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SACRED GROUND STAFF BLOG

お客様に育てて頂く。CB1000R

 昨年、CB1000Rの依頼を頂き2度にわたり改造を行いました。

 それを題材にしたブログや動画をご覧下さった方から問い合わせがあり、受注につながりました。前回と同様に私が考える方向性で好きなダンパーを選ばせてもらえるので、新たな挑戦となりそうです。

 最近感じるのは、いくら良い品質を提供できる自信があろうとも、お客様がいなければどうにもならないし、依頼内容を宣伝し新たな依頼があるのは大元の客様のお陰です。仕事をもらえるだけでなく、それが先の仕事につながる意味でも感謝しかありません。

 

 

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MT-01に初乗り

 無料オーバーホールキャンペーンで選んだのはヤマハのMT-01でした。

 この車両を選んだ理由はただの一点、エンジンのストローク量にあります。これまでの経験からボア・ストローク比が私にはかなり重要です。

 ハーレーの883RやSRV250がかなりお気に入りです。自分の乗るBT1100はショートストロークなので、この点が好きではありませんが、3500回転までの回転上昇感は好ましく感じています。

 MT-01のエンジン特性にはかなり大きな期待を抱き、試乗に臨みました。正直驚きましたが、回転上昇を楽しむ前に車速が伸びてしまい、味わうどころではありません。正直1600ccの排気量を舐めていました。1100ccのBTとは大違いです。BTは100Km/hまで割と時間がかかります。しかしMT-01はあっという間です。気をつけて乗らなければ、おまわりさんに怒られそうです。

 車体はといえば、足付きもよく足元は絞り込まれているので思いの外、乗りやすいと思いました。ただエンジンなどの大きさによるのかシートとハンドルが遠く思います。ステップの位置は割とスポーツ性を感じます。

 リアショックがオーリンズになっているので、何とも言えませんがフロントフォークのスプリングが柔らかいのが気になりました。スプリングが柔いのでフロントフォークに動きがなく、前軸の妙なスポーツ性が演出されています。こうなるアクセルを開けて駆動力を強く感じながら曲がる感覚を得られません。せっかくの車格とエンジントルクが勿体ない。

 今回は無料オーバーホールのため、仕様変更は行いませんがセッティングで少しでも改善できれば、前述の怒号のトルクとリアにかかるトラクションを感じられるようになれば良いと考えています。今から楽しみです。

 

 

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DR-Z400SMの試乗

 先週の土曜日は好天に恵まれ、DR-Z400SMの試乗を行いました。

 走り出す前にタイアの空気圧と前後ショックの簡単な調整を終わらせ、早速走り出しました。

 最初は前後のバランスが合っておらず、楽しくありませんでしたがリアショックのプリロードが良いポイントに嵌ってからは、かなり心地よい走りをしました。
 やはり心地よい走りの基本には全体的な帳尻合わせ、つまり角の無いバランスの良さが大切だと痛感します。

 前後ショックのバランスの良さとは、言葉通りであれば前と後ろの均衡であり、それに加え大切なのはその車両に求められる動き方か?と言った視点です。
 良い動き方をしてもDRZにCBR1000RRの前後ショックのような動き方は求められません。これが車体が求める動きかどうか?の意味です。この試乗記は動画にまとめる予定です。
 その前に、前後ショックの改良点を細かく説明した動画をすでに撮影してありますので、編集を終えたらアップいたしますので、よろしければご覧ください。

 

 

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コロナ対策で向上するか?

 土曜日の夜、事務所の模様替えを終えました。

 ダンパー内部を分解作業する第一工場、入荷した部品の検品、入力、車体の作業を行う第二工場それに事務所です。

 最大同時に3人まで作業可能ですが、現在の当社は通常二人、アルバイトが入って最大4人までであり、アルバイトの二人は違う時間帯に出勤なので問題は起こりません。濃厚接触を避け会社が止まる事を忌避した結果です。

 これはしかしかなり面白ことになりそうです。昨年から休憩なしの6時間勤務に加え、プレミアムフライデーを実施したいと考えていましたが、なかなか業況が許しませんでした。ですが昨今の社会情勢がそれを強要するおかげで(嫌な言葉ですが外圧によって)実現できそうです。

