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SACRED GROUND STAFF BLOG

日々の仕事

 通常業務で多いのは、何と言ってもオイル漏れの修理です。

 中古車販売店様から売れた車両の補修や、長期間の使用で漏れたなどが大半の理由です。車種はスーパーフォア系が圧倒的に多く、オーリンズを含めツインショックは全体の半数を占めます。そのほか、フロントフォークや車体預かりの改造など、珍しい物では機械による部品製作のみなどもあります。

 

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ドゥカティのステアリングダンパー

 1098のステアリングダンパーを依頼頂き、メンテナンスを行いました。

 分解は少々手がかかる程度ですが、ステダンの組み立て時に問題となる体積変化を、新造した部品と組み立て方法により、上手に逃がせました。新品価格は分かりませんが、ロッドがそのまま使用できれば、税抜き¥32,000(初回のみ)です。二回目以降は部品製作の費用が掛からないので、¥20,000程度で終わります。

 

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イタリアには行ってないけれど

 イタリアの友人から、夏のヴァカンス写真が送られてきました。

 アブルッツォという地方にトレッキングへ行き、ランペドゥーザと呼ばれる島で泳いだそうです。イタリアへの憧れは募るばかりです。しかし、私の場合は海や山のような自然には興味がなく、イタリアで過ごす時間、それだけで十分に価値があります。イタリア語が日常的に聞けるのは楽しいし、お店などで分からない事を質問したり、イタリア人ではない東ヨーロッパやアジアの人たちとイタリア語を通して会話するのは、なかなか刺激的です。

 今年はFGを尋ねに11月辺り、ボローニャへ行きたいと考えています。その時には、ローマとヴェネツィアに住む友人たちにも会いたいと考えています。

 イタリア国内の移動は徒歩か電車なのですが、次のイタリア旅行ではボローニャからパードヴァへ向かう途中の、モンセリーチェという小さな町に泊まってみたいと思っています。初めて通った時も11月でしたが、霧に包まれる駅は幻想的でした。須賀敦子さんの本で「ミラノ 霧の風景」と題されたものがあります。ミラノよりずっと南の街ですが、北イタリアへ向かうにつれその本を思い出します。

 

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フロントブレーキのメンテナンス

 CRMのフロントブレーキを全分解してみました。

 中古車を購入した際は、必ず行う作業がいくつかありますが、そのうちの一つが制動装置の整備です。

 マスターシリンダー、キャリパー、スライドピンなど交換可能な部品はなるべく変えています。分解し洗浄し組み立てると、当社では工賃だけで3~4万円いただきます。新しくて綺麗ならばそれほどは掛かりませんが、写真のような汚れがこびりついた品は、ブラシで洗ったのちに真鍮ブラシで擦り、そこから超音波洗浄機に掛けます。そして遅乾性のパーツクリーナで洗い流し、グリス等を用いて部品を組み立ててゆきます。

 ブレーキ関係の部品は、パッドは当然ですが、キャリパーもマスターも消耗品です。ピストンを変えてもシリンダー側は元に戻らないので、最終的には交換するしかありません。ですが、最高の性能にはならなくても整備を行い、なるべく性能を取り戻した部品には、なんとなく愛着を持つので、それもバイクに乗る楽しみの一つです。

 

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続、KR250のFG

 神戸のお客様から依頼のあった、カワサキ・KR250のFGが完成しました。

 この車両はリアサスペンションを通称「逆さ使い」するため、スプリングのセット方法が特別です。その部品製作のため、価格が跳ね上がります。定価税別(送料込みで)¥180,000としています。車両を預かれるならば、ホース連結のリザーブタンクを持つFQT11も製作可能です。 

 写真のダンパーで3本目となる為、細部の仕上げが無駄なく出来上がっています。レース使用などへも対応しますので、発注時に申しつけ下さい。

 

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KR250のFGも追加製作

 大量の部品製作を必要とするKR250のFGを、追加製作しています。

 ネジ切、溝切、アルミ、POM、ステンレスなど材料も加工種類も様々ですが、全て旋盤で可能なため、内製となります。

 

