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SACRED GROUND STAFF BLOG

現場で見る

 56レーシングの茂原合同練習で、サスペンションセッティングを考えました。

 走る車両のタイアを眺め、その動きからダンパーセッティングを探り、実際に変更しました。見て感じた問題点と、ライダーからの情報が合致したので、私の思うままに動きを変え、ライダーから帰ってきた情報を基に次の変更点をまとめました。昨年からサーキットの現場に行く機会も減り、セットをいじる事も少なかったのですが、今回はレースへ向けた練習でなく基礎を見つめ直す練習のため、大きく変えて試せたため、ライダーにも私にも良い経験になりました。

 サスペンションセッティング、ダンパーセッティングなどと言われますが、これは行う作業を表現した言葉であり、本質は違います。サスペンションセッティングにおいて、何を変えたいのか?その変わった物が本当にセッティングの対象です。私の中で最近やっとまとまってきました。

 

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重量配分を考える

 昨日、アテンザに試乗する機会を得て、また色々考えました。

 茂原へは318Ciで向かいました。帰りは埜口遥希君の廃タイヤを処理するため、リア周りに14本積み帰路を行きました。当然リアの重量が増え、その重さは40~50Kgと想定します。ガソリンはほぼ満タンです。この状態で非常に好ましいハンドリングを得ることが出来ました。911に通じる、リアはどっしりして、舵は軽く、ハンドルを入れて行けばフロントが軽く向きを変える。このようなハンドリングのバイクもありますが、それは私の好みではありません。それが車となると、とても好きは動きです。

 近いうちにBMWのダンパーをオーバーホールするつもりなので、その際、減衰と車高を変え、今回の動きに近づけるようにしてみます。

  

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マツダ、アテンザに試乗

 昨日は56レーシングの手伝いで茂原ツインサーキットへ行き、合同合宿でのサスペンションセッティングを施しました。

 ティーム員で立ち上げからずっと手伝いをする方が、マツダ・アテンザを購入したので、写真を撮らせてもらったところ、「乗ってきますか」と提案下さり、喜び勇んで試乗へ向かいました。

 車の寸法は最近試乗を重ねるミドルクラスの全長5000mm、全幅1800mm 前項1500mm前後の車です。大切なホイールベースはワゴンで2750mm、セダンで2830mmでした。

 室内の質感はとても高く、ダッシュボードは合皮だと思いますが、革でフェッラーリの様です。現行車らしく各部の操作系が流麗で気分が盛り上がります。ギアの入りも良く、アクセルの操作に対して現実的な反応を示し、クラッチ操作に神経を使わず、放してゆけばスッと車が出発します。ブレーキを踏み込んだ時の反応も無効ストロークが大きすぎず、扱いやすいものでした。

 少し速度を上げてから強めのブレーキを掛けましたが、ピッチングは適度で穏やか、ブレーキの効きも十分。エンジンがジーゼルのこの車両でこのピッチングの仕方は、前後ダンパーが上手くまとめられていると感じます。

 直進状態から舵をゆっくり入れていった際に、右と左で反応が違います。右の方が機敏で、左の方が緩慢です。これは以前乗ったC-HRも同様な感触でした。ホンダのレジェンド、アコードにはこの動きは見られません。FF車の宿命で、ドライブシャフトやハンドル操作系の左右長が違うために起こる動きなのかもしれませんが、ホンダ車では感じなかったため、ブッシュなども含めて何かなのだと思いますが、私にはそこまで判断できませんでした。

 FF車で致命的だと感じる点は、ブレーキからコーナーへ入る瞬間のフロントノーズの動きの悪さです。レジェンドでもその悪癖は良く分かりましたが、アテンザは素晴らしく上手に抑え込んでいます。重くて大きい物体(エンジン)があるのに、ゆったりと穏やかに鼻先が動きます。普通はダンパーやバネ系を硬めてゆけば、ギャップを走破する際に大きな衝撃を伴いますが、その場面でも問題なく、違和感なく走破するので、ゆったり動かす場面と、ギャップなどストロークスピードが速い場面での減衰を上手に演出できています。リア周りの重量配分もかなり考えられているはずです。パッケージで車を見て、まとめる手法が長けていなければ、これは出来ない事です。マツダはとてもまとめ上手だと思いました。

