうるさくない部分なのですが、1/100mm以内で仕上げました。実測の内径18.02に対し、はまる部品は18.00±0.01と設定し、18.02~18.05辺りからペーパーで削り込みました。X軸方向は短いので、短時間で削りは終わりました。何度か止め、計測により狙い通りとなりました。貫通穴はドリルで終わらせました。ジゼルポイントをどれだけ少なく出来るかを課題とし、12.1mmを一発で開けたのですが、70mm程度進むとキリコの排出がしずらくなり、内面の仕上がりがかなり荒くなったため、手順を変えるか、ドリルの研ぎ方を研究します。

 これまでは中ぐりバイトが小さなものしかなかったため、新たに買い足した25mmの中ぐりバイトを使うには、一発目の穴あけドリルが手持ちの物では小さく、ナチの29mmMT3を購入しました。余談ですが、「NACHI」をイタリア語読みすると「ナキ」となります。ついつい間違えてしまいます。

 

 

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四輪用クアンタム

 フェッラーリ用のクアンタムをオーバーホール致しました。

 フロントは通常のメンテナンスを行っただけなのですが、リアは追加作業がありました。ロッドが痛んでいたため、SGSA14で作り直した後に東洋硬化にて、チタンコートを施しました。諸条件を考慮して、クロームナイトライドを進めていますが、ぱっと見では変わっていることがアピールできないので、玄人向けの加工です。

 フロントは最初からボール軸受を採用していますが、お客様の希望でリアにも用意しました。17Sでカラーも製作し、取り付けを可能にしています。

 クアンタムはエア抜きをバキュームポンプで行えない作りをしています。理論的にも体験の上でも、機械を使ったエア抜きが出来ないと、かなり大きな差を生むことになります。当社ではお客様の希望により、その加工を施しながら性能向上を提案できます。興味ある方は問い合わせください。

 しかしながら正規代理店ではないために、シリンダー、ピストンリングなどは交換ができません。オイルシールも純正は使えません。今回は中ぐり加工により、パッキン型のシールを使い、耐久性を向上しました。

 

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茂木、DE耐、NSF250R

 56デザインスポルトの助監督、ガレージアトラクティブの後田さんが参戦するDE耐の車両セットアップを手伝うため、大槻が茂木へサポート業務へ向かいました。最初からベストタイム近辺で走行を始められ、大槻の手伝いも有益だったようです。

 その翌日は、56デザインスポルトの本業を大槻がサポートしていました。内容は書けませんが、今年は対外的にそれほど目立った手伝いは行いませんが、下拵えには参加し、お皿に乗るころには姿を見せないのが一番良いのかもしれないと思います。

 私自身は現場でも自由に歩き回れる立場の為、筑波選手権ではコース外からライダーを観察し、大槻へ報告すれば効率よくセットアップを進められます。今年はそのような方針で動き回っています。

 

 

課題

 FGのFFX31をR25用に仕立てるべく、仕様変更を繰り返しています。

 いつもと違いダンパー単体でチームに預け、その反応から仕様変更を施します。先日行われた菅生でのテストで、かなり感触が良かったらしく、細部を仕上げるために今回もまたシム組みの変更を致します。

 旧来のシングルチューブFQTがハイレベルの仕上がりらしく、それを上回る性能を得るのはなかなか大変です。あきらめずに一歩ずつ上を目指し、菅生までには他と比較して少しでも差を持てるようにしたいと思います。

 

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ヤスリ

 今日は松戸のレース関連ショップへお邪魔した帰りに、機械工具を売るお店に顔を出しました。北小金の6号沿いにある「タグチ」さんです。

 大槻にはたまに寄ってもらっていたのですが、私自身が訪ねたのは数年ぶりです。その中で店主のおじさんが見てきた職人さんの話を伺い、とてもためになったのと同時に、現代のなんでも簡単に事を進める社会システムに改めて疑問を感じました。

 効率を求めることは大切ですが、余裕と言う無駄を省きすぎて、なんだか空しい気もします。

 そんな中、昔から愛用しているヤスリを買い求めました。ヤスリは昔から壺印が良品の印らしく、私どもが使うのは「壺宮」でお馴染み宮中ヤスリ製作所の製品です。同じヤスリでも、良品と安物とでは耐久性と削れ具合が全く違います。

 安価で早いだけの仕事を追い求めず、高くてもそれ以上の価値がある仕事を、お客様に認知してもらえるように、これからも努力致します。

 

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VFR800F、シート高40下げ

 ドリーム店様から、VFR800Fの車高を下げる仕事を依頼頂きました。

 シート高を40mm下げたいとの希望に応じるため、早速仕事に掛かりました。フロントはストッパリングの位置を変え、伸び切を低くしてフォークを40mm短く仕立てました。車体取り付け時に36mm程度下がります。

 リアは車高で42mm、前後併せてシート高を下げました

 純正状態の車体はダンパーが動かない印象でした。私好みを書き添えますと、フロントフォークのスプリングカラーを10mm切ってイニシャルを抜き、そこから2回転アジャスターでイニシャルを掛けます。伸びのダンパーはほぼ最弱(最強から2回転戻し)辺り。 

 リアはイニシャルを最弱のまま、伸び減衰のダイアルを最強から1と1/2回転抜き位が前後バランスのとれた、良さそうな動きを見せました。リアのイニシャル量は、ダンパーを外して加工すれば、純正より抜くことも可能です。

 自社開発のSGIVで車高を変えられます。NSR250用に開発したのですが、寸法を仕立て直せば使用可能でした。車高を±で変更できるようになります。足つき性の向上から、スポーツ走行へ向けた変更まで、用途はお客様の要望に沿って製作可能です。

 価格は送料・税別で¥36,000~54,000です。

 

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