 日中の連絡は全て私が対応し、回収納品は一切行わずに発送に任せます。直接お越しくださるお客様には、開いた環境でマスクを着用し対応します。

 そんな中、事務所にPC業務の場所を設置しました。今後は動画撮影もここで行います。モニターの増設でデュアルディスプレイ化を進め、時間短縮を一層進めます。
 これは作業員用の作業台においても同様です。

 当社のような小規模事業者は、資本設備の金額はごく少額です。大企業は一人当たりの設備投資が1億円を超えるような状況で、当社は精精200〜300万円程度です。しかしPCに関しては4人の作業員に対し6台あり、タブレットは3台あります。

 これは大きなメリットです。スマートフォンやタブレットは使われる側のデヴァイスであり、PCは生産のための設備と言えます。ですから巨額の投資をして大きな機械を購入するよりも、PCによる電子化が効率的との判断です。サスペンション業界の異端児になるべく、とことん尖った事を追求してゆきます。

 

 

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明日は試乗、日曜日は・・・

 明日は待ちに待ったDR-Z400SMの試乗を行います。CBR1000RRもオーバーホールと仕様変更を終え、走ります。

 二台とも前後ショックを組みなおしています。特にDRZのフロントは期待が大きいのですが、それは加圧のシステムをスプリングからガスへと変更したため調整ができるようになり、好みの乗り味を作りやすくセッティングが容易になっているからです。

  当社はなぜかCBR1000RRの車体ごとの依頼はほとんどなく、事更に仕様変更は数が少ないので楽しみです。フロントフォークの伸び減衰は苦心してシムを組んだのでそこが見所です。

 この二台の試乗を終えたら、明日は細やかな動画での解説とブログを書こうと思います。

 

 日曜日は週明けの社内リストラクチャーへ向け、PCの配置転換などを進めます。実務はせずに動画撮影と編集を主な業務とします。
 何か御用の方は対応いたしますので、連絡ください。

 

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コロナ対策でリストラクチャー

 昨今はコロナコロナで大騒ぎな状況ですが、当社もその流れにのり、社内の動き方を変える事としました。

 主たる目的は濃厚接触を避けるべく、従業員同士が同じ場所に留まらないようにするためです。これまでの8時間労働から、休憩なしの6時間勤務へと変更します。以前から試してみたいと考えていた手法です。

 世の中働き方改革だとか、効率(生産性)の向上と言われますが、そこで一番大切なのは利益額です。粗利が大きければ、短時間で大きな利益(お金)が手中にできます。一件で1万の利益ならば3件こなさなければならないのに、同じ仕事で一件3万円なら、労力は1/3となり、労せず早く帰れます。

 そのために重要なのは、利益を高めたサービスをどのようにお客様に理解し納得頂き、喜んで買っていただけるかです。現在の当社はそれを技術力=仕上がりの良さ、乗って楽しくなる。をコンセプトにしています。しかし、それだけでは本当の満足にはほど遠いのではないかと考え、多くの手法を企てています。

 ロレックスはアメリカ市場において、広告費を年間100億円以上投資しているそうです。対して日本の時計メーカーは20億円前後と数年前のデータにあります。
 自社のブランディングのために俗にいうブランド料を取っている訳ですが、トップブランドはそれに見合った投資を進めているのです。

 当社の作業工賃が他社比較で高いか安いかは、お客様の判断に委ねるとして、私どもが考えるのは高い価格を頂き、それに見合った再投資を行い、セイクレッドグランドに発注する自尊心を持っていただけるような、そう言った会社になりたいと考えております。

 そのために常に探究と模索を続けて参ります。

新たな改造、発展

 DR-Z400SMのフロントフォークはかなり手の込んだ作りです。

これはスプリング加圧と呼ばれる、20年近く前ではかなり先進的な作りのフロントフォークでした。初代は1990年代中盤のスズキのモトクロッサーRMの正立フォークからだったと記憶しています。

 なぜ加圧するのかといえば、簡単に表せば圧力が高いとオイルは限界が高くなるからです。密閉された空間で気体を排除しさらに加圧すれば効果は高くなります。これはリアショック では当たり前の機構ですが、フロントフォークでは一部のレース用のみの特別な仕組みでした。
 しかし徐々に市販車へも使われるようになり、現代ではGSX-R1000やZX-10Rのフロントフォークにも用いられています。