 ホイールは19インチの型で、走行時にその重さを感じます。しかし、その重さのお陰でタイアが路面をとらえる感触を、強く感じ取れます。一般にバイクや車は軽い方が良いという定説がありますが、私は全てにおいて賛同できません。「動く(動き出す、再加速)」、「止まる」、「向きを変える」においては軽量な方が有利です。反面、「ゆったり」、「落ち着いた」、「サスペンションセッティング」においては重い方が有利です。この問題は多くの前提条件があり、一つ一つに反論は有ろうと思いますが、煎じていえば「軽量な方が絶対の正義」ではないという事です。

 とても上手にまとまっていますが、悪癖を誤魔化すための手法であり、私自身が感じるFF車の問題点を消し去っているわけではありません。マツダが求める上質はFRにあると思います。

 試乗したマツダ・アテンザは新車の乗り出しが400万円前後だそうです。この価格で、外観、内装、走りを考えるととてもお買い得な車です。正直、昨年まで一番欲しい車でした。外観のまとめ方が、欧州車を含めかなり上位に入ると感じています。BMWやメルセデスと比較しても引けを取らないどころか、優位だと確信しています。アテンザの外観から想像される走りの質感と、運転席に座った際の質感は期待通りでした。マツダには是非FRで600~800万円クラスの、本当の高級車を造って欲しいと思いました。

 

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今日は茂原、工場は通常営業

 本日は、56レーシングの手伝いで茂原サーキットへ行ってきます。

 工場は第二チーフの矢作が仕切り、岡村も出勤し通常営業です。御用の方はいつでも連絡ください。

 

ミニバイクライダー、河合ちゃん

 河合ちゃんの愛称で親しまれているミニバイクライダーの河合さんが、オーリンズのTTxを仕様変更に持って来てくれました。

 先週オーバーホールを行い仕様変更を施し、茂原ツインサーキットでテストを行ってもらい、問題点が見つかり改善のため再入庫です。全バラはせずに伸び圧のシムだけ組み替え、車体に取り付けました。実車があればそこで押して確認できるので助かります。組み直した仕様はかなり感触が良かったので、期待できます。

 しかし、自分が考えている以上に大きな差が出て、正直驚きました。小変更のつもりが全く違った動きとなって現れたのは、良い学習となりました。

 

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箸休めブログ、音楽

 子供のころから音楽が好きでした。

 家族で出かける車の中は、加山雄三さん、松田聖子さんだったのを記憶しています。それ以外はルパン三世のテープを聴きまくっていました。小学3年の頃はサザンオールスターズが一番のお気に入り。5~6年生の頃は確かマイケル・ジャクソンも聴きました。

 中学に入るとロックを聴き始め、兄の影響でZZトップやエアロスミス、ボンジョヴィ、ガンズとながれそこから更に煩いメタリカ、パンテラ、北欧のメロデス、アニソン、クラシックを聴くようになり、二十歳を過ぎるとジャズを聴き始めました。王道路線でマイルス・デイヴィスさん、ビル・エヴァンズさんを筆頭に、今でも好きなサックスプレイヤーはロニー・ロウズさんです。YouTubeでRonnieLawsのAlwaysThereと検索すれば見つかります。RonnieLawsのBrotherfoodという曲はCDを買ってから20年近く経つ今でも、私にとっては最高の一曲です。そういえば、B'zも数年後に同名のアルバムを出していますね。

 ギターを始めた中学3年以降は、スティーブ・モーズさん、エリック・ジョンソンさん、ジョー・サトリアーニさんが今でも好き聴いています。MR・BIGも良く聴いたと思いだします。これまでにCDは多分2千枚近く買いました。

 三十を過ぎると演歌も良いなと感じ、坂本冬美さんもCDラックの一角を占めています。

 ここ一月位はジェフ・スコット・ソートさんを毎日聴いています。イングヴェイ・マルムスティーンさんと一緒の頃は耳にした事がありませんでしたが、最近の作品はかなり好みです。ジェフ・スコット・ソートさんはジャーニーなどが好きだったそうなので、ポップな素性がりロックな中にも明るさがあり、ドライブで聴くにはご機嫌な音楽だと思います。

 機会があれば、次はイタリアの音楽の話をします。

 

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気付くかどうかは、感受性

 昔から父に「感受性の鈍い奴は駄目だ」と言われ続けています。

 いまオーリンズのTTxを改造する仕事を進めていますが、リザーブタンクの内壁がこれまでと違った仕上がりだと気付きました。最初は何故だか分かりませんでしたが、じっくり観察し仕上げ方法が見えてきたので、変更の意味も分かってきました。

 