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CRMのフロントフォーク完成

 MD32のフロントフォークが改造を終えました。

 トップキャップを改造してダイアルを取り付け、伸び減衰の調整を可能にしています。スプリングカラーの先端につく樹脂の部品には、ノーマルのプラスティック製ピストンリングから、樹脂コーティングのピストンリングへと改良しました。

 前にも書きましたが、オイルロックピースからバンプラバーへ交換し、伸びピストンはFGへと変わっています。オイルは純正と同様に10番です。オイルシールとダストシールに大幅な加工を施し、かなり抵抗が減りました。数値化していないので、後ほど簡易的ですが測定してみます。

 

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GPX750R用のFGが完成

 お客様の依頼があり、カワサキ・GPX750RのFGを製作致しました。

 車高調整の無いFQEco11を基に、改造費用も含め税抜き¥129,000の価格で造れました。基本はGPZ900Rに準じますが、長さや内部設定を若干変更してあります。

 この製品は依頼があればいつでも製作可能なため、興味を持たれた方は連絡ください。 

 

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819の日に合わせ、キャンペーン

 八月十九日のバイクの日に合わせ、キャンペーンを催します。

 本日から8月末までのキャンペーンは「車両の状態把握」です。一言では分かりずらいのですが、当社までお越しいただき、現車確認を行ったうえで可能ならば試乗して、その分析をお客様に話ます。これを無料で行います。 

 ここから、オーバーホールや仕様変更、ダンパー購入を希望される方はそのまま話を進めますが、興味を持たれなかった方は、遠慮なく仰っていただければ結構です。

 お手元の車両が持つ基本特性、現状の動き、どこを変えられてどこを変えられないのか。そこに興味のある方は、ツーリング仲間とバイクの話をするつもりでお越し下されば幸いです。

 

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CRMのフロントフォーク改造中

 調整機構をほとんど持たない、CRM250AR・MD32のフロントフォークを改造しています。

 自由長を39mm短くし、伸びの調整ダイアルを追加し、ピストンはFGに交換しました。スプリングはそのままですが、イニシャル量を4mm多くしています。オイルは純正の10番から一般に倒立用と呼ばれる粘度に変更しています。

 完全なオーバーホールのため、消耗品も全交換しました。インナーチューブは少しの錆がありましたが、研磨で終わらせます。今後はトップキャップを自作して、イニシャルアジャスターを追加しよと思います。オフロード走行は一切しません。そこでオイルロックピースを廃し、バンプラバータイプにする事で、ストロークエンドの動きを自然にできました。

 カートリッジのインナーロッドは表面を研磨して、滑らかな作動を期待します。

 純正ベースでセットを詰め、ばね定数の変更なども視野に入れ、その次はCRやCRFで使われる加圧型が手に入ればそれもテストしたいのですが、予算の都合もあり、それはまだ未定です。

 リアサスペンションはとりあえず純正ボディーを基に、圧減衰の調整ダイアル基部を製作してみたいです。寸法は手を入れやすい数字だったので、希望はあります。ロッドとピストンは自作し、ダンパーに車高調整を持たせるは簡単ですから、時間を造り製作します。

 純正の完全なノーマルとの比較です。スタンダードではばね定数の低さ、減衰の不足により動きの大きさが目立ちました。イニシャルの増量は動き出しを悪くしますが、適度な(スプリングの)張りは体感で滑らかさを演出します。純正の柔らかいばねの使い方に対しても不足していると感じた減衰は、大幅に増量しました。サスペンションの滑らかさを、人はどう感じているのか考えたことがあります。答えは「中間」です。動きが早くても遅くても(個人的には軽い重いと表現しています)滑らかには感じません。大幅に省きますが、煎じて動いている時にだけ滑らかさを感じているようです。従って動き出す瞬間から、止まる瞬間までの程良い抵抗感を(人間も車両も)欲しているのだと思います。そこを常に考えダンパーの動きを造り込みます。

 上記の造り込みが終わり次第、車両との相性をなじませる「パッケージング」を始められます。その前に、前後タイア交換、ステムベアリング交換、リアサスの改造、リンクとピボットのメンテナンスが待っています。部品は全て揃っているので、今週中に作業予定です。それに合わせ今度の土曜19日には、茂原ツインサーキットでCRF450のテスト走行も控えています。そちらは56デザインスポルト関連の行事です。また、事前に詳細を報告致します。

 

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