 ですが、話題にしているフロントフォークは加圧はされますが、気体の排除ができないという致命的な欠陥を抱えています。今回の技術的ブレイクスルーはそれを課題としました。
 つまりはいつも執着している、エア抜きを機械で完璧にできるようにしたのです。

 この技術を現実にするためには別の問題も解消しなければなりません。それは加圧する手法をバネからスプリングに移行することです。こうしなければならない理由はいくつかありますが、それは一般の方に説明しても意味をなさないので、ここでは申し上げません。

 各種加工を終えて組み立て作業を始めると、また新たな問題が発生します。考えていなかった問題が起こり、それを解消するため更に機械加工を施し、組み立て作業の手順も開発しました。
 新しい挑戦をすると多くの事がわかります。失敗からも着想を得てまさに瓢箪から駒と申しますか、失敗は成功の糧とはまさしくと言ったところです。

 このDRZについては、動画で詳しく話をするつもりなので、少々お待ちください。

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アルマイトが仕上がりました。

 改造を進めているDR-Z400SMの前後ショックをアルマイトに出していましたが、本日仕上がってきました。

 フロントフォークは外観を変えるとともに、傷んだ内壁を補修する意味もあり施工しました。

 リアショックは生材なので、摩耗を抑えるとともに動きも良くなるので、やはり作業を行うことにしました。鋳物にアルマイトはそれほど良い色味になりませんが、艶のある黒ではありませんが紫色に近い色味は悪くありません。

 今週中に前後ショックが完成し、試乗を行います。完成したら外観を載せますので、期待してお待ちください。

 

 

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今日の試乗

 本日はVFR400RのNC30とCBR1000RR・SC59の試乗を行いました。

 VFRは動画でも話したフロントフォークの動きが問題ないかの確認と、簡単なリセッティングを行いました。

 

 近日、試乗記を動画にしようと思います。しかし久しぶりに400レプリカに乗りましたが、なかなか楽しかったです。165cmの私でも少し小さく感じるくらいの車格と、程よく遅いエンジンは街乗りや峠道では十分な力を発揮し、大型バイクとは違った充実感があります。

 直後に乗り換えたCBR1000RRは400からだと大柄に感じ、エンジンもトルクフルでツーリングバイクかと思いました。こちらは前後ショックのオーバーホールと仕様変更の依頼で今週から来週にかけて仕上げる予定です。

 この辺りはまた詳細をブログと動画で話そうと思いますので、もう少しお待ちください。

 

 

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Adobeは難しい

 昨日撮影したVFR400Rのフロントフォーク関する動画を編集していました。

 

 お客様から乗り味をどうにかして欲しいと訴えがあり、確認しました。詳細は動画に譲るとして、原因はフロントフォークの油面が高過ぎて、ストロークが奥まで行かずに途中で止まってしまう、恐ろしい症状でした。

 この問題はオーバーホールのついでに油面をメーカー指定値にするだけで解消しました。なぜこんな状態になってしまったのかは、ある程度推察できます。基準作業を知らない方が、スプリングやカラーは有りか無しか?測定方法を知らなかったのだと思います。またはインナーチューブを一番引っ張り上げた状態でオイルを測ったとか。

 断言できるのは、言い訳できないひどい状態だったということです。私自身も気をつけなければなりません。どこで似たような作業をしているか、常に自省が必要です。

 今日の編集は字幕をなるべく入れることで、ご覧の方の理解を容易にし、楽しめる要素を増やしたつもりです。今後ももっと笑えるような要素を増やして行きたいと考えております。さらにサムネイルと言いますでしょうか、表題の部分はフォトショップで作りました。難しい作業では有りませんが、こちらも少しづつできる作業領域を増やして、より高度な仕上がりを目指しています・・・でもそんなの目指してどうすんの?と自問してみたり。
 サスペンションの仕事ですから、あまりこれを頑張り過ぎてもよくないような気もします。

 動画内のロゴはステッカーを作った際に、データをもらいそれをイラストレーターで小加工を施して使っています。

 プレミアプロ 、イラストレーター、フォトショップ。Adobeのクリエイティブクラウド使いまくりです。

 

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