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CB1300SF・SC54について

 今朝、お客様からご自身の乗るCB1300SFについて書かれた内容のメールを頂きました。

 約一年ほど前に依頼を頂き、フロントフォークを当社独自のSGCFと呼ぶ右フォークを伸び、左フォークを圧の調整に改造しました。リアにはFGを取り付け、スウィングアームのピボットベアリングの交換も含め、車両全体をメンテナンスしました。話を聞き、タイアの減り方を見る限り、かなり走れてバイクを理解されている方だと察し、これならとことん改良を施せば絶対に楽しんでもらえると自身があったため、そのプランで話しが進み、一月ほどで納車しました。

 巷間ではCB1300SF・SC54は万人向けで面白くないなど様々ですが、私の評価は全く違っていました。国内、国外の車両を問わずバイクや車をつまらない乗り物にしている大半の原因は、サスペンションにあると考えています。CB1300SFもフロントの足りない部分を補い、リアサスをFGのFSM11かオーリンズのグランドツインに交換すれば、相当なレベルのスポーツバイクへ生まれ変われます。もちろん車重は重いのですが、それも捉え方・考え方次第で味方にできます。競技などを考えずに「楽しく乗れるのか?」に焦点を絞れば、十分に遊べる車両です。

 今回、お客様のメールに書かれていた評価で、一番うれしく感じるのは「サスの懐の深さ」との文言です。タイアにより変わったバランスを、調整次第で最良の状態へ持って行けるその幅の広さを感じてもらえ、望外の喜びです。しかし、お客様の調整能力も卓越した部類だと思います。

 私が目指しているのは、乗ってすぐに「この車両は凄い!細かい事は分からないが、とにかく楽しい」と思って頂ける車両造りです。乗って直ぐには分からなくても、晴れの日、雨の日、街乗り、ツーリング、人によってはサーキットでのスポーツ走行など、多くの状況を経験し少しづつバイクへの理解を深め、数年先に待っているオーバーホールでお客様から要望を反映し再調整、そこからまた高度なバランスと高い質感を持ったサスペンションに仕上げる。そして10年も経つ頃には、とんでもない車両に仕上がっている。こういうのを目標にしています。

 今回のCBでは総額で40万円の仕事でした。例えばカートリッジの無いゼファー1100などは50万円以上かかります。しかし、自分のバイクをもっと楽しく走れるようにしたいと考えている方や、外観は変わらなくても中味を良くしたいと考える方はに、当社で改造するのが最良の選択になるはずです。

 このブログをもってメールを下さったお客様への返答にするつもりです。お客様のメールの最後に「ブログはほぼ毎日よんでいます」とあるためです。これもまた嬉しい一文でした。

 

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グーグル検索の探求

 今年に入ってからはネット検索でどのように当社のHPをヒットさせるか探求しています。

 今のところは特定の検索ワードのみで上位を占めていますが、写真で分かる通り広告を含め一ページ目の上位3~4件は全て当社です。一度始めると面白くなるので、毎日多くの語句を試したり、かなりトリッキーな語句を入れたりしながら、様子をうかがっています。サスペンションと同じく、一度始めると奥が深くて面白いと思います。

 

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トミカ博、商売、息抜きブログ

 先週の日曜日は久しぶりに完全休業とし、息子のためにトミカ博へ行きました。

 イタリア語が好きな私は、息子に「パシフィコ横浜」ではなく「パスィフィーコ、ヨコアーマ」と教えたところ、頑張って繰り返していました。昨年、同じ会場で開かれた催しを見に来た時と、今回のトミカ博は大きく違いました。年齢層が違うのは当たり前ですが、トミカ博は極めて安っぽい印象です。しかし会場の喜ぶ子供を見ると、正しく目線が違うのが分かります。私は会場の高い部分にも目を配りますが、子供らは下しか見ません。そのため、会場を仕切る高さ2メートル程度のパーテーションよりも上は、装飾が一切ありません。

 内容も遊べる個所は少しあるものの、別にお金が掛かったり、物販コーナーが大きく割いてあったり、また限定品があるなど、博というよりは物販会と呼ぶ方がより正確です。しかし、子供が喜べば親も来る。安っぽくても子供が喜び、トミカは大きな利益を上げる。必要な所に必要なだけ力を注ぎ、十分な利益を得る手法に、良い所は学ぼうと思いを新たにしました。

 会社のトランポがキャラバンのためか、我が家の愚息もキャラバンなどの働く車が大好きです。スポーツカーには目もくれず、トラック、クレーンにブルドーザーといった感じです。

 蛇足ですが、ある三十代前半とみられる夫婦が買い物中、お父さんが子供を出汁にミニカーを買おうとしている姿を認めました。喜んでいるのは子供だけではないようです。

 

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